こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

1人暮らしでの引越しの場合、
レンタカーを使った方が良いのかそれとも引越し業者を使った方が良いのかという問題は
今もなお重要視されている深刻な問題であるといえます。
ニワトリが先かタマゴが先かと並ぶほど興味深く重大な問題です。
ある意味では。

1人暮らしなんだからレンタカーで十分だよ!という声もあれば、
引越し業者には単身パックがあるんだよ!という声もあり、
気軽に友人へこの話題を振ったものなら、
口論はおろかその人となりによっては大喧嘩にまで発展しかねません。
人によるんだからそりゃそうだ。

というわけで1人暮らしの長い僕も過去の引越し経験を踏まえて、
改めて「レンタカーと引越し業者どちらが良いのか」考えてみたいと思います。


1. レンタカーのメリットデメリット
2. 引越し業者のメリットデメリット

 


■レンタカーのメリットデメリット
ではまずレンタカーを使って自力で引越しをする場合のメリットを考えてみます。

1番のメリットは自分の都合に合わせて引越ししやすいことです。
大きめのトラックを用意して1回で運ぶこともできますし、
例えば軽トラやミニバンなどにして何度か往復して運ぶこともできます。
場合によっては仕事などの都合に合わせて何日かに分けて運んでいくこともできますし、
時間帯もギリギリまで選ぶことが可能です。

さらに費用も引越し業者と比べると比較的安く済ませられます。
12時間借りたとして車種にもよりますが大体7,000~10,000円くらいで借りられます。
時期にもよりますが引越し業者の3分の1程度に抑えられるのはかなりのメリットだといえますね。

特に、大きい家電など、引越し先で揃えるような方にはメリットが大きいのではないでしょうか。

では自力で引越しをするデメリットも考えてみます。

まず当然ですが単純に面倒臭いし大変な作業なので労力がかかります。
梱包資材を集めて荷造りし、レンタカーを自宅まで運転し、
電化製品や荷物などを運び出す重労働をした上で新居まで運転し、
また重労働な搬入作業が待っています。

そこにはケガや運転の際の事故などのリスクもあり得ます。
そして運搬作業の際の荷物や建物に対する保障がないので万が一のことが起こっても全て自己責任です。

また、意外と難しいのが荷物の積み方で、
ある程度キレイにつんでしっかり固定しないと、荷崩れを起こす可能性があります。

自分のモノが壊れるのも嫌ですし、
最悪荷物が外に飛び出してしまい、交通事故を引きおこしてしまったら。。。
という最悪のケースも想定し、考えておかなければなりません。

自力で引越しをするとはいえ1人で作業するのは、
よほど荷物が少ない人ではない限り現実的ではありません。
そうなると家族や友人の助けが必要になります。
特に友人に手伝ってもらった場合は関係性にもよりますが少なからず謝礼が必要になってきます。
引越し作業が終わったあとにご飯をご馳走したりなどなど。

 


■引越し業者のメリットデメリット
続いて引越し業者を使って引越しをする場合のメリットを考えてみます。

言うまでもなく引越し作業がラクですね。
事前にダンボールなどの梱包材も貰えるので細々した物を梱包しておけば、
あとは当日イケイケの引越しスタッフさん達が一生懸命運んでくれます。
プランによっては梱包から何から何まで全てスタッフさんがやってくれる場合もあります。
当然引越しのプロなので作業自体も効率よく、
荷物量にもよりますが早ければ搬入搬出作業がそれぞれ1~2時間で終わるのではないでしょうか。

そして荷物や建物に対する保障があるのも大きなメリットといえます。
引越し業者とはいえ人間なので万が一でもトラブルが発生する可能性もありますが、
そういった場合でも保障が効くので自己負担することも無く安心です。

では引越し業者を使って引越しをする場合のデメリットはどうでしょうか。

引越し業者である以上、引越し費用はどうしても高くなりがちです。
荷物量や時期、引越しの距離によっても変わってきますが、
30,000~40,000円ほどは見といた方がいいでしょう。
レンタカーと比べるとどうしても高いです。

そして繁忙期は特にですが、前もっての予約を取らないと
なかなか予約が取りづらく、料金も上がってしまいます。
急な引越しなどの場合は引越し業者の空きに合わせてスケジュールを組まなくてはいけません。
これは非常に面倒です。

他にもレンタカーの手配よりも引越し業者の手配の方が面倒だったりします。
ある程度の荷物量を見てトラックの大きさやスタッフ数を決める必要があるため、
事前に家にある荷物を伝える必要があります。
「ダンボールは何箱くらい必要になりますか?」なんて急に言われても困ります。

そして当日のスタッフさんに当たり外れがあるのも事実です。
丁寧な作業をしてくれるスタッフもいれば、スピード重視で少し雑なスタッフさんもいる可能性もないとは言えないわけです。
トラックに同乗して新居へ向かう場合など気まずいシチュエーションが生まれる可能性もあります。

 


というわけで、レンタカーで引越しする場合と引越し業者を使う場合と比較してみました。
いかがだったでしょうか。

何を持っておトクと感じるかによって答えは変わります。

値段だけで考えるならおトクなのは間違いなくレンタカーで自力で引越しをする場合といえるでしょう。
ただし、ガソリン代や梱包資材の費用、友人への謝礼などの出費も考えなくてはいけません。

短時間で終わりやすく重労働もしなくて済むと考えると引越し業者を使うほうがおトクといえます。
ただし、そもそもの日時に融通が利かなかったり、スタッフさんとの相性が良くなかったりする可能性もあります。

この問題はやっぱり永遠に答えが出ることは無いような気がします。
まさにニワトリが先かタマゴが先か問題ですね。

ぜひ自分に合った引越しプランを立ててみてください。
なるべくみなさんがストレス無く引越しできることを願っています。