こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
皆さんは引越しの時のエアコンってどうするべきか知っていますか?
賃貸物件などに住んでいてエアコンも備え付けという場合は関係ない話になりますが、
自分で購入しているエアコンであれば当然引越しの時に運び出す必要があります。
ずっと部屋の一部や壁の一部として無関心状態だったエアコン…
長年備え付けで利用していた経験がある方なら、
なおさら気にならない存在だったりするでしょうが、
だからこそ見落としがちになるのです。
今回は「引越しの際のエアコン」について考えてみたいと思います。
エアコンを移設するにあたって基本的には2パターンあります。
引越し業者に依頼するパターンとエアコンサポート業者に依頼するパターンです。
この2パターンに沿って比較していきたいと思います。
1. 引越し業者に依頼する場合
2. エアコンサポート業者に依頼する場合
3. エアコン移設に関する注意点
■引越し業者に依頼する場合
まずは引越し業者に依頼する場合について考えてみましょう。
引越し業者にエアコンの移設を依頼する場合は、
引越し料金の見積もりの段階でエアコンの取り付けと取り外しについて依頼すればOKです。
引越し料金とまとめて見積もりを出してくれるので問題なければ、
あとは基本的に引越し日とほぼ同じタイミングで作業できるように手配してくれます。
楽チンですね。
当然オプション内容に従って取り付けと取り外し作業をしてくれて、
運搬までしてくれるわけですからこんなに楽なことはありません。
ただし、そのオプション内容が大事になってきます。
後述しますがエアコンは取り付けと取り外しさえ行なえば今まで通り使えるようになるとは限らないのです。
そして引越し業者の多くはその他の専門的な作業をオプションに含んでいないことがあるので、
オプション内容はしっかりと確認することをオススメします。
また引越し業者からエアコンの専門業者を手配してくれることも多く、
直接エアコン業者とやり取りをしないので、
余計なトラブルが起こりやすいこともデメリットとなり得ます。
その上でエアコン移設のみで考えると料金は2~3万円となり、
相場よりは高めに設定されているため判断は引越しをする皆さんに委ねられます。
とはいえ、プランやキャンペーンによっては、
オプション費用が無料になったり、そもそもの引越し料金を値引きしてくれたりと、
結果的におトクになることもあるため全部が全部良くないとも言い切れないです。
■エアコンサポート業者に依頼する場合
ではエアコンサポート業者に依頼する場合はどうでしょうか。
運搬業務はサービス外であることがほとんどですので、
エアコン業者へ依頼しつつ運搬は引越し業者へ依頼する必要があり、
引越し作業とは別で行なう必要があるため作業日の調整が非常に面倒になりがちです。
また遠くへの引越し、特に県外への引越しの場合は、
取り付けと取り外しは別々の業者に依頼する必要が出てくる場合もあり、
そうなると作業面でも不安ですし、何より余計に面倒臭いです。
しかし、料金相場は1万円弱~2万円ほどとなり、
引越し業者と比べると比較的良心的な負担額で済みます。
また一言でエアコンを新居にて取り付けるといっても、
様々な専門的な追加工事が必要になるケースもあります。
例えばエアコンの電源プラグと部屋のコンセントが合わなければコンセントの交換が必要になったり、
エアコンの対応電圧と部屋の対応電圧が異なる場合には電圧の変換工事が必要だったり、
配管パイプの劣化が目立てば交換したほうが良いでしょう。
こういった専門的な作業が急遽必要になってもエアコンサポート業者なら迅速な対応をしてくれますし、
エアコンのメンテナンスなどに関しても相談に乗ってくれるため安心して任せられます。
■エアコン移設に関する注意点
さてエアコンを移設する際の主な2パターンについてまとめてみました。
ただし引越しにはトラブルが付き物です。
エアコン移設に関する注意点もしっかりチェックしておきたいところです。
エアコンを設置してくれたとしても、
素人目には分からないところで接続不良などが起きて
通常通り動かなくなり故障してしまう可能性もあります。
そういったことが心配ならば、
実績のある専門業者に初めから頼んでおいた方が後悔は少ないでしょう。
また追加料金に関しても要注意です。
見積もりを出してもらっていても実際に作業をしてみて発覚することも多いです。
そうなると追加料金が発生します。
また引越し業者に依頼する場合は特に気をつけた方が良いのが作業内容の範囲です。
いくらの料金でどういったことまで対応してもらえるのか、
しっかりと事前に念入りに確認や相談をしておくべきでしょう。
また必ずエアコンを移設しなくてはならないわけではないです。
エアコンの寿命は大体10年と言われているので、
多少の金額を払って新居で使ってすぐに寿命が尽きて買い換えるくらいなら、
引越しのタイミングで買い換えた方がおトクになるケースも考えられます。
他にも今エアコンを使用している部屋よりも大きい部屋に設置する予定なら、
エアコンの対応畳数を確認してみましょう。
エアコンの対応範囲を超えているなら無駄な電気代がかさむ可能性が高いので、
やっぱり買い替えを検討してみるのも1つの手です。
引越し作業って大変ですよね。
分かります。
物を運ぶ作業だけでも大変なのに住所が変わることでたくさんの作業が必要になるので、
あれもこれも考えて頭がパニックになってしまいます。
余計に見落としがちになるエアコンについて、
少しでも事前準備ができればと思いまとめてみました。
引越し前にぜひ参考にしてみてください。