こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
みなさんは毎日のように入るお風呂のタイミングについて考えたことはありますか?

ほとんどの人は朝風呂派と夜風呂派とではっきり分かれているのではないでしょうか?
今回は「朝風呂と夜風呂のメリットデメリット」についてまとめてみます。

ちなみに僕はもっぱら朝風呂派です。
朝にめっぽう弱いのでどうしても朝風呂でないと身体を起こすことができないんですよね…
ギリギリまで眠っているくせにお風呂に入る時間は確保したいというワガママ野郎なんです。
起きるのが苦手なので朝の時間は非常に限られているのですが、
準備するにせよ何にせよお風呂に入らないとスタートを切れないのです…

だったら夜に入ってギリギリまで寝たらいいじゃないかとも思うのですが、
やっぱり寝起きは身体がシャキッと動かないわけです。
別に機嫌が悪くなるとかそういうわけではないですが寝起きが悪いんですね。
そうなるとどうしてもふらふらしながらお風呂に入ってスイッチを入れるしか
解決策が見当たらないという状況です。

朝方の僕のようにだらだらと書き殴ってしまいましたが、
朝風呂と夜風呂に分けてそれぞれについて考えていきたいと思います。


1.     朝風呂のメリットデメリット
2.     夜風呂のメリットデメリット
3.     結局、朝風呂と夜風呂どっちがいい?



 

■朝風呂のメリットデメリット
ではさっそく朝風呂のメリットから考えていきます。

冒頭でお伝えしたように、
思いつくメリットとしては眠気を覚ましてくれることではないでしょうか。
朦朧とした朝にお風呂に入るだけで目覚めがスッキリすることでしょう。
もちろん感覚的な話だけではなく、その効果にはしっかりと理由があります。

リラックス効果のある副交感神経とスッキリした効果をもたらす交感神経というものが関わっています。
その効果の通り、眠りについてから寝起きにかけて副交感神経が強く働いている中で、
お風呂に入ることで徐々に交感神経が活発になっていき眠気が取れていくというわけです。

次に代謝が良くなるというメリットもあります。
これから活動し始める朝にお風呂に入ることで体温が上昇し新陳代謝が上がります。
それにより、汗をかきやすくなり脂肪が燃焼しやすくなって
結果的にダイエットにも繋がっていきやすくなります。

他にも寝汗を流すことで体臭を抑えることもできますし、
もっと言えばボディソープやシャンプーの良い匂いを漂わせることもできますね。

さらには寝癖を直す時間を短縮できるので、
人によっては朝の準備時間を簡略化できるというのも大きなメリットといえるでしょう。

ではデメリットは何でしょうか。

それは血圧が大幅に上昇することです。
目覚めたばかりは体温が下がっているので、いきなり熱めのお湯に入るのは危険です。
特に高血圧の人は要注意で、ぬるめのお湯でも十分なくらいです。

冬場は特に脱衣所がどうしても寒くなりやすいので 、
徐々に温度を上げていくなどの工夫や加減が必要ですし、
取り返しのつかないことになってしまう前にしっかりと心がけておきましょう。

また寝起きは水分不足になりがちなので水分補給も忘れずに行なっておきましょう。



 

■夜風呂のメリットデメリット
次に夜風呂についても考えていきましょう。

お風呂といえば夜だろうという方も多いかと思います。
それほど夜風呂は一般的です。

そんな夜風呂のメリットはやはり睡眠の質を高めてくれることが大きいでしょう。
身体を芯から温めることで血流が良くなり自然な眠りへの誘いと深い眠りが期待できます。
睡眠の質を上げることで疲れも溜まりにくくなるので、
次の日の活動効率も上がるため良い事尽くめのように感じます。

夜に働きやすい副交感神経は胃腸にも影響があり、
お風呂に入りさらに働きかけることで寝ている間に消化活動も活発になり、
朝の胃もたれを緩和することができるのもメリットです。

髪の毛や肌は夜に生まれ変わるといわれています。
そのため夜風呂により1日の老廃物をしっかり取り除いておくことで
頭皮や肌に負担がかかりづらくなるので、
結果的に美容効果に期待できるようになるでしょう。

良い事尽くめな夜風呂にデメリットはあるのでしょうか。

正直なところ、目立つようなデメリットは見当たらない気がします。
強いて言うならお風呂に入ってすぐ布団に入って眠りにつかないと、
身体が一気に冷えていき湯冷めしやすいということくらいでしょうか。



 

■結局、朝風呂と夜風呂どっちがいい?
朝風呂と夜風呂それぞれのメリットとデメリットについて考えてきたわけですが、
結局のところ使い分けが大事な気がしてきています。

1番の理想は夜に湯舟に浸かって朝はシャワーを浴びるのが良いのではないでしょうか。
夜、ぬるめのお湯に浸かり1日の疲れを癒し、寝ている間に肌をケアする。
朝は寝汗を流しつつ代謝を良くし、身体を徐々に目覚めさせる。
身体を思いやるならこの流れが1番良いでしょう。

結局のところ、人それぞれのサイクルや事情もあると思うので
朝や夜というよりかはお湯の温度や入浴時間が大事な気がします。

朝は40℃以上の熱めで短時間で済ませ、
夜は38℃~40℃程度のぬるめでじっくりと入浴するのが丁度良いかもしれません。



  ちなみにお酒が入った状態で入浴するのは危険です。
正直なところ僕も夜に酔っ払った状態でお風呂に浸かり危なかったことがあります。
そんな経験から毎晩のようにお酒を嗜んでいる僕としては、
必然的に朝風呂派になっていった可能性は高いですね。

僕の嗜好事情はどうでも良いですよね。
ごもっともです。