こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
すっかり夏ですね。
湿気も多いし、単純に暑いし、人によっては嫌な季節かもしれないですね。

僕はというと昔は夏が嫌いで冬が好きだったのですが、年を重ねるごとにどんどん夏が好きになっていきました。
今では冬の方が嫌いです。
乾燥するし、寒いし、朝起きたくないし、寒いし、乾燥するし。

前にエアコンについて書いたので、今回は「エアコンを使わずに涼しくさせる方法5選」と題して書いていこうと思います。

「ほにゃららするなんちゃら○選」って書いてみたかったんですよね。
こういうの多いじゃないですか。
カッコいいですよね、こうビシッと決まりますよね。

…どうでもいいですよね、そーですよね。




1. うちわ
2. すだれ
3. 打ち水
4. 身体を冷ます食べ物
5. 水浴び



 

■うちわ
僕は人類が作った道具の中で最高の出来だと思っている3本指に入るのがうちわだと思っています。
残りの2つは何かと聞かれてもすぐに思いつかないんですけどね。

だって、エアコンや扇風機とかだとせいぜい調整できても弱中強くらいなものじゃないですか。
しかも身体もすぐ冷えてしまって身体壊したりしちゃいますよね。

うちわはどうですか?
そよ風、微風から強風まで細かく分けることができるんですよ。
あなたのその手首の加減によって好きな強さの風を起こすことができるわけです。

こんなに素晴らしい道具を使わない手は無いでしょう。
エアコン以外に扇風機や冷風扇など選択肢もありますが、僕はうちわ一択ですね。

上級テクニックとして、汗拭きシートや直接霧吹きなどで水をかけたりして、
すぐにうちわで扇ぐとエアコンもびっくりするほど涼しくなれます。
ぜひお試しあれ。

■すだれ
直射日光を防ぐといえばすだれです。
あなどるなかれ、これが意外と効果バツグンなんです。

当然、窓や玄関など換気をするだけでも涼しくなれます。
換気をする時は風の通り道を作ってあげましょう。
必ず2箇所以上は開けないと効果は薄いです。

そして直射日光が当たる箇所にすだれを掛けてみましょう。

直射日光を防ぐことで外からの温度を上げることなく
風を通すことで涼しい空気を循環させることができます。


開けっ放しの状態だといくらすだれを掛けても虫の侵入を許してしまう事になるので注意が必要です。
そんな時は網戸があれば網戸も使いましょう。
網戸にはできない直射日光を防ぐというところがやはりすだれのポイントとなります。



 

■打ち水
未だに都会や田舎にかかわらず見かけることが多い打ち水です。
庭や道路に水撒きして何が楽しいんだと思っている人もいるかもしれません。

水鉄砲だって大人になっても楽しいのと一緒で意外と水撒きも楽しいんです。
いやそういう話じゃありません。

実はしっかり理にかなっています。

水を撒くと当然蒸発していきます。
その蒸発する時に周囲の熱を奪う気化熱という現象が起こります。
ちゃんと科学的にも涼しくなるメカニズムがあるわけです。

霧吹きしてうちわで扇ぐのも同じ気化熱が理由です。
昔の人はやっぱり頭が良いですね。

とはいえ集合住宅でいきなり廊下やエントランス外に打ち水するわけにはいきません。
そういう場合はベランダに静かに水撒きましょう。
間違っても勢いよく撒かないようにしてくださいね。
外を歩いている人に水がかかったりして迷惑になってしまいます。

■身体を冷ます食べ物
シンプルで手っ取り早いのは身体を冷ます食べ物を食べるという方法です。

食材には温熱性に分類されるものや寒涼性に分類されるものがあります。
温熱性に分類されるものだと生姜やにんにくなどはイメージしやすいですよね。
今回は身体を冷ましたいので寒涼性の食材を選びます。

代表的なものだとナス、きゅうり、トマト、ゴーヤ、セロリなどでしょうか。
夏に採れる野菜は基本的に寒涼性と考えて良さそうです。
イメージしづらいところだと白菜、大根、ごぼうなど。
鍋料理に出てきそうなこれらの葉物や根菜は寒涼性に分類されています。

果物だとバナナ、パイナップル、マンゴー、スイカなど。
暑い地方で採れる果物は身体を冷やしてくれる と覚えておくと、意外なところで暑さから開放してくれるかもしれません。

■水浴び
大胆に涼しくさせるならやっぱり水浴びでしょう。
汗も一緒に洗い流すことで一時的なものですがさっぱり涼しくなれます。

しかし一歩間違えると身体への負担が大きいので慣れないうちは、少しずつ無理しない程度に行なってください。

「ああ、冷たい!キャッキャッ」くらいのもので十分です。
そして心臓から遠い手足から徐々に身体を慣れさせていくのがいいでしょう。
ある程度の温度に慣れたら張り切って水風呂にチャレンジしてみるのもいいと思いますが、人を選ぶのでオススメはしません。



 いかがだったでしょうか。
エアコンに頼り切っていた生活から離れて今年の夏は過ごしてみてもいいかもしれません。
実際、エアコンを使わないことで節電にもなりますし、身体を健康的に強くするチャンスでもあります。

でも、やりすぎで逆に身体を壊しちゃうと元も子もないのでほどほどに。