こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
正直、1人暮らしで料理もろくにしない僕がキッチンに立つ時間というのは、
1日に数分あるかどうかといった具合です。
そんな僕ですらキッチンの形が気になったりするものです。
ましてや普段から料理をする方なら作業効率が良いものを選びたいでしょうし、
知り合いを家に招く機会が多い方なら多少なりとも見た目を気にしたりしたいでしょう。
そんなわけで今回は様々ある「キッチンの種類について」まとめてみたいと思います。
1. オープンとクローズド
2. I型とII型
3. L型とU型
4. アイランド型とペニンシュラ型
■オープンとクローズド
キッチンは大きく分けると2種類の間取りタイプがあります。
それがオープンキッチンとクローズドキッチンです。
今や主流になっているオープンキッチンについて、
もはや説明は要らないかもしれませんが、あえて説明させて頂きます。
オープンキッチンはその名の通りダイニングなど他の部屋から見えているオープン型のキッチンです。
キッチンのタイプにもよりますが、
基本的に空間上は他の部屋と繋がっているのでとても開放感があります。
そのため料理など作業しながら、家族と会話したり、TVを見たりなど、
いわゆる「ながら」で作業できるというメリットがあります。
また配膳や後片付けもスムーズで、
キッチンカウンターがあればダイニング側から置いたり受け取ったりも出来ますし、
壁付けタイプならそのまますぐにキッチン側へ移動することができます。
逆に作業スペースが丸見えなので料理工程などをあまり見られたくない場合や
キッチンサイドの収納がゴチャゴチャしていたり汚れが気になる方にはオススメできません。
キッチンタイプによっては作業音やニオイ、油汚れや水ハネなどが
ダイニング側へ影響しやすいこともデメリットになります。
クローズドキッチンは独立型キッチンとも呼ばれていて、
キッチン自体が1つの部屋となっているキッチンです。
そのため料理に集中して作業できるメリットがありますし、
キッチンを見せる心配は無いですしニオイや汚れもキッチン内で完結できるため、
オープンキッチンのデメリットはほぼカバーできるといってもいいでしょう。
ただし閉塞感があるため、
料理中は家族と簡単にコミュニケーションを取る事ができないですし、
配膳や後片付けも割と面倒です。
■I型とII型
キッチンの形にも様々なタイプがあります。
1番オーソドックスなものがI型キッチンです。
作業台がIの字のように1列になっているタイプです。
壁付けタイプならダイニングを広く使うことができますが
逆にキッチン下など見せたくない部分がダイニング側から丸見えになります。
オープンキッチンの場合、当然開放感があり家族ともコミュニケーションが取りやすく、
キッチン下など見えにくくもなりますが、油や水ハネには注意が必要です。
また作業台が1列なのでスペースを広く取ろうと思ったら、
必然的に横長になるため気をつける必要があります。
派生型にII型いわゆるセパレートタイプのキッチンがあります。
作業台を2列に分けたタイプのキッチンです。
オープンキッチンの場合、キッチン下がダイニング側から見えにくくなり、
特にニオイの出るコンロ側を壁付けにする事でダイニング側へのニオイを多少は抑えることができます。
また作業スペースも広く取れるので、複数人での作業にも向いています。
ただし料理中、シンクとコンロ間を移動させる際に、
水が垂れたりして床が汚れやすいというデメリットがあります。
また作業工程によって向きを変える必要があるため人によってはやりづらく感じる可能性もあります。
■L型とU型
次にL型キッチンです。
文字通りL字型に曲がったタイプのキッチンです。
割と狭い面積でもキッチンスペースを確保できてかつ作業スペースを広く取りやすいです。
L字型になってる分、セパレート型よりも効率的に作業しやすいこともメリットです。
ただし角の部分が空いたスペースになりやすいため上手く使ってあげる必要があります。
もう1つコの字型のU型キッチンというものもあります。
セパレート型に1辺追加された形になります。
とにかく作業スペースが広いです。
そのため配膳や後片付けも楽々行なえます。
ただし設置スペースを広く使うためそこそこの間取りじゃないと設置できない可能性があります。
価格も割高なことが多いです。
■アイランド型とペニンシュラ型
最後にアイランド型キッチンとペニンシュラ型キッチンの紹介です。
キッチンカウンターが島のように独立しているタイプがアイランド型、
片側が壁にくっついているタイプの事をペニンシュラ型といいます。
開放的なキッチンを求めているならこれらに勝るものはないかと思います。
アイランド型は両端から出入りできるため特に開放的です。
作業スペースは広く使えるため複数人での作業も可能ですし、
何よりもキッチンの存在感が強いため魅せる料理をする方にはもってこいですね。
しかしながら、どちらともにいえることですが、
特にアイランド型は広い設置スペースが必要で価格も上がってしまいます。
さらに収納スペースの確保が少ないものが多く、
せっかくの広いスペースを使って別で収納スペースを確保する必要が出てくる可能性もあります。
色々なタイプのキッチンをメリットデメリットを添えて紹介してみました。
もし今後キッチンリフォームや購入を検討されている方はもちろん、
賃貸物件でもキッチンタイプで選んでみるというのも悪くはないかと思いますので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。