こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

前にベッドと布団のメリットデメリットについて記事を書かせて頂きました。

そして前回「インテリアの選び方」についてまとめてみましたが、
今回はベッドの選び方について考えていきます。

ベッドにも様々な種類がありますし、マットレスと組み合わせると、
余計に何通りにも増えて選びづらいですよね。

なので今回はざっくりと「ベッドの種類やサイズについて」紹介していきたいと思います。

 


1.     ベッドの主な種類
2.     ベッドサイズについて



 

■ベッドの主な種類
ベッドの種類は実に豊富です。
ベッドは大きく分けてヘッドボード、床板、サイドフレーム、脚と分かれています。
それらの組み合わせによってもまたパターンはたくさんあり得ますが、
今回はざっくりと主なベッドの種類に絞って紹介します。

まずはベッドといえばこれ、脚付きベッドです。
レッグベッドとも呼ばれています。
脚の長さによっては収納として利用できず掃除もしづらかったりしますが、
大半はベッドの下を収納として利用できるというメリットが活かせます。
また床板がすのこタイプや網目タイプの場合、
通気性が良くなりマットレスに溜まりやすい湿気を逃がすことができます。

マットレスに脚が付いたタイプもありますが、
このタイプはマットレスがヘタってしまったり汚れが目立つ場合などは、
一式買い替えが必要なのでメンテナンスには十分気をつける必要があります。

次にローベッドです。
脚付きベッドとは異なり、ベッドの高さが低いのが特徴です。
高さが低いのでベッドの存在感を良い意味で無くしてくれて部屋全体が開放的に感じられます。
またベッドから落ちても怪我などしにくいのもメリットです。
さらに構造上、フレームの価格が他のベッドと比べて安くなりやすいです。
似たようなものでフロアベッドというものもあり、
これは床板を直接床に設置するタイプなのでローベッドよりもさらに低く価格も抑えられます。

しかし、ローベッドやフロアベッドのデメリットとして、
寝床が床に近いため寝ている時にホコリやハウスダストを吸い込みやすくなります。
またベッド下を収納として使えないため、
ベッドにおけるメリットの1つを無くしてしまうことになります。

次に収納ベッドです。
その名の通り収納に長けているベッドです。
収納ベッドよりもさらに収納力に長けたチェストベッドというものもあります。

収納がある分ベッドの高さが高くなりがちなので、
どうしてもベッドの存在感が出てしまいます。
これは考えようによってはデメリットかもしれません。
また高さがある分、落ちると怪我をしやすいため、
寝相が悪くベッドから落ちやすい人には向きません。
子供を寝かす場合にも注意が必要といえます。

収納力でいうとガス圧式の跳ね上げベッドもオススメです。
ベッド下を全て収納に活かすことができます。
その反面、組み立てが複雑になりやすいので高価になりがちです。

少し特殊なもので紹介するとベッド下を部屋の一部として利用できるロフトベッドがあります。
これは敷けるマットレスに制限が出やすいためマットレスタイプに比べて寝心地が劣ってしまいます。
狭い部屋を有効に活用できますが寝心地を求める人には向かないといえるでしょう。

2段ベッドは1部屋に2人が個々に寝る場合にスペースを有効活用できるベッドです。
ただしはしごの昇り降りが大変ですので高齢者には向かないでしょう。

どちらかというと簡易ベッドとして人気の高い折り畳みベッドソファーベッドは、
部屋を余すことなく広く使うことができるので非常に便利ですが、
簡易的な作りが多いため他のベッドと比べると寝心地は悪くなりがちです。
また常にベッドの状態を保ちメインとして使用するのであれば、
簡易ベッドのメリットは消えてデメリットだけ残ってしまうので、
やはりメインには向かないでしょう。

 


 

■ベッドサイズについて
ベッドのサイズは大きく6つに分類されます。

1番小さいセミシングルサイズは約195cm×100cm未満のものを指します。
主に子供用や身体の小さな方にピッタリなサイズです。

一般的なシングルサイズは約195cm×100cmです。
ベッドの基準となるので様々なベッドに対応しています。

シングルサイズよりも一回り大きいのがセミダブルサイズで約195cm×120cmです。
1人で寝る場合は中央に寝ると大体30cmほど余裕が出るのでゆったりできますね。

2人でも眠ることができるダブルサイズで約195cm×140cmです。
数字で見ると分かりやすいですが幅140cmなのでダブルベッドは2人だと案外ギリギリなんです。

 2人用でゆったり目を考えるならクイーンサイズがオススメです。
クイーンサイズの大きさは約195cm×160cmとなっています。
小さな子供と一緒に3人で眠ることもできます。

最後にキングサイズが約195cm×180cmでほぼ正方形ですね。
お部屋に余裕があるならキングサイズを置きたいレベルで憧れのサイズです。



  さて今回は「主なベッドの種類やサイズについて」まとめてみました。

これらを把握しておけば自ずとベッドの選び方も分かって頂けるのではないでしょうか。
あとはデザイン性や機能面で好みのベッドに出会えることを願っています。