こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

新生活をするにあたって引越しをする人も多いかもしれません。
本当は引越しをしたいけれど色々と事情があって引越しができない人もいるでしょう。
それでも気分を変えたい時だってありますよね?

そういう時は部屋の模様替えなんていかがでしょうか。

いや分かります。
模様替えなんて面倒臭いですよ。
そういう僕みたいにワガママなタイプにオススメしたいのが壁紙の張り替えです。

そもそも所有物件なら分かるけど賃貸物件で壁紙の張り替えなんて出来るの?
って思われる人も多いと思います。

いやいやその前に結果的に工数増えてるじゃないか。
いいんです。

そんなわけで今回は「壁紙の張り替え方法」についてまとめていきます。


1.     壁紙の選び方
2.     自分で張り替えるために用意するもの
3.     壁紙の張り替え方法とは



 

■壁紙の選び方
まず賃貸物件で壁紙を張り替えようと思い立った場合、
一度わくわくする気持ちを抑えて賃貸借契約書を見直しましょう。

持ち家などの所有の戸建て物件に住んでいる場合は
基本的に壁紙の張り替えはもちろん、壁への穴あけや傷つけも自由ですが、
賃貸物件の場合はオーナーや管理会社が所有している物件なので、
自由に壁紙を張り替えることは出来ません。

ただし、物件を契約する時の賃貸借契約書の内容次第では
条件付きで宅内をイジる事が可能だったりします。
これはもうオーナーや管理会社次第なわけです。

そして主な条件は原状回復です。
つまり物件を退去する時に元の状態に戻すことを指しますが、
「入居者が住んでいる上で仕方なく起こりうる汚れや損傷以外を回復すること」と定義付けされています。
“原状回復が出来れば”とはいえ、
入居前の状態と全く同じように戻すことは難しかったりすることもあり得ます。

そういう時に使えるのが、元の壁紙を剥がしたりせずに貼り付けられる壁紙です。
シールタイプになっていたり不織布用のりを使ったタイプもあります。
基本的に賃貸物件の場合は原状回復のしやすさも考えてこれらの壁紙を使用するようにしましょう。

そして必ず壁紙の張り替えをする際は、
賃貸借契約書の内容を確認しつつ、オーナーや管理会社へしっかり許可を貰いましょう。



 

■自分で張り替えるために用意するもの
ではでは実際に自分で壁紙を張り替えるために何を用意すればいいのでしょうか。

メインの壁紙はホームセンターや内装センター、またインターネット上で、
お気に入りを見つけましょう。

壁紙の種類によって貼り付けるのりも変わってきます。
不織布壁紙を貼る場合は不織布用のり、ビニールクロスの場合はでんぷんのりが必要です。
また賃貸物件では水に溶けやすく剥がしやすい、
フレスコのりという夢のようなのりがあるため非常にオススメです。

壁紙を実際に貼るためにローラー
のりを入れるためのローラーバケットも用意すると良いでしょう。

他にも貼り付けた壁紙の空気を抜くためのなでバケと呼ばれるブラシや、
余分な壁紙を切り落とすためのカッターとガイドとして使用する地ベラ
余分な壁紙を処理する前に角に合わせて折り目を付ける時に便利な竹べら
壁紙からはみ出だしたのりを拭き取る時に使えるスポンジなども準備できると、
もっとラクにキレイに張り替え作業が出来ます。

また色々と準備するのが面倒だという人なら、
スムーサーというプラスチック製の薄いヘラのような道具が便利です。
あとはカッターさえあれば張り替え作業は出来るかと思います。



 

■壁紙の張り替え方法とは
さて、壁紙の張り替え道具を一通り揃えることができたらいざ張り替え開始です。

基本的に壁紙を剥がしてから張り替える方法ではなく、
既存の壁紙の上から貼り付ける方法についてまとめていきます。

まずは下地となる壁一面をキレイにしましょう。
ホコリ汚れなどが付いたままだと元の壁紙と新しい壁紙の間に隙間が出来てしまうので
粘着力が弱くなってしまったり、変な凹凸が生まれたりしてしまいます。
下地は完全にキレイになるまでしっかりと拭き上げましょう。

壁紙は基本的には上から下へと貼っていく方が上手くいきます。
シールタイプの壁紙の場合は、のりを付ける必要が無いのでなでバケやスムーサーを使って
少しずつ空気を押し出すようにして貼っていくと仕上がりもキレイです。

のりを使う場合は、ローラーを使って下地へ均等に塗っていきます。
のりが薄いと後で剥がれやすくなってしまうので後悔しないために、
少な過ぎるよりは多めになるイメージで量を調整しましょう。
あとはシールタイプと同じように上からゆっくりと貼っていきます。

そして次の壁紙を隣に貼る場合などは既に貼ってある壁紙に少し被せて貼っていくようにします。
そうして余分にはみ出た部分をカッターで切り落とす事になります。
また柄があるタイプは柄のバランスも考えながら丁寧に貼っていきましょう。



 いかがでしたか?
壁紙の張り替えは正直とても簡単とは言えないかもしれません。
しかし得られる達成感は凄まじいですし、
部屋の雰囲気をガラリと変える手法としてはイチオシです。

あとは壁紙の張り替えを許してくれる物件かどうかですね。
もし可能であればぜひ試してみてくださいね。