こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
 
みなさんはデザイナーズマンションに憧れを抱いたことはありますか?
あまり住みやすそうに感じないので正直なところ僕は、住むことはないかなーと思っていますが、憧れが無いといったら嘘になります。
むしろ憧れはめちゃめちゃあります。

 そんな「デザイナーズマンションのメリットとデメリット」について
今回はまとめてみようと思います。




1. デザイナーズマンションとは
2. デザイナーズマンションのメリット
3. デザイナーズマンションのデメリット

 


■デザイナーズマンションとは
そもそもデザイナーズマンションとはなんぞや?
他のマンションと比べて定義はあるんでしょうか?

実は法律的にデザイナーズマンションの定義は無いらしいです。
その名の通りデザイナーや建築家によって設計されたマンションの総称です。

一般的にイメージできるマンションの外観や室内とは打って変わって、とあるコンセプトに沿ったものだったり、建物自体が一種のアートや作品となっていたり、「住む」以外に価値を付与されている物件・建築物というわけですね。

いわゆるベタな住まいではなくオリジナリティある他には無いオンリーワンの良さがあります。

当然その種類も多種多様です。
一般脳の僕からしたら理解できないようなハチャメチャな間取りだったり、誰が見ても納得のスタイリッシュなカッチョイイ佇まいだったり。

僕はまだ出会えてないだけで僕好みのデザイナーズマンションというものもきっとあるんだろうな…と考えたらワクワクがとまりません!
もういきなり意見を覆しますが僕好みのオシャレでそこそこ機能的な物件があったら住んじゃうと思います。



■デザイナーズマンションのメリット
デザイナーズマンションの最大のメリットはやはり唯一無二のそのオシャレさでしょう。
そもそもテーマ性がありますから、適当に家具を並べただけでもオシャレになりますし、もちろん部屋にもよりますが、攻めたインテリアを置いても馴染みます。

当然そのオシャレさがあれば自慢もしやすいでしょうし、男性の入居者であれば女子ウケすること間違いなしです。
自慢のし過ぎで逆に反感を買ってしまう可能性すらあるので注意しましょう。

そして、その部屋を気に入ったあなたと同じような価値観を持った方が入居するでしょうから住人同士の価値観も似てくるはずです。

そのほかデザイナーズマンションを住まいに選ぶということは、住居にもブランド感やハイセンスな価値を求めているわけなので、必然的にレベルの高い入居者が集まりやすいと感じます。

また物件によっては、他には無い独特な間取りで生活できるというのもある種のメリットと言えるでしょう。

間取りによっては開放的な空間で日々過ごすことができたり、
デザイナーズマンションと聞いてイメージしやすいコンクリート打ちっぱなしの空間なら遮音性にも優れていたりします。

デザイナーズマンションにとってのメリットは
物件ごとで選ぶ入居者自身で見つけることができる
というわけですね。



 

■デザイナーズマンションのデメリット
デザイナーズマンションのデメリットとして真っ先に思い浮かぶのは家賃相場の高さです。
これはある意味メリットで挙げたレベルの高い入居者が集まる=経済面に余裕がある方々という話に繋がる部分でもあります。
見栄を張りすぎると生活が苦しくなっちゃうのでほどほどの家賃を選ばざるを得ません。
家賃以上の価値を見出せたのであれば文句なしで住んじゃいましょう。
経済的に裕福な方は言わずもがなです。

またデザイナーズマンションも増えてきているとは言えど、一般的なマンションと比べてしまうとどうしても物件数は少ないです。
その中から自分の好みに合った物件を見つけるというのはなかなか骨が折れるかもしれません。

物件にもよりますが、メリットでも取り上げた独特な間取りに住むということは逆手に取れば生活動線が悪くなりやすいというデメリットでもあります。
収納スペースが少なかったり、掃除が大変だったり…
人によっては耐えられないでしょう。

前面ガラス窓の部屋である場合、どうしてもプライバシーが心配です。
ホテルのようなガラス張りのお風呂場やトイレだと友人を呼んだときに気まずくなりがちですし、気を遣わせるかもしれません。

デザイナーズマンションあるあるのコンクリート打ちっぱなし部屋は夏は暑く冬は寒いのでどうしても電気代が高くついてしまいます。
家賃はイメージしやすいのでギリギリで設定したものの、いざ住んでみたら光熱費で首が回らないなんて事がないように気をつけましょう。



デザイナーズマンションのメリットとデメリットについてつらつらとまとめてみました。

平均的なマンションではなく何かしらに特化しているのがデザイナーズマンションの魅力です。
それをデメリットと取るかメリットと見るかは選ぶあなた次第です。

 デザイナーが丹精込めて作り上げた空間・物件である以上、家賃相場は確かに高くなりがちなので敷居は上がってしまいますが、立地や設備の選択肢のほかに全く違った角度から新しい選択肢を増やしてみるのも楽しいかもしれません。