こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
インテリアの選び方、第4弾は「ソファの選び方」です。
個人的なイメージかもしれませんが、
インテリアと聞いて真っ先に思い描くものがソファな気がします。
それほど部屋に置くインテリアの中でも最重要だと思っています。
ベッドでいいじゃんと思われる方もいるかもしれませんが、
やっぱりソファがあるとソファでゆったり過ごしたり、時には作業したりと、
メインの居場所になりがちなインテリアです。
だからこそソファを選ぶ時には後悔しないようにしっかりと選ぶ必要があるように思います。
1. ソファの種類
2. ソファの素材
3. ソファのクッション性
4. ソファのサイズ
■ソファの種類
何はともあれソファの種類です。
今まで同様たくさんの種類があります。
オーソドックスなものがストレートソファです。
その名の通り真っ直ぐなタイプです。
3人掛けほどにもなれば横に寝っ転がることもできるでしょう。
デザインは別にしてシンプルな形状なので割とどんなレイアウトにでも合わせる事ができます。
続いてコーナーソファです。
その名の通りL字型のソファで大型が多いです。
L字型を活かして部屋の角などデッドスペースを埋める事もできます。
似たようなタイプでシェーズロングソファというのもあります。
カウチソファとも言います。
これはストレートソファの端っこ片方が足を伸ばせるほど長くなっているタイプです。
形は結局L字型なので、コーナーソファと比べると
短い辺の方に背もたれがあるか無いかの違いといってもいいでしょう。
ローソファやフロアソファといった、
一般的なソファよりも低め、もしくは脚が無いタイプのソファもあります。
インテリア全体の高さを低く統一したい場合などにオススメです。
部屋の圧迫感を無くし広く見せることができます。
逆にソファに存在感を持たせたいのであればハイバックソファがオススメです。
通常のソファの背もたれが高く設計されているタイプです。
上半身をゆったり乗せてくつろぐ事ができます。
また、もっとシンプルに見せたい場合はベンチソファという手もあります。
背もたれの無いタイプなので前後ろの概念が無く、両サイドから座ったり立ったりする事ができます。
最後にオットマンという足置きも紹介しておきます。
使い方によってはシェーズロングソファのように足を伸ばす事もできますし、
個別で使用することでコンパクトなベンチソファのような使い方もできます。
ちょっとゲシュタルト崩壊してきました…
■ソファの素材
ソファの表面素材はやっぱり大事です。
この素材感をこだわる人も多いかと思います。
一般的なものだと主に3種類あります。
まず、あこがれの本革です。
多くは牛革を使用していて、高級感ある質感が特徴的です。
使ってみないと実感できないポイントとしては通気性や吸湿性に優れているという点です。
使えば使うほど良い意味で使用感が増していき、作り込んでいく楽しさがありますし、
傷も1つの思い出となり唯一無二の存在価値が出てくるでしょう。
次に合成皮革です。
最近では本革と見分けが付かないほどクオリティの高いものもあります。
それでいて安価で手に入るため、
本革には手が届かないけれど革製品の質感が欲しい方にオススメです。
ただしどうしても本革と比べてしまうと耐久性など全体的に劣ってしまいます。
最後に布素材のファブリックです。
本革や合成皮革の質感とは全く異なり、色のバリエーションが豊富です。
部屋をコーディネートする際に色合いを気にしたりソファで調整したい場合に特にオススメです。
■ソファのクッション性
ゆったりと座ったり寝転んだりするソファなので、
当然クッション性にも気を配りたいところです。
大きく分けて5つあります。
まずはコイルスプリング。
やや硬めのクッション性が特徴で、丈夫なタイプです。
体重をしっかりと支えてくれるような座り心地があります。
同じくコイルを用いたポケットコイルは、
コイルスプリングと違って柔らかなクッション性が特徴です。
その座り心地は快適でそれでいて耐久性も高いので高級ソファなどで使用される事が多いです。
S字バネとも呼ばれる波型スプリングは、
コイル系と比べて弾力があるというよりかはしなやかな座り心地があります。
耐久性はコイル系に少し劣ってしまいますがコストが低いのでオススメです。
続いてウェービングテープというものがあります。
幅の大きなテープ状の繊維ゴムを縦横に編み込むように組み合わせた構造です。
それにより沈み込むような座り心地が特徴的です。
コイルやバネと違って金属を使用してない分、軽いため割と簡単にソファを動かす事ができます。
ソファの下をしっかり掃除したい場合などにオススメです。
当然座る際に金属音など聞こえないため、その点もメリットだといえるでしょう。
最後にウレタンのみをクッション材として使用しているものもあります。
コイルやバネを使わずに済むため特にローソファやフロアソファなど高さの無いソファに多い仕様です。
座り心地はどうしても前者に劣ってしまいます。
■ソファのサイズ
ソファを選ぶ場合にサイズ感も大事になってきます。
そもそも何人で座る予定があるのか、ソファ上で横になりたいのか
座って本を読んだり作業したいのかなど用途に応じても変わってくるかと思います。
そもそも1人掛けの横幅の目安は大体60~100cm程度といわれています。
2人掛けなら120~160cm、3人掛けなら180~200cmほどあるといいでしょう。
さらに座面の奥行きも考えましょう。
基本的には50cmほどでしょうか。
もう少しゆったりさせたいならそれ以上の広さを検討しましょう。
いかがでしたか。
ソファ1つで部屋の雰囲気もガラッと変わりますし、
ソファの上で過ごす時間も多くなるかと思います。
直感で選ぶのも良いですが、
後悔ないように色々と検討してみることをオススメします。