こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

賃貸物件ではあまり気にならないかもしれませんが、
一戸建てやマンションなど自分所有の家を購入したのなら、
避けて通れないのがエアコンですよね。

夏は暑すぎるし冬は寒すぎます。
年々、過ごしやすいはずの春や秋が短くなってきている気もしませんか?
そんな中で過ごしていくのにエアコンは、
もう人類とは切っても切れない関係になっているでしょう。

というわけで今回はいずれ来るだろう、
「エアコン購入の際に知っておきたいこと」についてまとめてみました。


1.     エアコンの種類
2.     エアコンを効率良く使用するには
3.     エアコン移設で気を付けること

 


■エアコンの種類
エアコン購入の際に知っておきたいこと、1つ目はエアコンの種類です。

え?エアコンって大きなハーモニカみたいな長方形のやつじゃないの?と思われた方。
エアコンに謝ってください。
言われてみれば確かにな、と思うほど様々な種類があるのです。

そもそもの話でいくと、家庭用エアコンと業務用エアコンがあります。
家庭用エアコンをルームエアコンと言い、
業務用エアコンをパッケージエアコンと言ったりします。

パッケージエアコンは室内機と室外機の組み合わせが決まっているため、
そう呼ばれているようです。
業務用のため馬力が大きく広い空間に最適です。

ただし、今回はあくまで家庭用エアコンの話です。
そんなルームエアコンにもいくつか種類があります。

まずは1番オーソドックスな壁掛けタイプです。
いわゆるイメージしやすい長方形のやつですね。
この壁掛けタイプは壁に配管用の穴を開けて室内機と室外機を繋ぐ必要があります。
そのため、新しく導入する場合は壁への穴あけが必要になってきます。
しかしオーソドックスなタイプなだけあって種類や機能は様々で、
それに伴って値段もピンきりだったりします。
色々と比較して選び抜きたい方には特にオススメです。

次に窓用タイプです。
これはなんと室外機を必要としないタイプなんです。
室内機と室外機が一体型になっていて窓に直接設置するようになります。
そのため室外機を設置するスペースが確保できなかったり、
壁にどうしても穴を開けられない場合にオススメになります。

そして床置きタイプというものもあります。
ルームエアコン本体をどうしても壁や窓に設置できないような場合に有効です。
床置きだからといっても割とコンパクトサイズでスリムなものが多いです。

その他にもまだあります。
ハウジングエアコンとマルチエアコンについて簡単に説明します。

ハウジングエアコンとは
小規模な店舗や事務所などでも利用される天井や壁などに埋め込むタイプのものです。
あの存在感のある大きな室内機がどうしても部屋の雰囲気に合わないと感じる場合にオススメです。

またマルチエアコンは1台の室外機に対して複数の室内機を設置するタイプです。
部屋数が多い場合、通常の壁掛けにしてしまうと室内機の数だけ室外機が必要になりますが、
マルチエアコンなら室外機は1つで良いのでさほどスペースに困りません。
ただし室内機と室外機の距離が長くなる可能性が高いため、
どうしても効きが悪くなってしまったり故障した際の対応が大変だったりといったリスクはあり得ます。

 


■エアコンを効率良く使用するには
エアコン購入の際に知っておきたいこと、2つ目はエアコンを効率的に使う方法です。

実はエアコンで重要な部分は主に室外機です。
実際はどちらも重要なんですが、
どうしても室内機にばかり目がいきがちになるのであえてこう書きました。

室内の熱を室内機で吸い取り室外機で外へ吐き出すことで室温が冷たくなるいわゆる冷房となり、
外気の熱を室外機で吸い込み室内機で室内へ出すことで室温が温かくなるいわゆる暖房となります。

当然ながら室内機の周りを塞いだりしていないですよね?
室内であれば直射日光が当たることもないはずです。

では室外機はどうでしょうか?
室内機と比べてだいぶ格差がありませんか?

そうなんです。
本来は室外機も室内機のように余裕を持って設置しないと効率が落ちてしまうわけですね。

そんなわけで室外機を設置する際は、
背面と側面は壁から約5cm、正面は障害物から約25cmは離れている方が良いとされています。
さらに室外機の大きさの目安は高さ60cm×幅80cm×奥行き30cmです。
そう考えていくと案外置く場所が無かったりするので、
購入の際はしっかりと室外機も気にかけてあげるようにした方が良いでしょう。

 


■エアコン設置で気を付けること
エアコン購入の際に知っておきたいこと、3つ目はエアコン設置での注意点です。
室外機の設置については簡単にまとめましたが室内機についても当然気をつけましょう。

室内機も側面と上部が壁から約5cm以上は離れている必要があります。
さらに室外機がある場合ですが配管穴を開ける必要があるため、
どこにでも設置できるとは限りません。
またエアコンを起動させるためにはエアコン専用のコンセントが必要です。

そして何よりも本体代金の他に設置工事費用が発生するので、
費用面に関してもしっかり見積もりを取ってもらうなど事前の確認が必要です。

 


さて、エアコン購入の際に知っておきたいことについて簡単にまとめてみました。
いかがだったでしょうか。

ぜひ来たるエアコン購入に向けて参考になれば幸いです。

僕にエアコン購入の機会は訪れるのでしょうか。
どうでもいいですね。そうですか。