こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

突然ですがマンスリーマンションって聞いたことありませんか?
何となく知っているけど別に関わるきっかけやタイミングもないから、
結局のところ何なのかよく分かっていないという人も多いのではないでしょうか。

何を隠そう僕もそうです。

それが意外と有効に利用できるサービスであることが分かりました。
もちろんオススメできる利用者は選びますが、
条件さえ合うならばなかなかに便利なのではないかと思います。

そんなわけで今回は
「マンスリーマンションのメリット・デメリット」についてまとめていこうと思います。


1.     マンスリーマンションとは
2.     マンスリーマンションのメリット
3.     マンスリーマンションのデメリット



■マンスリーマンションとは
さっそくですがマンスリーマンションとは、
簡単に言うと1ヶ月単位で借りられる短期間だけ住むことを前提とした、
短期契約のマンションやアパートのことです。
月単位の他にも週単位や年単位、さらには日数単位といった超短期契約も可能な物件もあります。

要は通常の2年単位のような賃貸物件とホテルの間のようなサービスですね。

ホテルでの長期滞在と比べると安く利用できることが多いため一時的な滞在に向いているといえます。
また営業時間などを気にせずに帰宅できるため不規則な仕事環境でも重宝できます。

あとはどうしてもホテルだと自炊できないので、
短期滞在だけれど、どうしても自炊したいという方にもオススメですね。

その他にも仮住まいとしても利用できます。
長距離の引越しで荷物が届くまでの間だったり、
マイホームを購入し賃貸物件の契約満了で出なくちゃいけないけれど、
まだ入居できない間に利用するにはちょうどいいかもしれません。



 

■マンスリーマンションのメリット
ではもっと細かくマンスリーマンションのメリットを挙げていきましょう。

何といっても諸々の手続きや準備が端折れるというメリットがあります。
家具や家電は一通り揃っているので買い揃える費用や手間は皆無です。
例えばアイロンや調理器具、DVDプレイヤーなど細々したものはレンタルも可能です。
もちろん揃っているものそうでないものは物件ごとに違うので事前にチェックしておきましょう。

さらに基本的に電気・ガス・水道・ネットの手続きは不要です。
それぞれ手続きにも色々と手間はかかりますし、
ガスやネットは利用できるまでに立会いが必要だったりするので何かと面倒です。
そういったストレスは一切ありません。

また借り手がコロコロと変わるマンスリーマンションでは、
鍵が暗証番号などの電子ロックキーになっていることが多いので、
セキュリティ面でも優秀だったりします。

同じ事情で、入居者が短期間しか住まないという事はご近所間の干渉が少ないともいえます。
これも人によってはストレスがなくなるという面でメリットといえるでしょう。



■マンスリーマンションのデメリット
続いてマンスリーマンションのデメリットについても考えていきます。

入居者が短期間しか住まないというのはメリットにもなり得る反面、
デメリットにもなるということは覚えておきましょう。
どういうことかというと、入居審査が甘い物件が存在するということです。

通常の賃貸物件での契約にある、
敷金・礼金・保証金、さらには保証人や保証会社といった存在が、
短期契約前提のマンスリーマンションには必要ありません。

ご近所付き合いが必要ないということは、
逆に言うなら入れ代わりが激しくどういった隣人なのか全く分からないという、
怖さにもなると言えるのではないでしょうか。

地味に気になるのが、部屋の内見ができないということです。
ホテルと捉えれば納得できる話ではありますが、
一時的とはいえあくまで住居と考えるなら、
部屋を見ることなく借りるというのはちょっと嫌かもしれませんね。

また住民票を移せないというのも見落としがちかもしれません。
住民票の移動は1年以上継続して住む場合のみという条件があり、
物件契約上、住民票の移動が出来ないケースもあるので注意が必要です。

そして基本的にマンスリーマンションでは賃料などの諸経費は一括前払いでの支払いとなります。
本当に短期間での利用ならまだしもある程度の期間で利用するなら、
なかなかの高額になるため支払いが苦しいことがデメリットにもなるでしょう。

費用面で言えば、
元々利用するつもりで借りた期間より早く退居することになると割高になる場合もあります。
それならシェアハウスやゲストハウス、カプセルホテルを利用した方が良かったとなるわけですね。
ある程度、先を見据えた利用が大事になってきます。



いかがだったでしょうか。
今回は「マンスリーマンションのメリット・デメリット」についてまとめてみました。

なかなかに利用する機会が少ないサービスかもしれないですが、
状況次第では強い味方になってくれるサービスです。

知っておいて損はないかも知れませんよ。