いざ引越しをするとなったら何をすればいいですか?

 パッと思いついたあなたは引越しする機会が多い熟練者かその手のプロでしょう。
どちらでもないならただの天才ですね。
もう不動産関連の道に進んだ方がいいでしょう。ぜひそうしましょう。

 こんにちは。ライターのねぎみじんです。

さてさて、ほとんどの方はそこまで引越しをすることも無いでしょうし、
いざ引越ししよう!と思った時には前の引越しのことなんて覚えてないですもんね。
少なくとも僕はそうです。そんな僕のために・・・いや僕のような方々のためにも今回は
「引越しをする時にやらなきゃいけないこと」を10個まとめてみました。

 賃貸物件から単身での引越しをすると想定した上で私情を乗せてお送りします。



1.引越し業者の見積もり、インターネット回線の手続き
さて「引越しをしよう!」となったらまずは引越し業者の見積もりです。
家具家電は新住所の方で揃える予定だったり、
そもそも荷物が少ないから自分で運ぶといった引越し業者を使わない方には
もちろん不要ですが、少しでも引越し業者を使う可能性があるなら
早い段階で見積もりだけでも取った方が良いでしょう。
1社だけじゃなく複数の業者を比較して
なるべくおトクになるように存分に吟味してやりましょう!

 もし新居でインターネット回線を新規で手配しようと考えている場合は、
引越し業者の見積もりと同じタイミングかもっと前から動き出した方が良いです。
インターネット回線は解約もそうですが、
特に開通に時間がかかる可能性があるので要注意です!

 2.賃貸契約の解約手続き
意外と気をつけておいた方が良いのは賃貸契約の解約申告のタイミングです。
契約書の予告期間を確認して、余裕を持って申請しましょう

 3.転出届、転居届の手続き
違う市区町村への引越しは転出届、同じ市区町村内の引越しは転居届を
役所へ提出する必要があります。
なかなか役所へ出向くタイミングを作るのも難しいと思うので早めに動き出しましょう。
ベストは引越しの2週間前までには終わらせておくことです。

 4.ライフラインの手続き
次に電気・ガス・水道の使用停止と新居での申込みの手続きです。
特に電気とガスは自由化が進んでることもあり
インターネットと同じように今や選び放題です。
新規で手配する場合は自分にとってどこが安いか
引越し業者の時みたいに調べつくしましょう!

 5.粗大ゴミ申請
新居に持っていかない捨てる家財がある場合、大きさや家電の種類によって
事前に役所へ申請の上、引き取ってもらう必要があります。
混み合う時期だと1ヵ月以上先になってしまうこともあるので、
間に合わなければ引っ越し先で粗大ゴミ申請しましょう!

6.ガス使用開始・停止の立会い
さて引越し当日です。
面倒くさいですがガスを利用開始・停止するのには立会いが必要なので
あくまでスマートに立ち会いましょう!

 7.引越し作業、鍵の返却
じっくり選んで信頼関係を築いたであろう引越し業者に全て任せて
(自分で運ぶ方はくれぐれもケガのないように慎重に)チャチャッと
引越し作業を終わらせて旧物件の貸主へ
「今までありがとうございました」と鍵を返却します。センチな気分になるなら今です。

 8.郵便局や宅配業者への転送手続き
忘れがちなのが郵便物の転送依頼ですね。
これをしておけば郵便物が旧住所へ届いてしまって郵便物が紛失したり
個人情報が漏えいしたりするのを防げます。
郵便局だけでなく、メール便や通販の転送手続きもお忘れなく。

 


9.転入届、転居届の手続き
違う市区町村への引越しは転入届、同じ市区町村内の引越しは転居届を
役所へ提出する必要があります。
引っ越してから2週間以内に済ませる必要があります。
どうせ待たされるんだから新住所を散歩するくらいの気持ちで
1日オフを作って出向いてやりましょう。

 10.マイナンバー、銀行、クレジットカード、携帯電話などの住所変更
地味に面倒くさいのが色んな契約の住所変更です。
マイナンバーは役所へ行く時に一緒にやるとしてその他の住所変更も忘れずに。
後になって困るのはあなたです。



いかがだったでしょうか。
面倒くさがりの僕もテンション上がってしまうほど面倒くさいことがテンコ盛りでした。
これはあくまでオーソドックスな場合です。家庭の状況によってはもっと面倒です。
 子供がいる家庭は子供にかかわる手続きが増えますし、
国民健康保険に加入してる場合の手続き、ペットの手続き、
不動産取引などを考えている方は印鑑登録の抹消と再登録が必要だったりします。


 引越しが好きな方も中にはいるみたいですが、
大半の方にとって引越し期間は大掛かりで大変な期間だと思います。
少しでも大変さが伝われば・・・そしてこれから引越しをする方が
少しでも楽に乗り越えられるようになれれば幸いです。