こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

みなさんは賃貸物件で和室があったらどう思いますか?
落ち着くと感じたり、掃除が大変そうと感じたり人によって様々だとは思いますが、
比較的マイナスなイメージを持たれる方が多い気がします。

今回はそんな「和室のメリットデメリットや活用方法」についてまとめてみました。


1.     和室のデメリット
2.     和室のメリット
3.     和室の活用方法



 

■和室のデメリット
和室や畳について簡単にメリットとデメリットをまとめてみます。

まずイメージしやすいデメリットについてですが、
確かに掃除が大変です。
畳の目といった隙間がどうしてもうまれるので、
そこにホコリなどが溜まると掃除機をかけてもなかなか上手く取れなかったりします。
また水分などが付いてしまうと編み目から染み込んでいき放っておくとシミになります。

畳の上に家具を置くとなると跡が残りやすいので注意が必要です。
うまく跡が残らないように設置する工夫や手間がかかります。

そして年数が経っている場合、畳の色が変色してしまうというのも
ある意味デメリットと言えるでしょう。
キレイな緑色の畳模様が好きな方にとっては変色は困りものです。

畳の敷かれた和室では換気は必須です。
部屋の換気を怠ると湿度が上がり畳にカビやダニがすぐ繁殖してしまいます。
洗濯物を部屋干しにする場合などは特に気をつけた方がいいでしょう。

賃貸物件の場合、和室を残している物件は築年数が古い可能性があります。
建物全体の耐震性や古い設備が無いか確認しましょう。
また和室以外の風呂やトイレなどその他の間取りもしっかり確認した方がいいでしょう。



 

■和室のメリット
では和室や畳のメリットも考えてみましょう。

1番のメリットは汎用性の高さでしょう。
意外かと思われるかもしれませんが、和室は使い勝手が良いのです。
それはこのあと活用方法についてまとめているので読んでみてくださいね。

さて畳のメリットはそれだけではありません。
畳にはい草という植物が使われており、このい草がなんと湿度調整を行なってくれるのです。
また空気を浄化してくれる効果もありますし、
い草の匂いには鎮静効果やリラックス効果もあるといわれています。
和室で落ち着く理由はおじいちゃんおばあちゃんのお陰ではなかったのかもしれませんね。

畳にはクッション性があるため家具の跡が残りやすいというデメリットを紹介しましたが、
逆にメリットとして挙げるなら、そのクッション性から衝撃を和らげてくれるし、
防音効果もあるため足音などが響きづらいです。

また和室の押入れはクローゼットと比べると圧倒的に収納力が高いのも魅力です。

 そして賃貸物件の場合、
間取りに和室があるだけで比較的家賃が安価になりやすい傾向もあります。
ただしモダンテイストな現代風の畳の場合は逆に値段が上がる可能性もあるため、
全てに当てはまるというわけでもなさそうです。



 

■和室の活用方法
和室を使うメリットとして汎用性の高さを挙げましたが、
実際のところ色々とシチュエーションに応じて役割を変えることが出来ます。

畳に寝転ぶのは気持ちが良いものです。
そのまま布団を敷いて寝室として使うことも出来ますし別にベッドを置いたとしても、
い草のリラックス効果でこれまた居心地の良い空間を作ることが出来ると思います。
また来客が来たとき用のスペースとして使うことも出来ます。

そして次に多いのはやっぱり子供部屋ではないでしょうか。
クッション性の高さから子供の遊びスペースとして使っている方も多いと思います。

何といっても畳は落ち着きますから、書斎や勉強部屋にももってこいです。
部屋を閉め切ることが出来るなら作業に集中できるでしょう。

生活感を出すだけではなく少しだけ攻めたレイアウトにしてみるのもオススメです。
例えばあえて壁紙シールなどで和室っぽさを少し無くしてみたり、
ガラステーブルなどの洋風な家具を設置することで今風な和モダンの出来上がりです。

 


 ここまで読んでくれた方は和室や畳のイメージが良くなったのではないでしょうか。
もしそうなら嬉しい限りです。

和室や畳のメリットとデメリットをしっかり考えて、
ぜひ楽しい和室ライフを過ごしてみてくださいね。