こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

昔からの物件ならよくある床下収納。
特に一戸建てに付いているイメージが強いですよね。
たまにマンションにも床下収納が付いている部屋があったりします。
キッチンに付いてることもありますが、割と洗面室や脱衣所に付いていることもあります。

 じゃあいざ自分の部屋に床下収納が付いていたらみなさんどうですか?

 僕はなかなか使う勇気が出ないです…
だってなんとなく湿気すごそうじゃないですか?
取り出しづらそうだし、梅酒や糠漬け作ったりするわけでもないし…

今回の記事を見れば僕のような人でも大丈夫です。
むしろ床下収納ってこんなに便利で快適なものだったんだ!と
ジメジメした床下収納のイメージを覆してやろうと思います。

そんなわけで今回は「床下収納の魅力」についてまとめていこうと思います。


1. 床下収納のメリット
2. 床下収納のデメリット
3. 床下収納に入れるオススメは?



 

■床下収納のメリット
まずは床下収納のメリットからですが、大きく分けて2つあります。

1つは部屋の空間が広く使えることです。
クローゼットやパントリーなどの場合、その収納スペース分の空間が使われることになるので、
どうしても部屋の使える空間が狭くなってしまいます。
床下の余った空間を使えるのでその分、部屋の空間が広く使えるというわけです。

2つ目に部屋全体がスッキリするということです。
収納家具を設置する必要が無いという意味では似たような話に聞こえるかもしれませんが、
そもそも収納に床下を使うことで部屋の動線も確保しやすいですし、
何よりも視線を邪魔することも無く、「見せる収納」を心がける必要も無いので、
単純に部屋がスッキリ見えるというのは大きなメリットではないでしょうか。

■床下収納のデメリット
とはいえやっぱりマイナスイメージが強いのが床下収納ですよね。

主なデメリットとして、
イメージどおり湿気が溜まりやすいのがネックです。

 また床下収納のつくりにもよりますが、
隙間風が入ってきたりエアコンが効きづらかったりと空気や熱が逃げやすいことがあります。

そして思わぬ落とし穴。
床下収納に入れたものを忘れやすいというデメリットもあります。
これが他の収納スペースなら生活をする上で何かしら目に付くことも多いので、
暇な時にでも開いたり閉じたりできますが、床下となるとそうはいきません。

僕みたいなボーっとしているタイプなんか特に、
何か物を落としたときくらいしか目に入らないですもんね。
しかもその時は物を落としたことに集中しているので床下収納の存在なんて気にしないのです。
こりゃまいった。

と言い過ぎましたが、それでもマメな人じゃないとなかなか床下収納を開くことは無いかもしれません。



  

■床下収納に入れるオススメは?
床下収納のメリットデメリットは分かりましたでしょうか。
その上で改めて床下収納を使う場合のオススメの入れるものを紹介していきます。

基本的には頻繁に開け閉めするような収納ではないので、
まずは年に数回しか使わないであろう
土鍋やホットプレート、カセットコンロなんかはバッチリですね。

他にもあまりキッチン周りに立たない人なら、
長期間の常温保存が効く油や缶詰、調味料などもオススメです。
また水やお酒類もちょうどいいと思います。
ただし、お酒もそうですが特にジュース類は念のためビンに入ったものの方が安心です。

それ以外にキッチンペーパーやスポンジなど消耗品を入れるのにも適してるといえます。

洗面室やお風呂場、洗面所が近いなら、
洗剤や入浴剤、シャンプー類、掃除用具などのストック品を保管しておくのにも便利ですね。

逆にデメリットも考慮して床下収納に入れないほうがいいものも考えるなら、
当然毎日のように取り出す必要があるものは入れるべきではないです。

また根菜類のような野菜などを保管するイメージもありますが、正直オススメできません。
見たくもない根っこや葉っぱが見れちゃうかもしれないからです。

そしてやけに重いものや取っ手の無い箱などを入れてしまうと、
しゃがんで取る事になるので力が入りづらく取りづらいので極力避けた方がいいでしょう。

また非常用グッズを入れておくという方法もありますが、
周りの家電製品やラック類が倒れてきて床下収納が開かなくなる可能性を考えて入れるようにしましょう。
個人的に非常用グッズはすぐに手に取れるような場所に置いておく方がいいと思います。



  あれ?そこまでイメージが覆っていない…?
そ、そんなわけないですよね。
少なからず床下収納の魅力は感じて頂けたでしょうか?

ちなみに湿気対策として新聞紙をくしゃくしゃに丸めて入れたり、
珪藻土マットを敷いたり、除湿剤を置いたりすることでより快適に床下収納を使えます。

今まで床下収納を見てみぬ振りしていた人がいるのであれば、
ぜひこの機会に有効活用してみてはいかがでしょうか。