こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
今回は誰が興味あるんだ?というテーマでいきます。
みなさんは蛇口についてどこまで考えたことがあるでしょうか?
まずは家にある蛇口1つ1つを5分ずつ観察してみましょう。
興味が沸いてきたら10分30分と時間を延ばしても良いですし、絵を描いてみても良いでしょう。
とにかく蛇口とスキンシップを取ってみましょう。
とまぁ冗談はさておき、
大事なのは蛇口について真摯になって考えてみることではないでしょうか。
その他の設備に比べて蛇口を設置したり交換したりといったケースは少ないかもしれませんが、
生活をする上で切っても切れない重要な設備の1つです。
いざ蛇口交換や新調する際に後悔ないようにしておいた方が良いと思うので、
今回は「蛇口の種類について」まとめてみたいと思います。
1. 単水栓
2. 2ハンドル混合水栓
3. シングルレバー混合水栓
4. サーモスタット混合水栓
5. 自動水栓
■単水栓
蛇口には大きく分けて2種類あります。
単水栓と混合水栓です。
単水栓とはハンドルが1つだけ付いている蛇口です。
水かお湯のどちらかしか出ないタイプで、基本的に水のみ出るタイプが多い印象です。
ハンドルによって水量を調整することができます。
よく洗濯機近くに設置されていたり、屋外に設置されていることもあります。
安価で設置交換できるというメリットがあり、
限定的な仕様用途はデメリットとも言えますが構造が単純なため水漏れなどが発生しても、
割と簡単に修理することが可能です。
いわゆるイメージしやすい蛇口の形状以外にも、
細長いタイプやカタカナのトの字型タイプなどデザインは様々あります。
■2ハンドル混合水栓
混合水栓とは1つの蛇口から水とお湯それぞれ出すことが可能な蛇口です。
そんななか2ハンドル混合水栓はその名の通りハンドルが2つ付いているので、
それぞれの水量を調節することができます。
ハンドルが分かれているので微妙な温度調整も可能ですし、
他の蛇口タイプと比べ最大水量も多めなので短い時間で水やお湯を溜めることに向いています。
そのためキッチンやお風呂場によく設置されているはずです。
後述するシングルレバー混合水栓と比べ値段も安く、スマートな形状が多いため、
狭いスペースでも設置可能です。
■シングルレバー混合水栓
混合水栓にもいくつか種類がありますが、その1つがシングルレバー混合水栓です。
その名の通り1つのレバーで水量と温度を調節できる蛇口です。
2ハンドル混合水栓のように2つのハンドルを操作する必要が無くなります。
簡単に出したり止めたりできるため節水もできますし、片手で操作できるので
最近のキッチンではこのタイプが主流になっているのではないでしょうか。
またお店などのトイレの手洗い場にも設置してあるイメージがありますね。
2ハンドルタイプと比べると、どうしても水量や耐久性は劣ります。
そのため壊れやすいという特徴があるので、修理や交換にかかる費用は多くなります。
利便性を取るかどうかが大事になってきます。
■サーモスタット混合水栓
混合水栓にはもう1つ、サーモスタット混合水栓というものもあります。
よくお風呂場で見かけるあいつです。
片方で温度を調節し、もう片方で水量を調節するタイプです。
使ったことがある人なら分かるかと思いますが、
1度温度を調節したらそのままにできるので温度をある程度一定に保てるという特徴があります。
しかし、2ハンドル混合水栓やシングルレバー混合水栓と比べるとどうしても水量が少ないので、
シャワーの水量が強いほうが好みという僕と同じタイプの人はあんまりかもしれません。
■自動水栓
また手をかざすと水やお湯が出る自動水栓というタイプもありますね。
ハンドルやレバーに触れることなく自動で水やお湯を出すことができるのでもちろん便利です。
誰が何と言おうと便利であることは間違いないです。
しかし、水量はダントツで少なく、
センサーが反応しづらいというあのじれったさはデメリットと言えるでしょう。
またこれまで紹介してきた水栓の中で1番壊れやすいです。
そのため当然、修理代や交換代がかさむ可能性が高いので注意が必要です。
というわけで蛇口についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
これでも正直、まだ蛇口の上澄み程度しかお伝えできていない気がしますが、
言われてみればなるほどこれだけ種類や特徴があったのかと思い知らされます。
これから蛇口を交換したり、どうせだったらと新しくする際に
後悔ないように場所に合わせて選んでみてください。
そして、退去の際にはもともと設置されていた蛇口に戻すことをお忘れなく!