こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

今の季節はまだまだ寒いですよね。
そうなると僕の場合、普段はシャワーばっかりなので銭湯に行きたくなるんです。
でも今の時期、気を遣うのでなかなか銭湯にも行きづらくなっていますし…

そうなるとやっぱり自宅の浴槽に浸かりたくなっちゃいます。
僕の家は大した浴槽ではないので結局シャワーになるんですが、
もしこれから所有の戸建て物件やマンション購入を検討されているなら、
ぜひこだわって欲しいのが浴槽です。

1日の疲れを癒すためにはなんだかんだやっぱり浴槽に浸かるのが1番です。
ちょうどいい温度のお湯に浸かってゆったり過ごすなんて最高じゃないですか。

またお子様がいるならなおさら浴槽は大事だと思いますし、
あまり浸かるタイプじゃなかったとしても案外浴槽1つでバスルームの雰囲気は変わるものですよ。

というわけで今回は「浴槽の形状と材質」について簡単にまとめていこうと思います。


1.     浴槽の形状まとめ
2.     浴槽の材質まとめ



 

■浴槽の形状まとめ
まずは浴槽の形状についてまとめていきます。
え?そんなに種類ある?と思われた方はびっくりするくらい種類があるんです。

まずはストレート浴槽です。
いわゆる一般的なもので思い浮かびやすい形状ですね。
スタンダードな長方形タイプです。
このタイプは長方形という形から比較的すっきりとした印象があります。
基本的に深めに設計されている傾向があるので肩までしっかり浸かりやすい特徴もあります。

次にナナメ浴槽です。
一見ストレート浴槽と同じように感じますが、
長方形の一辺がナナメになっていて台形型のタイプです。
ナナメに作られている分、洗う場所に多少のゆとりができます。
また外枠は長方形のままのタイプもありますが、
その場合は枠部分に太い箇所があるので物を置いたりするのに便利です。

どんどんいきます。

次はアーチ浴槽です。
浴槽の縁がゆるやかなカーブを描いているタイプですね。
カーブの深さにもよりますが、
長方形のストレート浴槽と比べて少しやわらかい印象をバスルームに与えることが出来ます。
またアーチ部分が少し薄くなっているので掴みやすく入浴しやすいという特徴もあります。

やわらかな印象でいうならタマゴ浴槽の右に出るものはありません。
その名の通り丸くなっている浴槽です。
バスルームにスタイリッシュな印象よりも優しい雰囲気を持たせたい時はこのタイプがオススメです。
角が丸くなっているので浴槽のサイズによっては足を伸ばしにくい可能性があります。
その代わり浴槽上部が広がっている傾向があるのでゆったりとした姿勢で浸かる事ができます。

また浴槽に広さを持たせたいならワイド浴槽が良いでしょう。
とにかく広々としたタイプを指します。
1人で入るには贅沢なほどゆったりできますし、
特に家族での入浴に適しているといえます。
ただしバスルーム自体にそこそこの広さが求められるため注意が必要です。

割と特殊なものだとコーナー浴槽があります。
これはバスルームの角に設置される扇形のタイプです。
ストレート浴槽と比べて扇形になってる分、洗う場所を広く使えます。
またバスルーム内が広く見える効果もあり、
なんとなく小さな銭湯気分を味わうことも出来るでしょう。

最後にSライン浴槽を紹介します。
浴槽内に段差があるタイプで、割と特殊な形状ですが最近では多いイメージがあります。
段差に腰掛けて半身浴したり、
段差ではない方に頭を向けて段差に足を乗せてリラックスしたりできます。
浴槽内に段差があるということは溜まっているお湯が少なくなるので
節水効果も期待できます。



  

■浴槽の材質まとめ
続いて浴槽の材質についてまとめてみます。

まず1番オーソドックスなFRP と呼ばれる素材についてです。
Fiber Reinforced Plasticsの略称でガラス繊維強化プラスチックといいます。
いや日本語にしても何言ってるか分からないかもしれません。
僕もよく分かっていません。
とにかく浴槽と聞いて1番イメージしやすい材質だと思ってください。
価格はリーズナブルで汚れが付きやすい特徴がありますが、
手入れ次第で長持ちしやすいです。

次に紹介するのは人工大理石です。
本物の天然大理石の浴槽に浸かっている方はそっとページをお戻りください。
大理石に似せた色合いで重厚な趣きがあります。
人工大理石といっても2種類あり、ポリエステル系は割と安価です。
もう1つのアクリル系はそこそこの値段ですが肌触りが特に滑らかです。
この人工大理石は手入れがしやすいという特徴があります。

ステンレス素材のものもあります。
材質の種類では最も安価だといえます。
さらにステンレスなのでキズやサビにも強く保温性も高いです。
ただし金属素材の肌触りは好き嫌いが分かれやすくスタンダードになれない惜しさがあります。

ホーローという鋼板や鋳物を使い表面がガラス加工されている材質もあります。
保温性が高くカビが生えにくいためポットなどにも使われている材質です。
ただ浴槽となるとそこそこの値段がするのと材質が重くなりがちで
2階以上には設置できない場合があるため注意が必要です。

最後に木製です。
まさに旅館などにあるイメージですが、木材特有の質感や香りが最高です。
しかし木の性質上、腐りやすく手入れが大変だったりします。



  浴槽1つとってもこれだけの種類があります。
組み合わせ次第で色々と選ぶことが出来るわけですね。

冒頭でも書いたとおり疲れを癒す最高の場所ですので、
もし浴槽を新調できるならば、とことんこだわってみてもいいのではないでしょうか。