夏真っ盛りですね。
ジメジメしてきて日本らしいイヤラシイ暑さがやってきました。
こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

今年の夏は某ウイルスの影響でせっかくの季節なのになかなか外出が難しいですね。
お家の中で仕事をしたり、暇を潰したりする機会が増えましたよね。

毎年毎年のことではあるけれど、今年はよりお家の中で過ごす機会が増えたので、おそらく誰しもが気になっているであろうエアコンについて深く掘り下げてみようと思います。
え?気になりますよね?なりませんか?そうですか。

なるべく物件にかかわる話をまとめて書いてきたつもりですが、今回はさほど物件には関係ないことを書くつもりです。
ええ、気にしませんよ。

去年、一昨年よりも快適に今年の夏を乗り切るために、さらには来年以降も快適に過ごすために、誰に何と言われようと「エアコン攻略法」と題してまとめていきます。

一緒にエアコン玄人を目指しましょう!




1. エアコン使用前に注意すること
2. エアコンを使用する上で気にするべきこと

 


■エアコン使用前に注意すること
まずはエアコンを使用する前に注意すべきポイントを挙げていきます。

車の免許を持っている方なら知っているはずですが、車に乗る前にちゃんと車体の前と後ろ、そして車の下をチェックしますよね?
免許ない方は知らないかもしれませんが、車に乗る場合はみんな必ず、もれなくチェックしているのです。

同じようにエアコンを使用する前にも注意すべきポイントがいくつかあるのです。

エアコンを使用する前にまずは外に出ましょう。
そして室外機へ向かいます。

室外機のそばに物を置いていたり邪魔になっているものは取り除きましょう。
吹き出し口を塞いでしまうと冷暖房の効率が落ちてしまうのでなるべく風通しをよくしましょう。
加えて室外機が直射日光を浴びてなるべく熱を持たないように日陰を作るように心がけましょう。

賃貸物件の場合は勝手に改造すると怒られる可能性もあるのでほどほどに。

室外機のチェックが終わったら室内に入りますがまだエアコンには触れません。
そもそも室内の温度はどうですか?
むわっとする、単純に暑いなど様々あると思います。
ですがエアコンに頼る前に対策できる部分はしっかり対策しましょう。

窓を開けるのもいいですし、開けられない環境ならすだれを設けたりカーテンで日光を遮ったり、
とにかく室内温度を下げる努力をしましょう。
すぐエアコンに頼るなんてあり得ません。

ようやくエアコンに目を向けます。重要なのはエアコンの中です。
フィルターや内部が汚い場合はキレイにしましょう。
これだけで見違えるように効果を発揮してくれます。
まるで感謝を伝えるかのようにエアコンが働いてくれるようになります。

室外機、室内の温度や換気、エアコン内部の清掃。
ここまでチェックして初めてエアコンを使用することができるのです。



■エアコンを使用する上で気にするべきこと
エアコン様に働いていただく準備は整いました。
ここからはエアコンを使用する上で気にするべきことについてまとめます。

基本中の基本。
風向きは床と並行に設定しましょう。
風が当たるからと下向きにするのはご法度、素人です。

沸かして時間が経ったお風呂と同じで冷気は下に溜まるので、
冷たい風を上から下へ回すことで部屋全体が冷えて効率が良くなるのです。
エアコンの風を直接受けるとその瞬間は涼しいかもしれませんが
すぐに寒くなったり場合によっては体調を崩す原因にもなりかねません。

そして風量は基本的に弱風でもなく強風でもなく自動に設定しましょう。
自動にすることで室内温度を設定温度にするために最も効率よく運転をしてくれるようになります。

そしてある程度経つと寒くなったりまだまだ暑かったりすると思いますが、温度調節は設定温度と風量の組み合わせで調節しましょう。
寒いと感じるなら設定温度を上げて、まだ暑いのであれば風量を一時的に強風にする事で消費電力も抑えることができます。

そんな消費電力について最もよく言われるのが、付けっ放しにすることです。
こまめにオンオフするとエアコンの立ち上がり時にかかる電力が上がってしまいます。
付けっ放しにすることで結果的に電気代の節約にもなるというわけですね。

ちなみに暖房の方がそもそもの消費電力は高いので、どうしても夏場より冬場の方が電気代は上がる傾向にあります。



その室内を冷やすために置かれているそのエアコンは本当にベストでしょうか?
エアコンにも適材適所があります。

エアコンのスペックに書かれている、例えば冷房10~13畳の場合、
木造は10畳で鉄筋は13畳の部屋が最も適しているという意味になるようです。

部屋の広さよりも小さいエアコンだと効果が出るまで時間はかかるでしょうし、日当たりが良すぎる部屋は他の部屋より平均して暑くなるでしょう。

賃貸の場合、エアコンを自由に選ぶのは難しいかもしれないですが、よりエアコン玄人を目指すなら設置されるエアコンにこだわってお部屋探ししてみるのもいいかもしれませんね。