こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

今回は空き巣被害に関する第3弾です。
「空き巣被害に遭った時のための手順」についてまとめました。

え?空き巣になんて絶対遭わない?

もしそう思っているなら気を付けたほうが良いですよ。
絶対なんてことはないですし、そういった油断は禁物です。

もちろん空き巣被害になんて遭いたくないですが、それでももし被害を受けてしまった場合に僕なら間違いなくパニックになると思います。

パニックになるだけならまだしも、取り返しのつかないことになるくらいなら頭の片隅に置いておくのもいいんじゃないかと思います。

5つの手順にまとめてみたのでぜひ最後まで読んでみてください。




1. 空き巣被害に気付いたとき
2. 警察へ連絡する
3. 被害届を出す
4. 2次被害を防ぐ
5. 補償の手続き



■空き巣被害に気付いたとき
家に帰ってきて空き巣被害に気付いた場合、鉄則なのは速やかに家の外に出て安全な場所へ一時避難することです。
人通りが多いところや明るいところなどへ向かいましょう。

窓ガラスが割れているなど、家の外で気付けた場合は家に入らずに避難しましょう。

なぜかというと、まだ家の中に空き巣がいるかもしれないからです。
もし鉢合わせでもして相手もパニックになってしまったら弾みで命を落とす危険もありますし、そうでなくても脅されて強盗へ発展する可能性もあります。

2つ目の理由として、警察が到着し現場検証をする時に、証拠が消えてしまったり正しい検証が出来なくなったりしてしまうからです。
どれだけ気が動転してしまったとしても現場は荒らさないようにすることが大事です。

ワンルームなどで明らかに部屋やバストイレなどに人の気配が無い場合は家の中で待ってもいいかもしれないですが、空き巣が何かしらで戻ってきてしまい鉢合わせとならないように気をつけましょう。

特に集合住宅で外へ避難する場合は部屋から外へ出るまでの動線も気をつけてください。

■警察へ連絡する
安全な状態になれたらすぐに110番通報しましょう。

大体警察に聞かれるのは、
住所、氏名、連絡先と、何があったのか、いつどこであったのか、犯人を見たかどうか、今の状況についてです。

なるべく落ち着いて情報を伝えましょう。

警察が来るのを待っている間はとにかく何もしないことです。
もし周りの状況も安全で気持ちも落ち着いているなら、家の外から確認できる範囲で普段と違うところなどを確認してみましょう。
この時にもなるべく物を動かしたり触ったりしないように注意してください。

■被害届を出す
警察がやってきたら後は警察の指示に従えば大丈夫です。
おそらく家の中をくまなく確認されて色々と細かな質問などもされると思います。

一通り現場検証が終わったら被害届の話になるので、必ず盗難届出証明書か受理番号を交付してもらってください。
これは後々の手続きなどに必要なものです。



■2次被害を防ぐ
警察も帰ったら、盗られたものも把握できていると思うので、盗られたものによっては2次被害を防ぐためにそれぞれ問い合わせて紛失届けや停止手続きをしましょう。

預金通帳、キャッシュカード、クレジットカードは金融機関やカード会社へ
印鑑の場合、銀行印は金融機関へ、実印は市区町村の役場へ。
不正利用や個人情報流出などで悪用されやすいスマートフォンや携帯電話は契約元の通信会社へ。
消費者金融でお金を借りられる可能性もある保険証は加入している組合へ。
偽造される可能性があるパスポートは各都道府県のパスポート申請窓口へ。
同じく偽造など悪用される可能性もある免許証は各都道府県の免許センターへ。

日頃から問い合わせ先を整理しておくのをオススメします。

■補償の手続き
最後に補償の手続きに関してです。

盗難保険に加入していればもちろん補償されますが、案外、火災保険でも契約内容によっては補償してくれることもあります。
空き巣被害も対象になるか確認してみるといいでしょう。

現金そのものの補償は難しいかと思いますが、貴金属や高級品など現金化しやすいものに関してはものによって補償してくれます。

他にも窓ガラスが割られていたりすれば補償される可能性もありますし、賃貸物件であれば管理会社や大家さんにも相談してみてください。

見落としがちなのが、確定申告の際に雑損控除が受けられる可能性があることです。
盗られたものや状況によっても変わるみたいですが、盗難によって資産に損害を受けた場合に一定額の所得控除を受ける事ができます。
税務署へ相談してみるといいかと思います。



 一度、空き巣被害に遭うと、精神的にも毎日が不安になるでしょうし、同じ物件が何度も被害に遭う可能性も高いようです。
以前2つの空き巣対策の記事もぜひ参考にしてみてください。

どうせ非日常的な経験をするなら家族や恋人からがいいです…
空き巣被害に限らず日頃からトラブル対策をしておきたいものですね。