こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

みなさんはお家のインテリアはどのように選んでいますか?
僕なんかは特にこだわりもなく目に入った良さそうな物を手に入れていきました。
おかげでテーマも統一性もなくバラバラで上品さのかけらも無い状況です。
逆にこだわり抜いて1つ1つ集めた、もしくは集めている人もいるかもしれません。
または引越しの度に買い換えるといったツワモノもいるかもしれませんね。

インテリアはお家の印象を決める大事な要素といえるでしょう。
ものはどうあれ選び方次第で大きく変わっていきます。

ということで今回は「アンティーク家具について」まとめてみます。

ちなみに似たような言葉でヴィンテージもありますが、
ヴィンテージというと本来ワインに使われる用語で、
どちらかというとギターや衣類、特にジーンズなどに使われる傾向があります。
比べてアンティークはヴィンテージよりも古く骨董品や美術品などに使われるイメージです。


1.     アンティーク家具のメリット
2.     アンティーク家具のデメリット
3.     アンティーク家具の選び方



 

■アンティーク家具のメリット
まずはアンティーク家具のメリットから考えていきます。

アンティーク家具のメリットは、
なんといっても佇まいからくる印象深さと良きデザイン性だと思います。
現代の家具では出せない風貌はなぜか魅力的に感じますよね。
そして長年の時を経て現代にまで残ったからこその味わいはたまりません。
1つあるだけで部屋の印象が変わりますが、どこか馴染んでしまうのも不思議な部分です。

また家具職人の成せる業が光るアンティーク家具は、
その1つ1つが手間隙かけて作られたものばかりです。
だからこその細部までのこだわりようと頑丈さ、材質の高さは天晴れとしか言えません。

アンティーク家具には1点ものも多いです。
形が似ていても色味が違っていたり、そもそも似た形状が無かったり。
1点ものは所有欲を満たしてくれますし、
また使い続けることで表情が変わる面白さもあります。

■アンティーク家具のデメリット
ではそんなアンティーク家具のデメリットも考えてみましょう。
良い部分だけではなくデメリットもしっかり把握しておきたいものです。

アンティーク家具のデメリットとしてありがちなのは重量が重いことです。
現代の家具とは異なり豊富な木材を使用できた昔だからこその悩みかもしれません。
作りがしっかりしている分、使用されている木材が多く、
結果的に重くなっている傾向があります。
搬入作業が大変になりますし賃貸物件の場合は床への傷つけも気にした方が良いでしょう。

またサイズが大きめであることも覚えておいた方が良いかと思います。
それによりせっかくのお気に入りを見つけてもいざ部屋に配置してみると、
思った以上に存在感を放ってしまったり、
そもそも部屋に入りきらず泣く泣く諦めざるを得ない可能性もあります。

当然ながら古くに作られたものなので、
新品と違って傷やヘコミといったダメージを負っている場合がほとんどです。
逆にそのダメージが好印象という場合もあるかもしれませんが、
場合によっては使い勝手にまで影響する可能性もあります。
見た目だけではなく普段から使うものとしてしっかりと細かなチェックは必要です。



  

■アンティーク家具の選び方
メリットデメリットを分かってもらった上で、
アンティーク家具の選び方についてまとめてみます。

デメリットでも伝えたように、
使用感を損ねるほどのダメージを負っている可能性もあるので、
出来ることなら専門店などで実際に目で見て触れて探すのが1番です。
アンティークの世界も奥が深いので、
もちろんその道のプロにアドバイスを受けながら選ぶことも出来るのでオススメです。

またアンティーク家具はメンテナンスも重要だったりするので、
そういったサービスを行なってくれる専門店であれば購入したあとも安心ですよね。

メンテナンスにも色々と種類があります。
実用的な修理をしてくれるリペア、時代背景まで加味してくれるリストア、
大胆なアレンジを施してくれるリメイクと主に3種類があります。

またデンマークでは1つの家具をあくまで財産として考える傾向があるようです。
これにより使い捨てではなく長く使い続け、
途中で好みが変わったりして手放すのであれば友人や家族、
もしくはフリーマーケットなどで売るなどして次へと引き継いでいくみたいですね。

これに習って、アンティーク家具を選ぶ際は
「もし手放す時が来たら誰か受け継いでくれそうか」と考えてみるのも良いでしょう。



  いかがだったでしょうか。
今回はアンティーク家具についてまとめてみました。

僕みたいな優柔不断なタイプは、
手始めにアンティークチェアから選んでみると良いかと思います。

収納やソファ、テーブルのように大型ではないし、
バラバラなサイズのイスを集めてみても意外と様になるものです。