こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
トイレルームってどこか特別な空間ではないですか?
個人的にあの狭い空間が落ち着くのでとてもお気に入りです。
賃貸マンションやアパートでは難しいですが、
分譲マンションのような所有物件の場合、トイレをリフォームすることもできます。
では、いざトイレを買い換えるとして、具体的にどういった種類があるんでしょうか。
そこで今回は「トイレの種類とメリットデメリット」についてまとめてみました。
1.トイレを交換する前に
2.トイレの種類①組み合わせトイレ
3.トイレの種類②一体型トイレ
4.トイレの種類③タンクレストイレ
5.トイレの種類④システムトイレ
■トイレを交換する前に
そもそもトイレを買い換える前に注意しておいた方が良いことが2つあります。
まず今現在、三角タンク式のトイレや和式便器を使っていて、
洋式トイレに買い換えようとしている場合はトイレ全体のリフォームが必要になります。
工事業者にトイレのリフォームをする際にかかる費用の見積もりを取ってもらいながら、
どういったトイレに交換可能か相談しておいた方がいいでしょう。
そしてトイレの排水方式を調べておく必要があります。
戸建てに多いのが床排水方式、マンションやアパートに多いのが壁排水方式です。
その名前の通り、排水管が床へ続いているか壁へ続いているかの違いです。
床排水方式は床に繋がっているため排水管が見えないことがポイントとなります。
壁排水方式は便器の後ろから壁へ繋がっているので排水管が見えるわけですね。
せっかく吟味に吟味を重ねてお気に入りのトイレを見つけても、
物件の構造上の問題で設置が難しかったり、予算オーバーしてしまっては悲しいですので、
トイレを買い換える前には必ずこれらを確認相談しておくことをオススメします。
■トイレの種類①組み合わせトイレ
組み合わせトイレは独立した便器、タンク、便座を組み合わせた形状のトイレです。
一般家庭でよく見られるオーソドックスなタイプです。
他の種類と比べると比較的安価であることが特徴といえます。
そして組み合わせるウォシュレットなどの便座によって、
清掃のしやすさだったり、利便性を上げることが可能です。
さらにタンク上部に手洗い器を付けるかどうか選べます。
それぞれが独立しているので便座が故障したとしても部分的に交換することもできます。
また断水や停電が起きたとしても、タンクに水を溜めているので、
水が溜まっていればそのまま流すこともできます。
デメリットとして、独立していることで入り組んだ箇所などがあり、清掃が基本的に面倒になりがちです。
またタンク部分に水が溜まるまで流せないのでマンションなど集合住宅だと、
時間帯によっては水量が足りなくなる場合もあるため要注意です。
■トイレの種類②一体型トイレ
一体型トイレは組み合わせトイレと異なり便器、タンク、便座が一体となっているトイレです。
繋ぎ目が少ないので組み合わせトイレと比べると掃除がしやすい特徴があります。
さらに組み合わせトイレと同じでタンク上部に手洗い器を付けるかどうか選べます。
また手洗い部分が組み合わせトイレよりも広く設計されていることが多いので手洗いがラクです。
ただし、便座やトイレ本体が故障した場合、状況にもよりますが、
便器部分を含めたトイレ全体を交換しなければならない可能性があります。
また組み合わせトイレと同じくタンク部分に水が溜まるまで流せないデメリットがあります。
■トイレの種類②タンクレストイレ
タンクレストイレはその名の通り、
水を溜めるためのタンクが無くスタイリッシュでデザイン性の高いトイレです。
タンクが無い分、掃除がしやすくなっています。
そして水道と直結している仕組みなのでトイレを連続で流すことが可能です。
またタンクが無いのでトイレルームがすっきりした印象になり、
本体もコンパクトなものが多いので実際トイレ空間を広く使うことが出来るというメリットもあります。
ただしトイレ本体に手洗い器が無いので、必要な場合は手洗い場などを設ける必要があります。
さらに便座や本体が故障したとなると、
トイレ本体を丸々交換しなければならないので出費がかさみやすいです。
水圧が弱い場所だと設置できない機種もあるようなので、設置する前に相談しておいた方が良いでしょう。
特に物件が高台にあったり、高層階のマンションだったり、築年数が古い物件だと、
水圧が弱くなる傾向があるので余計に注意した方がいいかもしれません。
■トイレの種類②システムトイレ
手洗い器や収納などを好みに合わせて組み合わせることが出来るトイレです。
タンク周りを収納部分で隠したりすることが出来ます。
メリットは、収納を増やすことでトイレ用品などを整理しやすくなります。
またセット商品なのでデザイン性も高くトイレルームを劇的にアレンジ可能です。
手洗い器を設置する場合は元々の給排水を利用できるので大掛かりな給排水工事は必要なくなります。
しかし、収納を設けるということは狭いトイレルームだとなかなか設置が難しいケースがあります。
全体的に設置する必要があるので、他の種類と比べると工事時間はもちろん長くなってしまいます。
どこかが故障した場合、全てが連結しているため場合によっては、
全体を丸ごと交換する可能性もあり、面倒なことになりかねません。
トイレを買い換えるというのはあまり頻繁に訪れることではないかもしれません。
だからこそ後悔の無いようにしたいですよね。
一言でトイレと言っても色々な種類があり、それぞれが一長一短です。
また各種類の中にメーカーごとでたくさんのトイレが存在しています。
トイレの買い替えを検討している方はぜひ満足いくまで悩み抜いてくださいね。