こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

経験ある人がどれくらいいるのか分かりませんが、
ある日突然、家の近くで鳥が巣を作っていたらどうでしょう。

可愛いと思う反面、衛生面や騒音など色々と被害も考えられます。

というわけで近隣への迷惑も考えると駆除というと聞こえが悪いですが、
どうしても撤去が必要になってくるかと思います。

今回は「鳥の巣駆除について」まとめていきたいと思います。

…いや、僕自身は鳥の巣を駆除するなんて1ミリも考えたこと無いですよ?
何かしら被害に遭われている方もいらっしゃるので、
そういった方々のためになればと今回はこういったテーマでいこうと思ったわけです。

では、心苦しいですが紹介していきます。


1.     鳥の巣による被害とは
2.     鳥の巣の撤去方法
3.     鳥の巣対策



■鳥の巣による被害とは
そもそも鳥の巣が出来ることでどういった被害が考えられるでしょうか。

まずは鳴き声ですね。
気持ちの良い晴れた日の朝に小鳥の鳴き声が聞こえるのは何とも心地が良さそうなものですが、
実際に毎日のように聞こえてくるとさすがにうっとうしく感じるかもしれません。

しかも朝だけに限らず夜中にも鳴き声は聞こえてくるのです。
人によってはノイローゼになってしまうかもしれません。

次にフンの問題があります。
これはイメージしやすいかもしれません。
鳥の巣の下ではどうしてもフンが散乱しがちです。
巣の場所によっては明らかに被害といえるでしょう。

また鳥の巣内のタマゴやヒナを狙う野良猫や小動物の存在も忘れてはいけません。
そういった2次被害も発生しかねません。

そして意外かもしれませんが、ダニやノミの被害です。
野生であればダニやノミ、もっと言えば寄生虫を寄せ付ける可能性が高いです。

ヒトやペットを介して家の中へ侵入を許してしまうとあっという間に繁殖してしまうでしょう。
そうなると鳥の巣という家の外だけの問題ではなく、
室内にまで被害が及ぶことになるためどうしても撤去しなくてはならない、
そういった決断を下さざるを得ない状況になるかもしれません。



■鳥の巣の撤去方法
ということで鳥の巣の撤去方法についてまとめてみます。
え?ただ破壊すればいいのでは?と思っている方、…残念ながらナンセンスです。

実は法律違反になる可能性があるのです。
タマゴやヒナがいる状態で駆除してしまうと鳥獣保護法により、
1年以上の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

というわけで賃貸物件での正しい鳥の巣の撤去方法は、
何といってもまずは物件の管理会社へ相談することです。

専用部分の場合は入居者に任されることもありますが、
どうしても撤去が困難な位置に巣を作っている場合や、
そもそも共有スペースならば管理会社が対処してくれるはずです。

どうしても自分自身で撤去する必要がある場合は、
撤去のタイミングにも気をつけましょう。

巣作りの期間は大体3~5月といわれています。
前述したように罰せられる可能性があるため、
巣を作り始めた時期かヒナが完全に巣立った後が狙い時です。

もし既に巣作りを目撃してしまったのであれば、
巣立つまでに約50日はかかるといわれているので時期を見て撤去しましょう。

撤去するといっても簡単ではありません。

自力で行なう場合は、
ゴミ袋やメガネやマスクや手袋、消毒液など色々と準備が必要で、
多少なりとも出費がかさみやすいです。

労力を無くしたいのであればプロの業者に依頼した方が良いでしょう。
もちろんそれなりの費用は考えておきましょう。



 

■鳥の巣対策
そもそも鳥の巣を作られないようにするため、
もしくは駆除した後の再発防止のために対策は練っておいたほうが良いでしょう。
鳥の巣対策としては大きく3つあります。

まず巣を作られそうな隙間をなくすことです。
屋根やベランダなど鳥が動きやすくかつ天敵から攻められないような場所に巣を作ります。
鳥の気持ちを考えれば当たり前といえば当たり前ですよね。

鳥の気持ちとなって巣を作られそうな場所は片っ端から塞いだ方が良いでしょう。

塞ぎ方としてはホームセンターに売っているコーキングやシリコンなどを利用したり、
設置するタイプの鳥除けなども効果的です。
またベランダなど出入りできる箇所であれば頻繁に出入りするだけで鳥は嫌がるでしょう。

光や音、天敵は鳥にとって危険に感じます。
よくあるCDなどをぶら下げたり天敵に模したものを置くだけでも良いのではないでしょうか。

それでも効果が薄い場合は忌避剤や防鳥ネットを使用することになるでしょう。
どうしても設置しづらい箇所があったり不安であれば、
いっそのこと業者に頼む方が良いかもしれませんね。



いかがだったでしょうか。

鳥だってもちろん必死に生きています。
可哀想な気持ちにもなりますが、
ヒトとの共存をするうえでヒト側にも譲れない部分があるのは仕方が無いことです。

毎日我慢して生活するくらいならば撤去するという選択肢を考えた方が良いでしょう。