こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

みなさんのお部屋には収納はありますか?
ほとんどの賃貸物件ならば収納スペースがありますよね。
賃貸物件を借りる際に収納スペースの多さを気にする方も多いと思います。

では、クローゼットと押入れの場合、どっちがいいですか?

そもそもクローゼットと押入れの違いってなんでしょう…
どちらとも物を収納するスペースだし、洋風と和風っていうぼんやりとした違いしかイメージできなくないですか?
なんとなくクローゼットは狭くて押入れは横に広そうといった意見もあると思います。

今回はそんな「クローゼットと押入れの違い」についてまとめていきます。


1. クローゼットと押入れの違いとは
2. クローゼットのメリットや使い方
3. 押入れのメリットや使い方



 

■クローゼットと押入れの違いとは
さっそくですがクローゼットと押入れの違いについて考えていきましょう。
どちらも収納スペースですが実は使う目的が全然違ってたりします。

結論から言うと、
クローゼットは衣類や靴を収納するもので、押入れは寝具や日用品を収納するものです。

では具体的にどういう風に違うのでしょうか?

割と洋風な部屋に多いクローゼットですが、イメージしやすいのは手前に引くような扉が付いていて開けると、
上部にパイプが設置されていてハンガーをかけられるようになっているものですよね。
ハンガーをかけて衣類を収納する想定なので基本的には縦長な構造になっていて、
奥行きは50cm以上になっています。

そして和風な部屋に多い押入れですが、
ふすま戸を引いて開けるタイプがほとんどで、開けると上部と下部に分かれていることが多いです。
布団をたたんで入れるように想定されており、基本的には横長な構造で、
奥行きは75cm程度が一般的ではないでしょうか。

ではクローゼットと押入れのそれぞれ特徴が分かったところで、メリットや使い方を比較してみましょう。



  

■クローゼットのメリットや使い方
衣類や靴を収納する用のクローゼットですが、押入れよりも比較的スペースは狭いように思えます。

その代わり、仕切りが無いことが多くスペースを自由にカスタマイズすることができます。

主に上部のパイプを使ってハンガーで衣類をかけて収納できるので
高さを合わせることで下部を有効に使えます。
収納ケースや収納ボックスを使って、小物類やカバン、ズボンなどを収納するのが一般的ですよね。

さらにクローゼットの場合は、
衣類をハンガーにかけて収納する場合がほとんどだと思いますが、出し入れがラクです。
また、衣類をかけることで風通しも良くなりカビが発生しにくいというメリットもあります。

何を隠そう僕の部屋もクローゼットなのですが、
大して広い間取りでもないのでベッドがクローゼットの前を遮っているんですね。

そのためちょうど余っていたシルバーラックをクローゼットの中にしまって、
ベッドの高さに合うように調節して収納ケースを置いて使っています。
余った下部には普段使わない雑貨類や布団乾燥機などを収納しています。

あまりハンガーにかけるコート類なども多くないので、
上部のパイプは半分くらい無駄になっていますが問題ないという状況です。



  

■押入れのメリットや使い方
布団や日用品を収納する用の押入れですが、
クローゼットと比較するとあんまり良いイメージを持たないことが多いように感じます。

それもそのはず。
何度も言いますが布団や日用品を収納するスペースとして想定されて作られているので、
衣類などを収納する前提で考えると使いにくく思いがちなんです。

 いまや布団を使わずにベッドを使うほうが主流でしょうし、
布団を使う方でも布団をたたむことはあったとしても
わざわざ収納することはほとんど無くなってきているのではないでしょうか。

やはり押入れのメリットはその収納スペースの広さです。
どちらかといえば収納能力の高い方向け、玄人向けの収納スペースといえるでしょう。

押入れを使って衣類を収納したい場合は、
サイズに合った衣装ケースや収納ボックスを上手く活用しましょう。

また最近では押入れ用のハンガーラックやパイプハンガー、
突っ張り棒なども充実しているのである意味カスタマイズもしやすくなってきています。

またクローゼットとは違い、その広さを有効活用することで様々な使い方も可能です。

簡単に外せるふすま戸は外してしまい、
中部の仕切りを机に見立てて作業スペースにしたり、テレビ台として使ったりすることもできます。

こういった活用方法はスペースの狭いクローゼットには無い押入れの魅力といえるでしょう。



  クローゼットと押入れについて比較してみました。

クローゼットにはクローゼットの、押入れには押入れの使い方があるので、
自分の部屋やコンセプトにあった使い方をぜひ上手く模索してみてくださいね。