こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

前回、前々回に引き続き、「お洒落なワンルームを自己プロデュース!」をテーマにしていこうと思います。

観葉植物について考え、間接照明について考え…
第3弾の今回は手を付けづらいイメージのあるユニットバスについてまとめてみます。



 まずはじめに、ユニットバスと聞いて思い浮かぶのは、やっぱりバスタブと洗面台とトイレですよね。
バスタブと洗面台とトイレがセットになっているのは3点ユニットバスと呼ばれたりします。

ただもう一つあります。
トイレは別でバスタブと洗面台のセットの2点ユニットバスです。
そう、どちらもユニットバスなんです。

ユニットバスとは、工場などで予め防水性の高い素材を用いて天井・浴槽・床・壁などを成型しておき、現場に搬入した後にそれらを組み立てる浴室のことである。
―Wikipediaより引用

ユニットバスのメリットとしては、ぎゅっとまとまってるので他の間取りが広くなる傾向がありますし、一緒に洗ったり掃除できるのでラクチンなところでしょうか。

実際に僕も前の家では3点ユニットバスだったんですが、お風呂入りながら掃除してたのでとてもラクでした。

ただオシャレとは程遠く殺風景な牢屋のような空間でしたが…



 さてさて、ユニットバスをオシャレにみせる方法についてです。

手始めにお洒落というかすっきりみせる方法として有効なのは、物を置くスペースを確保する方法です。

どうしてもユニットバスは湿気が多くカビが生えやすいので、シャンプーリンスなどのバスアイテムを床に置いたりせず、水はけの悪いものを使わないことが重要です。

ただ乱雑に窮屈に見せるのではなくてここは攻めの姿勢でいきましょう。
「あえて置いているんだ」と存分に見せ付けてやりましょう。

実は意外と物を置くスペースがたくさんあるんです。

バスタブの縁に乗せて使えるバスタブトレーや、シャワーフックにも吊るしたり差し込んだりしてラックを設置できます。

さらにユニットバスの四隅にあるデッドスペースを活かして、コーナーラックやシェルフなどを置くのもいいですね。
突っ張り式のものなら床までに高さが生まれるので掃除する時も便利です。

本来タオルをぶら下げるタオルバーにS字フックのクリップなどで、歯ブラシや歯磨き粉などをぶら下げることもできますし、シェルフを設置してバスアイテムを並べることも可能です。

当然、トイレタンクの上にもラックを設置できます。
高い位置の余っているスペースを活かすために突っ張り棒を使って収納を増やすのもいいですね。



 さぁなんとなく物を置くスペースは確保できましたね。
ここがオシャレに魅せる山場です。

ズバリ統一感を出すこと。
これが一番簡単な方法ではないでしょうか。

トイレカバーやシャワーカーテンなどすぐ目に飛び込んでくるような箇所に合わせて、全体的な小物のデザインやテーマを揃えていく方法です。

 シャンプーボトルなども、市販のものをそのまま置いとくのではなくて統一させるとキレイです。
他にも予備のトイレットペーパーを一つ一つカバーで包んだり、偽物でもいいので植物を配置してみたり。

 「小物を選んだりなんてそんなセンスないよ!」と諦めるのはまだ早いですよ。

とっておきは壁紙シールです。
なんと浴室用もあって水がかかってもヘッチャラです。
もちろん賃貸でも元通りにできるようにキレイに剥がせるタイプもあります。

劇的にそれでいてさほど考えずにオシャレ度を増やしたいならこれ一択ですね。

他にも鏡を設置して狭い空間を広く見せる方法もありますが、想像してみたら個人的にめちゃくちゃ怖かったのでオススメしません!



というわけで、ユニットバスをオシャレにする方法を考えてきました。

こうまとめてみると、諦めかけていたユニットバスの可能性もまだまだ捨てたものじゃないことが分かると思います。

賃貸物件でも工夫次第で遊びどころはたくさんあります。
自分だけの空間作りをぜひ楽しんでみてください。