こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
家事の中で面倒臭いものはたくさんありますよね。
炊事・掃除・洗濯などなど…
人によって得意不得意もあるかもしれませんが、
今回は炊事の中でおそらく1番面倒に感じる食器洗いについてです。
料理作るのは楽しいから良いけれど、その後の洗い物を考えると料理するのも面倒になる。
そういった人も多いのではないでしょうか。
そういった人の助けになるのが食洗機です。
今まで業務用もしくは裕福な家庭でないと使用できないイメージの強かった食洗機ですが、
最近では割と手頃な食洗機もあったり、元々備え付けのキッチンもあったりしますよね。
ちなみに食洗機の正式名称は食器洗い乾燥機と言うそうです。
とにかく洗い物を入れて自動で食器を洗ってくれる優れものですね。
今回はそんな「食洗機のメリット・デメリット」についてまとめていこうと思います。
1. 食洗機のメリット
まずは食洗機を使うメリットから考えていきましょう。
何といっても限られた時間の中で家事をする必要があるわけですから、
自動で食器を洗ってくれるという家事の時短になるのが最大のメリットです。
食洗機に働いてもらっている間に洗濯物を干したり畳んだり、
買い物に行ったり、掃除したりと同時進行で家事が出来るのは助かります。
実は節水効果があるのも食洗機の魅力です。
手洗いの場合は分かっていてもどうしても水を流しっぱなしにしてしまいますからね。
必要な水量だけで洗ってくれる食洗機はお利口さんなのです。
また手洗いと違って高温のお湯、高圧水流、強力な洗剤を使うことが出来るので、
結果的に手洗いよりもキレイに食器を洗えるというメリットもあります。
食洗機のメリットはまだあります。
手洗いの機会を減らせるという意味では手が荒れにくいというのも、
肌が弱い人にはとても嬉しいですね。
全ての食器を食洗機で洗えるというわけではないのでそこは注意が必要です。
ものによりますが、より高温で強力な水圧、洗剤を使用できれば除菌効果にも期待できます。
2. 食洗機のデメリット
では逆にデメリットも挙げてみます。
当然ながら設置費用がかかります。
食洗機を購入するだけではなく設置する際の費用がかさむのです。
後述する食洗機の種類にもよりますが、キッチンに組み込むタイプであれば、
割と高額な工事費がかかると思っておいて良いでしょう。
また設置スペースも確保しなければなりません。
省スペースで設置できるものもありますが、キッチンにある程度の広さは必要です。
食洗機のせいで料理スペースが無くなってしまっては元も子も無いですからね。
メリットでも伝えたように食洗機は高温で高圧なお湯を使い、強力な洗剤も使用します。
そのためどうしても食洗機で洗えない食器があるというデメリットがあります。
木製、銀、銅、アルミ製の食器などは洗えません。
他にも強化ガラス製の容器や耐熱性の低いプラスチック容器なども難しいです。
また漆塗りやカットグラスなどデリケートな食器もやめた方が良いでしょう。
3. 食洗機の種類とは
食洗機のメリット・デメリットについて分かってもらったところで、
今度は食洗機の種類についてまとめてみます。
食洗機には大きく2つの種類があります。
備え付けのビルトインタイプと卓上の据え置きタイプです。
ビルトインタイプとはシンク下に備え付けの食洗機のことです。
シンク下のスペースを利用することで大容量のスペースを確保しやすく、
一度に入れられる食器の量が多い特徴があります。
またキッチン周りを広く使うことが出来るのもメリットといえます。
見た目もスッキリです。
しかし備え付けである以上、既存のキッチンを改良する必要があり、
リフォーム費用がかかるのがデメリットです。
またシンク下の収納は無くなるので、別に収納スペースを設ける必要も出てきます。
ビルトインタイプには開け方によって2種類あります。
上から出し入れできるスライドオープン式は屈む必要が無いですが、
前、上、左右と4方向から出し入れできるフロントオープン式は、
下段かごを使う際に屈む必要が出てくるので要注意です。
次に据え置きタイプです。
こちらのタイプは工事が要らないので賃貸物件にも導入しやすい反面、
ビルトインタイプと比べると容量が少なく、キッチン上での存在感も大きいという特徴があります。
そのため分譲や持ち家で家族使用ならビルトインタイプ、
賃貸物件で少人数なら据え置きタイプといったところでしょうか。
いかがだったでしょうか。
今回は「食洗機のメリット・デメリット」についてまとめてみました。
食洗機は定期的な手入れが必要とはいえ専用のクリーナーも販売されてますし、
たまに空の状態で洗浄するだけでも簡単な手入れが出来るので、
導入できるなら非常に便利です。
一度体験するともうやめられないかもしれませんよ。
