こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

あまりお金に関心が無い僕ですが、そんな僕でも毎月いつも考えることがあります。

家賃って馬鹿にならないよなぁ…

これです。これ。
賃貸物件で生活していくうえで家賃ってかなり重要だと思うのですよ。

だって毎月そこそこの額を支払うわけじゃないですか。
住んでいるだけって言うと語弊がありますが、普段生活する中で日々「ああ物件を管理してもらってる~」なんて思わないですし、どうしても家賃というのは少ないに越したことは無いわけですよ。

とはいえ、マンション購入してローンを返済し切ったわけでもなく、面倒な物件管理をしたいわけでもなく、それでいてそこそこの立地と間取りが欲しいから、
諸々の間を取ってみなさん今の賃貸物件に住んでいるわけですよね。

というわけで今回は賃貸物件に住んでいる方向けの記事となります。
今回言いたい事は一番最後に書いたので結論を読みたい方は最後まで飛ばしてください。



 
1. 手取りの30%以下とは
2. 手取り17万円の場合
3. 手取り25万円の場合
4. 手取り30万円の場合



 

■手取りの30%以下とは
大体は手取りの3分の1程度の家賃がちょうどいいと言われていますよね。

じゃあ1人暮らしの家賃の目安は手取り収入の30%以下が良いとか、
2人暮らしなら合算した手取り収入の30%以下が良いとか、
家族なら世帯主収入や夫婦収入合算での30%以下が良いとか、
一般的な話は確かにあります。

そもそも手取りって何?という話になります。
僕はなります。なったんですよ。

手取りというのは、
会社などから支払われる給与から保険料や所得税などを控除したもののことです。

いやぁ、辛いですよ…
税金高いですよね。
保険料も健康な僕からしたら必要なのかって思ってしまいますし。
って脱線しそうなので早めに話を戻します。

いわゆる一般的に天引きされて口座に入ってくる収入が手取りとなります。

大体差し引きされる額というのは給料の20%くらいが一般的なのではないでしょうか。
20%も持ってかれるんかい!とは思いますけど…
って、もうそういう文句はやめときますね。

そんなこんなで厚生労働省が発表した
2020年現在の大学卒の平均初任給が約210,000円なので、差し引き20%で考えると手取りが168,000円となります。

家賃はその30%となるので50,400円、約50,000円が家賃の目安というわけですね。

 


 

■手取り17万円の場合
じゃあ手取り170,000円の場合、どうなるかシミュレーションしてみます。

これから先のシミュレーションは
あくまで個人的な1人暮らしをしている僕の支出で考えていきますので、
各々うまいこと当てはめてみてくださいね。
もっと節約できるとかもっとお金かけているとかそういうのは一旦ナシでお願いします。

ではまず、30%を家賃とすると家賃が51,000円。
水道光熱費が約10,000円。
携帯とネット代で約12,000円。
交通費が月によるけど約20,000円くらいでしょうか。
ここまでがいわゆる固定費とするならば合わせて93,000円。

自由に使えるお金が大体77,000円くらいになりますね。

食費を平均して1日1,000円だとして30,000円だとすると、残りが47,000円になります。

例えば毎月20,000円貯金するなら(僕はほぼ貯金できない体質ですが)
残り27,000円が自由に使えるお金という計算になります。

■手取り25万円の場合
じゃあ手取り250,000円の場合、どうなるかシミュレーションしてみます。

まず、30%を家賃とすると家賃が75,000円。
水道光熱費が約10,000円。
携帯とネット代で約12,000円。
交通費が月によるけど約20,000円。
ここまでをいわゆる固定費とするならば合わせて117,000円。

自由に使えるお金が大体133,000円くらいになりますね。

食費を平均して1日1,000円だとして30,000円だとすると、
残りが103,000円になります。

例えば毎月20,000円貯金するなら(僕はほぼ貯金できない体質ですがtake2)
残り83,000円が自由に使えるお金という計算になります。

でも、手取りが上がると食費が上がったり、貯金額を上げたりできると思うので、実際のところ生活水準は違えど手取り17万円と変わらないと思います。

■手取り30万円の場合
同じように手取り300,000円の場合、どうなるかシミュレーションしてみます。

ではまず、30%を家賃とすると家賃が90,000円。
水道光熱費が約10,000円。
携帯とネット代で約12,000円。
交通費が月によるけど約20,000円。
ここまでをいわゆる固定費とするならば合わせて132,000円。

自由に使えるお金が大体168,000円くらいになりますね。

食費を平均して1日1,000円だとして30,000円だとすると、残りが138,000円になります。

例えば毎月20,000円貯金するなら(僕はほぼ貯金できない体質ですがtake3)
残り118,000円が自由に使えるお金という計算になります。

もちろん生活水準がその分上がるので17万円から25万円に上げた時と同様、
食費や貯金額なども変わってくると思います。



  はい、結局何が言いたいかというと、家賃は手取りの3分の1が良いなんてその人の生活の仕方や出費によるんですよ。

そもそも今回は手取りが変わっても食費は30,000円として考えましたし、貯金も毎月20,000円としました。
なんなら僕の交通費は固定費としてますしね。

そういった誤差はありますが、家賃を手取りの3分の1よりも少なくできれば当然自由に使える金額は増えますし、
家賃がもっと圧迫していれば自由なお金は少なくなります。

重要なのはバランスだと思うのです。

今より収入を上げられるのであれば上げればいいし、家賃を下げられるのであれば下げるべきです。
そのほか生活費を抑えて貯金に回したいのであれば生活費を抑えればいいですし、僕のように貯金なんて気にせずお金を使いたいのであれば使えばいいのです。

元も子もない意見かもしれないですが、僕はそう思います。
それでも無理なく生活したいのであれば個人的には
家賃は手取りの3分の1よりも限りなく少なくした方がいいと思います。

その辺りを踏まえて立地や間取りなども考えつつ、
自分自身や家族と向き合って無理ない家賃を考えるようにできたらいいですね。