こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
1人暮らしをしたことがある人や何度か引越しをしたことがある人なら、
分かってもらえるかと思いますが、
実際に住んでみて地味に気になるポイントがあります。
そう、コンセント位置です。
後悔先に立たず。
覆水盆に返らず。
転ばぬ先の杖。
僕にいたってはこういったことわざが何度頭をよぎったことか。
その度に己が博識になった気になっておりました。
はい、そんな言い回しが思いつく時点で無知確定ですね。
失礼致しました。
兎にも角にも今回は「コンセント位置の重要性」についてまとめてみたいと思います。
1. コンセント位置の重要性
2. 内見時にチェックすべきポイント
3. 箇所ごとのチェックすべきポイント
■コンセント位置の重要性
というわけでさっそくですがメインの話。
コンセント位置の重要性についてです。
まずはコンセントの数です。
当たり前ながらコンセントの数が少ないとシンプルに不便ですよね。
タコ足配線は言わずもがな火災の原因にもなって危ないですし、
延長コードで引き伸ばした場合、室内を配線で張り巡らせるのも、
ビジュアル的にも機能的にもいかがなものでしょうか。
そして何といってもコンセント位置によって家具家電のレイアウトが決まりがちなのです。
一通りコンセントの数があったとしても、
コンセントの位置次第、または自分が置きたい家具家電のレイアウト次第では、
使いどころの難しいコンセントってあるものです。
これは僕も経験済みで、使っていないコンセント穴があったりするものなんですよね。
いくらコンセントの数が多くても結局のところ位置が悪いと宝の持ち腐れだったりします。
とまぁ、貧相なボキャブラリーをひけらかしたところで、
次に色々とチェックすべきなポイントを考えていきたいと思います。
■内見時にチェックすべきポイント
さてさてコンセントの重要性は少なからず分かって頂けたかと思います。
では内見時にはコンセント位置のどういったところに注意すればいいのでしょうか。
大事なのはイメージです。
イマジンです。
当然ながらコンセントを必要とする家具家電のレイアウトをイメージすることが大事です。
まずは家電の代表でもある冷蔵庫です。
とはいえ冷蔵庫を置くスペースは大体の物件では既に確保されていることがほとんどです。
しかしながら冷蔵庫ドアを開く可動範囲、特に向きは日々の暮らしの中で地味に重要です。
出来ることなら動線上を妨げないように開閉できるように設置したいものです。
僕も今住んでいる物件で冷蔵庫スペースであろう箇所ではないところに冷蔵庫を設置しています。
なぜなら動線上の邪魔になるからです。
とはいえ、冷蔵庫のコンセントの長さって意外と短かったりするものです。
自分にとって理想の設置箇所があってもコンセントの位置次第で泣く泣く諦めることになったりします。
次にテレビですね。
テレビの位置は重要です。
なぜなら普段から座ったりする位置が自然と決まってしまうからですね。
テレビくらいなら延長コードで代用できそうなものですが、
リビングで配線がむき出しというのはちょっといただけませんよね。
ということは普段の定位置、これも大事です。
家の中で普段からいるような場所にはやっぱりコンセントが必要になってくることでしょう。
パソコンを使うような作業スペースではもちろん電源は必要不可欠ですし、
そうじゃなくてもスマートフォンの充電も大事です。
今まさに僕のスマートフォンの充電ケーブルと延長コードが
ハブとマングースのようにケンカしております。
あと忘れてはならないのがベッドスペースです。
ベッドはどうしても場所を取ります。
そのため隠れてしまう可哀想なコンセントが生まれがちになります。
もう1つ伝えるならば、
ペットがいる方の場合はコンセントの位置が高い方が安心といったところでしょうか。
■箇所ごとのチェックすべきポイント
では続いて間取りの箇所ごとにチェックするポイントをまとめてみます。
まずはキッチンです。
冷蔵庫、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー、ミキサー、IHコンロなどなど、
何かと電源が必要なキッチンです。
コンセントの数はもちろん、位置も大事になってきますね。
次に洗面所です。
ドライヤーを使ったり髭剃りの充電などそこそこ電源が必要な箇所ですね。
独立洗面所であれば大抵は電源も確保されているはずですが、
物件によってはコンセントが無い可能性もあるためチェックは必須と言えるでしょう。
さて、問題のリビングです。
どうしても自宅で過ごす時間が多い空間です。
そのため必然的に電源が必要になってくるわけですね。
前述したようにスマートフォン充電コードの範囲も大事かと思います。
寝室は先ほどベッドスペースで伝えたとおりです。
いかがだったでしょうか。
たかがコンセント、されどコンセント。
コンセントを制するものはレイアウトを制す。
みなさんもぜひコンセント位置に注目して内見してみてくださいね。