こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

寒い日が続いていますよね。
寒すぎて夜眠るのも、朝起きるのもなかなかに辛いもんです。

暖房つけても寒いのはなぜなのでしょうね。
壁が薄いのかもしれません…。
隙間風が酷いのかもしれません…。

あとで僕の家の築年数は調べておきます。

結局のところ、寒い日のお供は、
暖房でもホットカーペットでもなく布団だと思うのです。
特に羽毛布団。

というわけで今回は「羽毛布団のあれこれ」についてまとめていきたいと思います。


1.     羽毛布団の種類
2.     羽毛布団の選び方
3.     有名な羽毛布団メーカー



 

■羽毛布団の種類
そもそも羽毛布団と一言でいっても色々と種類があるのはご存知でしょうか。
なんやかんやでオールシーズン使い分けることができる羽毛布団の種類についてまとめてみます。

まずは羽毛合掛け布団です。
いわゆる羽毛布団と比べて羽毛の量が少ない掛け布団です。

羽毛が少ないことで暖かくないじゃないかと思うかもしれませんが、
逆に熱がこもりにくいというメリットがあり湿気の多い夏場でも使用することが出来ます。
とはいえ羽毛布団ではあるので適度な暖かさもあり、
春夏秋とほぼシーズン通して活躍できるでしょう。

次に羽毛肌掛け布団です。
これはさらに羽毛の量を少なくした羽毛布団です。

いやいやもはや羽毛布団でもないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、
羽毛合掛け布団よりも熱がこもりにくく逃がしやすくなっているので、
毛布代わりに肌寒い春秋で使用できます。
もちろん夏場でも十分掛け布団として使えるわけです。

そしていわゆる冬用の羽毛布団です。
立派な羽毛布団であればあるほど使用すれば分かりますが暖かいです。
寒い時期に特化して開発された羽毛布団といえるでしょう。

最後に良いとこ取りの2枚合わせ羽毛布団です。
羽毛の量が少なめの羽毛合掛け布団とさらに少ない羽毛肌掛け布団の2つで1組セットの布団です。

それぞれのメリットを活かして微妙な温度湿度に合わせて、
どちらか一方だけを使用することもできますし、
2枚重ねで真冬の寒さに対応することもできるまさにオールシーズン合わせやすい羽毛布団です。



  

■羽毛布団の選び方
では羽毛布団はどうやって選べばいいのでしょうか。
大きく分けて3つあります。

まず羽毛の種類についてです。

一言で羽毛と言っても種類があります。
アヒルの羽毛であるダックは膨らみやすく被り心地が良くそれでいて安価ですし、
より長い間飼育されたアヒルの羽毛であるマザーダックは、
羽がしっかりしているのでよりボリューミーで重たくないのが特徴です。

またアヒルではなくガチョウの羽を使用したグースは、
ダックやマザーダックといったアヒルの羽毛の上位互換ともいえる羽毛です。
ボリュームさはより高いのにもかかわらずアヒルの羽毛よりも軽量でより高品質です。
その高品質さゆえに値段も高くなりがちです。

もちろんグースの上にはマザーグースがあります。
いわゆる高級羽毛と呼ばれている一品です。

またダウンパワーやダウン比率も大事です。

ダウンパワーとは縮んだ状態から元に戻る際の強さのことです。
数値が高いほどよりふんわり感が増すので心地良さや満足感も高まることでしょう。

そしてダウン比率ですが、羽毛にもダウンとフェザーと2種類あります。
簡単にいえばダウンの方がより上質なわけですが、
このダウン比率が高い方が当然ながらより快適な就寝が期待できるでしょう。

最後に側生地や手入れについてですね。

結局のところ肌に触れる側生地の心地良さは重要ですよね。
肌触りに直結する素材にも色々と種類がありますが、
吸湿性や手入れのことも考えると綿製のものが良いでしょう。

手入れの事を考えるなら忘れてはならないのが洗濯できるかどうかです。

羽毛自体は耐水性に優れているため洗濯可能だったりしますが、
羽毛を覆う生地によっては加工具合にもよって洗濯が困難な場合もあります。
気になる人はしっかりとチェックしておくべきでしょう。



  

■有名な羽毛布団メーカー
最後に簡単にですが有名な羽毛布団メーカーについて少しまとめてみます。

まず外せないのは西川株式会社です。
なんと創業は1566年という驚きの老舗メーカーです。

2019年に東京西川、大阪西川、京都西川という3社が経営統合し今の西川株式会社となっています。
そのため統合前の会社名で記載されているものもあるかもしれません。
寝具業界では有名なので多くを語る必要は無いかと思いますが、
とても厳しい独自の品質基準を持っているそうです。

 西川公式オンラインショップ

次に紹介するのが同じ「西川」ですが今や別会社である昭和西川株式会社です。

どういうことかというと元々は西川甚五郎商店という、
先ほど紹介した西川株式会社の前身の会社で製造部門として設立し、
その後、商号を変更し今に至るというわけです。

そういった経緯があるため今の西川株式会社と同じノウハウを基盤に、
独自の研究を重ね、徹底的に品質にこだわっており、
それでいて価格も良心的というコストパフォーマンスの高いメーカーです。

 昭和西川株式会社

もちろん他にも良質な羽毛布団を作り出しているメーカーはたくさんあります。
1つの記事ではまとめきれないほどです。



 いかがだったでしょうか。

睡眠のお供ともいえる羽毛布団です。
正直なところ高価なものはとことん高価ですが、
生活において睡眠は欠かせないものですし健康面にも直結しやすい部分なので
こだわり抜いてみるのも良いかもしれませんね。