こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
2020年、特に目立つようになった歩きスマホ。
依存しているとは思いたくないけれどここ最近確かにスマホに目線を落としている自分によく気付きます。
遊びに行く時も通勤時間も家の外でも家の中でもスマホの画面とにらめっこ。
同じような毎日を過ごす中で、ふとスマホから目線を外して街並を見渡してみました。
どこかを目指しているのか、忙しそうにせっせと歩く人たちに混じって
何とも幸せそうな、あたかも初めから時間という概念が無かったかのように
悠々自適に過ごしている(少なくとも僕にはそう見える)人たちを見つけました。
彼らはどこへ向かって何をして、そしてどこへ帰っていくのか。
同じような毎日を過ごしていると思っているけれど、
本屋に並ぶありがちな自己啓発本に書いてあるように、もしかして本当に
環境は自分自身で変えていけるのではないか。
そう考えてみるのもありかもしれないと思えてしまったのです。
長々と駄文を書いていますが、ようやく本題です。
つまるところ、街を考えるということは
初めて実家を出て独り暮らしを始めようとする青年のようにどこか感傷的でそれでいて
期待に胸を膨らませるような高揚感を併せ持つものだと思います。
さて今回は「住みたい街(駅)ランキング上位に住みたい」
実際住むために切っても切れないのが家賃ですよね。
そんな家賃相場を比較しながら一緒に想像していきましょう。
以下は不動産検索サイト「SUUMO(スーモ)」が発表している
2019年の住みたい街(駅)ランキング関東版の上位10位を抜粋したものです。
1位 横浜(JR東海道本線)
2位 恵比寿(JR山手線)
3位 吉祥寺(JR中央線)
4位 大宮(JR京浜東北線)
5位 新宿(JR山手線)
6位 品川(JR山手線)
7位 目黒(JR山手線)
8位 浦和(JR京浜東北線)
9位 武蔵小杉(東急東横線)
10位 鎌倉(江ノ島電鉄線)
重要なのは「住みたい街(駅)」ということです。
関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の20歳~49歳の男女を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施した結果であり、決して今すでに住んでいるわけではなくこれから住んでみたい、住めたらいいなぁと、そこに住んでいる自分を想像してわくわくしている人たちが多い街(駅)の順番というわけです。
さあ3位から1位まで家賃相場を調べながら見ていくとしましょう。
第3位 吉祥寺
まずは第3位の吉祥寺。
街の中心部に並ぶ商業施設に駅前の商店街や飲み屋街、
そんな喧騒を離れ空気の澄んだ井の頭恩賜公園。
そんな吉祥寺に住んでみましょう。
吉祥寺駅の家賃相場(駅徒歩1~5分、新築)を調べてみたところ以下のとおりです。
ワンルーム | 1K | 1DK | 1LDK |
---|---|---|---|
8.8万円 | 9.6万円 | 10.9万円 | 13.1万円 |
第2位 恵比寿
続いて第2位の恵比寿はどうでしょう。
都内で圧倒的な利便性とオシャレな飲食店が立ち並び、それでいて落ち着いた雰囲気も兼ね備えています。
そんな恵比寿に住んでみましょう。
恵比寿駅の家賃相場(駅徒歩1~5分、新築)を調べてみたところ以下のとおりです。
ワンルーム | 1K | 1DK | 1LDK |
---|---|---|---|
11.2万円 | 12.8万円 | 15.7万円 | 20.5万円 |
第1位 横浜
住みたい街(駅)として堂々の1位に輝いているのは横浜。
国際貿易港として発展してきた魅力的な街並と観光スポットの多さ、そして東京都心の主要駅まで約30分ほどの距離にある交通の便の良さ。
そんな横浜に住んでみましょう。
横浜駅の家賃相場(駅徒歩1~5分、新築)を調べてみたところ以下のとおりです。
ワンルーム | 1K | 1DK | 1LDK |
---|---|---|---|
8.0万円 | 8.8万円 | 10.5万円 | 12.9万円 |
国税庁の民間給与実態調査によると日本の平均年収は約441万円だそうです。
それを踏まえて家賃相場から考えてみるといやはや確かに「住みたい街(駅)」というのも納得できるほど少し背伸びしている結果なのが現実です。
ですがあくまで相場での話。
結局のところどこに重きを置くかによって価値というのは変わっていきます。
環境を変えるため少しだけ背伸びして住みたい街に住んでみることも決して悪い話ではないわけです。
結果を決めるのは自分自身。
そんなことを考えながら今日も同じような毎日を過ごす中で、ふとスマホから目線を外して街並を見渡しては頭の中で呟いています。
「この街に住んでみたい。住んでみよう。家賃相場っていくらだろう。」