こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

タワーマンション、木造アパート、団地妻などなどよく耳にする言葉たちですが、
集合住宅ということは分かるけれど、
実際のところ違いを説明できる人って少ないのではないでしょうか。

やっぱりデートをしていて1番困る質問は、
「ねぇねぇあれってマンション?それともアパート?」って聞かれることですよね。
そこでばっちり答えることが出来てこそカッコイイ男になれるのかもしれません。

もしくは小さな子供に聞かれた時に正しく答えられる大人になりたいものですね。

というわけで今回は、
「マンション・アパート・団地について」まとめてみました。


1.     マンション・アパート・団地の違いとは
2.     マンションのメリット・デメリット
3.     アパートのメリット・デメリット
4.     団地のメリット・デメリット



 

■マンション・アパート・団地の違いとは
さっそくメインの話に入りますが、
マンション・アパート・団地の違いについてまとめていきます。
ここでの紹介はあくまで一般的な区別の仕方であって、
別に法律などで決まっているわけではないようです。

まず、マンションは、
鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートで造られている、
3階建て以上の建物
に対して使われることが多いです。
その他あえて言うのであれば、物件設備が整っている傾向もあります。

次にアパートですが、
軽量の鉄骨造りや木造であることが多く
基本的には2階建て以下の集合住宅
に対して使われます。

最後に団地についてです。
団地は建物の構造に対して使う言葉ではありません。
広い敷地内に建てられている建物群を指します。

そもそも団地は「一団の区画や地域」のことで、
今回僕はあくまで住宅団地である前提で話をしていますが、
工場や倉庫を集合させた地域のことを工業団地と言ったりもしますよね。

一般的には公営住宅やUR賃貸住宅、公社住宅のことを言うことが多いです。

では一通り意味が分かったところで、
それぞれのメリットやデメリットに関しても考えていきたいと思います。



 

■マンションのメリット・デメリット
まずはマンションについてです。

マンションは鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートで造られていることがほとんどなので、
防音性や耐火性、耐震性が高い傾向があるというメリットが挙げられます。

さらに3階以上の建物であることも多くエレベーターが付いていたり、
オートロック式だったり、世帯数も多い物件であれば宅配ボックスがあったりと、
物件設備が充実している傾向もあります。

デメリットを挙げるとすれば、
アパートと比べて家賃や管理費が高くなりがちといったところでしょうか。
色々と充実しているからこそのデメリットといえるでしょう。



 

■アパートのメリット・デメリット
次にアパートです。

アパートはそもそも小規模な集合住宅であることが多く、
マンションと比べると建設費用も少なく済むため家賃が安くなる傾向があります。

また木造の場合は通気性が良く、湿気やカビに悩まされることは少ないでしょう。

ただし、木造だと耐火性や耐震性は低く心配ですし、
防音性も高くないため振動が伝わりやすいので2階に住む場合は下の階を気にする必要があります。

さらに通気性が良いということは冷暖房の効きが悪い可能性もあります。

ちなみにアパートだからといってオートロックや宅配ボックスなど、
設備が充実していないというわけではないです。
あくまで物件によります。



 

■団地のメリット・デメリット
最後に団地のメリット・デメリットです。

団地は高度経済成長期に建てられたイメージが強いと思います。
そのため古い団地が多く存在していますが、
最近ではリノベーション物件も増えていて家賃は安く室内はキレイという物件も多くなっています。

また広い敷地内を活かして日当たりが良く設計されていたり、
公園などの自然が多い
傾向があります。

デメリットとしてはどうしても築年数が古い物件が多いという欠点が挙げられます。
そのためオートロックやエレベーターといった、
今では当たり前のような設備が整っていない可能性もあります。
3階くらいなら耐えられそうですが、4階以上になるとエレベーターなしだと辛いですよね。

団地の特徴として近所付き合いが面倒臭いという話もあります。
住宅が密集しているためだったり、
昔からのコミュニティやちょっとした一部地域の習慣が残っていたりする可能性はあります。



 マンション・アパート・団地の違いが分かりましたか?

団地はそもそも建物構造の話ではないので置いとくとして、
実はマンションとアパートの区別は無いに等しいです。
不動産会社や貸し主側の都合で呼び名を変えることが出来ます。

 メリットやデメリットも様々あるので、
物件選びの際は参考にしてみてください。