こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

今回は知人から聞いた「引越し時の失敗談」を2つ紹介します。
みなさんもこれを読んで同じ失敗を繰り返さないようにして頂けたら幸いです。


1. 黄昏のベランダにて
2. 引越し業者を頼んだら




 

黄昏のベランダにて

今や遊び人と化している友人の体験談です。

彼は都内での暮らしに夢を抱いて地方から上京してきました。
おそらくさぞかしキラキラしていたことでしょう。今では通り越してギラギラしていますが…。

さて、そんな彼は1人で住む場所を決めて引越し業者を手配し、いざ引越し日当日を迎えます。

冷蔵庫や洗濯機などをはじめとする家電に、組み立て式のベッドや照明に棚などの家具。
実家から持ってきたダンボールに加えて、事前に買い揃えていたものもどんどん運び込まれていきます。

すべて1人でその日のうちに荷ほどきしたそうです。すんばらしい!
ちなみに僕が上京した時は物件探しから引越しまで家族にがっつり手伝ってもらいましたけどね。

そんなこんなで彼はすぐに彼女ができて彼女の家で同棲生活を始めます。
新居にいたのは2~3日らしいです。

そして月日は流れ…なんと3年!
3年経ってようやく賃貸契約を解約することにしました。
どんだけ無駄金なんだよ!と読んでくれている皆さんから聞こえてきそうですね。
少なくとも僕は実際そう言いました。

さぁ3年ぶりの部屋。
キラキラした上京したての頃を思い出し、感慨に浸りながらふとベランダに出てびっくり…

引越しの荷ほどきで出たゴミがベランダで真っ黒になっていたのです。

雨風にさらされたダンボールや梱包材、当時買い物したコンビニの袋などなど…。

幸いにも生ゴミはなかったそうですが、
ゴミ袋を用意してなくて全部ベランダに一時的に置いといたことをすっかり忘れていたそうです。
数日しか住んでいないのに敷金のために真っ黒になったベランダを必死で掃除したとのこと。

彼は僕に真顔でこう言いました。
「引越ししたら真っ先にゴミ袋は用意しとくべきだった」と…。

いや!住んで3日で3年帰らないって、そんなレアケースないから!
思わずストレートにツッコんでしまいました。



引越し業者を頼んだら
これは職場の先輩から聞いた話です。
彼女が旦那さんと一緒に引越しをした時の事。

2人分の荷物を運び出すために引越し業者を頼んでいました。
退去前の物件の目の前の道路は乗用車2台分すれ違えるくらいの道幅があると事前に引越し業者へ伝えていたらしいんです。

いざ引越し当日を迎えます。
なんと思ってたよりも道が狭くて引越し業者のトラックが家の前まで入って来れない!
結果、2週間遅れての引越しになってしまったそうです。

問題はここから…。
退去前の物件は既に電気ガスが止まっていてそのまま居残ることができなかったんです。
そうなると家具家電のない新居で2週間、過ごすしかないですよね。

コンロを買い、ベッドを買い、簡易的な照明を買い…。
殺風景な部屋の中での夫婦生活。家電はさすがに買えなかったようです。
ほぼアウトドアですよ!インドアだけど!

そうして夫婦2人で「キャンプみたいだね」って2週間なんやかんや楽しみながら過ごしきったそうです。

彼女は僕に言いました。
「引越し業者に聞かれる家の前の道幅だけは適当に答えてはならない」と…。

いや…これはあり得る!
僕は今までの引越しで業者を使ったことがないので想像ですが、僕も適当に答えそうです。
みなさんはどうですか?



今回は知人から聞いた引越し時の失敗談を2つ紹介しました。
もしも同じようなことに陥りそうになった時はぜひこれらの話を思い出してくださいね。

全然関係ないですが…、
ピンチの時に楽しめる夫婦って素敵ですね!では!