みなさんはどんな間取りが好きですか?
こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

某有名Youtuberのような6LLDDKKはやり過ぎだとしても、1LDKや2LDK、1DKや2Kなどなど…色んな意見があると思います。

え?でもちょっと待って。
1R(ワンルーム)はダメですか?

誰しも広い家に住みたいのは当然ですが、ワンルームでも工夫すれば十分満喫できると思います。

ということで今回は、この「ワンルーム」をテーマにしてみようかと思います。


1. 1R(ワンルーム)とは
2. ワンルームのメリット&デメリット
3. 狭い空間を快適に過ごすには



■1R(ワンルーム)とは
そもそもワンルームとはどういったものでしょう。
その名の通り「1つの部屋」になっているものなので、部屋がドアで仕切られておらず全て繋がっているのが特徴です。

例えば、玄関からキッチンまででドアがあり、その先に部屋がある場合は、1K(1つの部屋+キッチン)というわけです。
たまにアコーディオンカーテンなどで仕切られている場合がありますが、これもワンルームになります。ドアで仕切られているわけではないので1Kではないのです。

よく言われているのがワンルームの広さについてです。
間取りを見ていると例えば「洋10」など表示されているかと思いますが、これはワンルームの場合、廊下部分やキッチンなども含まれているので注意が必要です。
10帖とかあって広そうに見えても実は廊下やキッチン部分が広かっただけという可能性もあります。

もう一つ、ワンルームの間取りで見ておきたいのがキッチンの場所ですね。
廊下部分に配置されているのか、部屋に向かって配置されているのかが重要です。
これは後で詳しく解説します。



■ワンルームのメリット
では、ワンルームのメリットとデメリットについてまとみてみます。

まずメリットの1つとしてワンルームの家賃は安いことが挙げられます。
他の間取りと比べても当然安いですが、よく比較される1Kと比べてみても同じ広さや条件であれば1万円くらいは安く抑えられるんじゃないでしょうか。

そして先ほど説明したように「1つの部屋」ですから、キッチン、ダイニング、リビング、ベッドルームなどを全て兼ね備えることができ、生活動線に無駄がなくなります。

良い意味で収納スペースも少ないですし1部屋で完結できるので掃除も楽チンですね。
ぐうたらな面倒くさがり屋にはもってこいです。

また扉が無いので狭い空間だったとしても開放的に見えやすいです。
ただし、窓の位置などによってはせっかくのメリットを活かしきれない場合があるので、ライトなどで明かりを増やすテクニックが必要だったりします。
空調一つで部屋全体を調整できるためキッチン、お風呂場、居間スペースでの温度差が少なく快適に過ごせるのもメリットですよね。

これに関してはデメリットとして、玄関を開けると外の空気が直接室内に入ってくるため頻繁に玄関を開け閉めするような場合は要注意です。

玄関から直結して部屋、になるため室内が見えやすいのは大きなデメリットかもしれません。
特に女性はセキュリティ面には注意したほうがいいでしょう。
宅配業者に室内をしつこく見られたくなければワンルームに住んだ暁にネットショッピングの浪費癖も抑えていきましょう。

そして料理のニオイがどうしても部屋中に回りやすいので、油ものなどをやった日にはオイリーのオイニーが止まらないかもしれません。



 

■狭い空間を快適に過ごすには
さて、そんな魅力的なワンルームですが、やはりメリットやデメリットがあることは分かりました。

このデメリットを一工夫することで解消することができたら…どうですか?ワンルームを制するものが、お部屋コーディネートを制するのです!

どうしてもネットショッピングを止められない人や、玄関から部屋まで一瞬で見渡せちゃう状況を打破したい人は、突っ張り棒とカーテンで仕切りを作っちゃいましょう。
突っ張り棒の長さが足りない場合などは、棚などを置いちゃってもいいかもしれません。

仕切りが無い分、家賃が抑えられているので、仕切りを自ら作ってしまえば、得をした気がしませんか?
それだけで十分ワンルームに住む価値はあるのです。

他にもベッドを置くスペースが勿体無い場合もあるかと思います。
そんな時はロフト式ベッドで空間を確保するか、いっそのこと布団で過ごすのもアリですね。

ただワンルームらしさを楽しむのが一番だと思うので、家具の高さやカラーを統一して玄関から入ってすぐ統一感のある空間を演出しちゃうのがオススメです。
特に背の低い家具で揃えれば開放感も生まれて素敵です。



 限られた省スペースで生活空間を確保できるワンルーム物件は、割と立地条件が良い場所に建てられていることも多いです。
また家賃相場の高い人気駅周辺などでもワンルームだからといって諦めず、逆にワンルームを楽しめるようになればそれだけ選択肢も広がります。

部屋数にこだわりがない方でもワンルームはちょっと…という方は多いと思いますので、少しでも選択の幅が広がればなと思います。