こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
インテリアの選び方、第3弾は「ダイニングセットの選び方」です。
ダイニングセットとはダイニングテーブルとダイニングチェアのことですね。
それぞれ種類も豊富ですし、組み合わせも自由に楽しめます。
またダイニングは主に食事をしたり家族で団らんしたりと、
お部屋の中でもゆったり過ごせる空間です。
ダイニングセットはそんな空間を演出するのに非常に重要なインテリアだといえるでしょう。
1. ダイニングテーブルの種類
2. ダイニングチェアの種類
3. テーブルやチェアを選ぶポイント
■ダイニングテーブルの種類
まずはダイニングテーブルについてまとめていきます。
ダイニングテーブルの形はほとんど天板の形と言っていいでしょう。
ただし四角のものばかりとは限りません。
まずはオーソドックスな長方形タイプ。
横幅が長くなっているので横並びで使用することもできるし、
少ない人数だとスペースに余裕も持てます。
主に家族向けの形といえるでしょう。
次に正方形タイプ。
長方形に比べてスッキリとした印象を与えることができます。
どちらかといえば1人暮らしや少人数向けです。
角の無い円形タイプや楕円形タイプもあります。
四角形の場合、辺の長さによってある程度の人数が決まりがちです。
例えば正方形ならほぼ4人で定まってしまいますが、
同じ位の大きさの丸い形なら、多少スペースは狭くなるかもしれませんが、
+2人くらいなら増やしても違和感を感じづらいでしょう。
しかし四角形と違ってデッドスペースが生まれやすいので
空間の使い方はセンスが問われます。
他にも伸縮タイプも便利です。
これは天板のサイズが変えられるタイプです。
家族が増えたり来客用にサイズを大きくしたり、
逆に空間を広くするためにコンパクトにする使い方も可能です。
テーブルの構造上、天板を支えるための脚にも注目しておきたいところです。
まずは4本脚タイプ。
4箇所で支えることができるので安定感はバツグンです。
そして2本脚タイプ。
短い辺のほうにそれぞれ支えがあるタイプです。
どうしても短い辺のほうにチェアは置きづらくなっています。
しかしデザインは4本脚よりもスタイリッシュだったりします。
よくカフェなどにあるイメージの1本脚タイプも使い方によってはオススメです。
まさにカフェのようにオシャレな印象を与えることができます。
天板が四角形でも円形のようなチェアの配置も可能なくらい足元がスッキリします。
ただし支えが1箇所なので不安定さが気になります。
■ダイニングチェアの種類
ダイニングチェアも種類が豊富なので主な種類をいくつかまとめてみます。
まずは背もたれの低いローバックタイプ。
背もたれが低い分、部屋への圧迫感を抑えることができます。
余計な高さがないのでストレスなく配膳も可能です。
長い時間座るには向いてないのであえてローバックタイプを選ぶ人もいるでしょう。
背もたれの高いハイバックタイプ。
個人的には背もたれが高くもたれかかれる方が落ち着くので好きです。
ただし高さがあるため配膳などには注意が必要です。
他にもローバックとハイバックの間にあたるセミバックタイプもあります。
どっちつかずなワガママさんには特にオススメです。
何も人数分のチェアを用意する必要はありません。
ベンチタイプやソファタイプも良いでしょう。
数人で横並びに座ることができます。
ただし片方の人がテーブルから離したり近づけたいとなった場合に、
もう片方の人も合わせて気にする必要があるためじれったい部分もあります。
また回転式や肘付き、肘無しなどバリエーションも多いので、
テーブルとセットで検討している方はなかなか悩ましいかもしれませんね。
■テーブルやチェアを選ぶポイント
ではダイニングテーブルやダイニングチェアを選ぶポイントを考えていきます。
デザインや色、素材感は個々のセンスに任せるとして、
今回はサイズ感と高さの2つに分けてまとめます。
まずはサイズ感です。
テーブルのサイズはもちろんですがチェアも含めたサイズ感をしっかり考えましょう。
ダイニングチェアに座った時、チェアを動かし立ち上がる時、横を通る時など、
状況に応じてそれぞれ必要なスペースをテーブル周りに確保する必要があります。
さらにテーブル自体のサイズについてですが、
1人が食事をするのにちょうど良いサイズは一般的に幅60cm×奥行き40cmといわれています。
人数が増えればその分の広さが必要ということになります。
次にテーブルとチェアの高さのバランスも大事です。
チェアとセットで使用するテーブルの高さは大体が約70cm前後でしょうか。
しかしソファとセットで考えるならもう少し低めのものが合うでしょうし、
食事以外に使う頻度が高いならもっと高さがあった方が良かったりします。
ダイニングテーブルとダイニングチェアをセットではなく別々で検討しているのであれば、
しっかりそれぞれを組み合わせた場合のサイズ感を考えなくてはいけません。
そのため強いこだわりがない場合はダイニングセットとして検討する方が失敗しないのでオススメです。
いかがでしょうか。
インテリアはデザインも豊富で基本的には長く使っていくものだと思います。
そんな中でダイニングセットは使用する頻度も高いインテリアであることは冒頭にもお伝えしたとおりです。
後悔しないようにしたいものですよね。