こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

家賃が高いに越したことは無い!と思っている人は少ないのではないでしょうか。
たいていの人なら家賃は安く安く抑えたいと思っていることでしょう。
僕だってそうです。

日々の生活の中で固定費というのは非常に重要だと思います。
限られた収入でやりくりする身としては何としても抑えたい部分ですよね。

食費、日用雑貨費、趣味に使う費用など毎月の支出額が変動するものは置いといて、
住居費、光熱費、保険料、ネット携帯代など毎月の支出が決まっている部分を見直すだけで、
大きく家計を改善できるようになるはずです。

何かと費用がかさむ現代において、固定費が安くなるメリットはやっぱり大きいものです。

光熱費、保険料や携帯代なんかはプランの見直しをする機会は割とあるように感じますが、
どうしても住居費は見直しづらい部分ではありますよね。

それでも引越しする機会があれば、ぜひとも考えたいのが住居費、家賃です。
そんなわけで今回は「家賃が安い物件を探すコツ」について、
3つの項目に分けてまとめてみたいと思います。


1.     立地
2.     広さ
3.     物件の状態



 

■立地
まずは立地から考えてみます。

例えば関東で横浜や恵比寿、吉祥寺といった、
住みたい街ランキング上位の街は自ずと家賃相場は高くなります。
住みたい住みたくないは置いといたとしても新宿や池袋、銀座といった、
多くのビルやお店が立ち並ぶエリアも土地の相場が高いため当然家賃は高くなるわけです。

じゃあ都心から離れて誰も住みたがらないような交通の便も悪く、
治安も悪いエリアに住むしかないのか!?
(特定の街を非難しているつもりは毛頭ございません)
と言うと極端ですが、確かに家賃は安くなる傾向はあるでしょう。

いやしかし、どうしても住みたいエリアがある場合に、
そのエリア内で少しでも家賃を下げる方法があるにはあるんです。

結論言うと、人気の最寄り駅から少し離れたエリアが狙い目です。

例えば徒歩5分圏内という理想は捨てましょう。
10分?生ぬるいです。
もっと離れた方が良いでしょう。
15分以上離れると、同じような間取りだったとしても家賃は安くなる傾向があるようです。

また、人気駅のほとんどは快速や急行が止まる駅じゃないですか?
あえて1つ隣の駅にしてみるのも手です。



 

■広さ
次に考えたいのは広さです。

言わずもがな間取りで家賃相場は変わってきます。
1Rよりも2LDKの方が部屋数も多いわけですし家賃は高くなります。

ただし、重要なのは平米数や一部屋当たりの広さだったりします。

1Rだから安いと言うわけではなく、それはあくまで同じ平米数だった場合です。
例えば20㎡の1LDKと30㎡の1Rだったら、20㎡の物件の方が安くなる傾向があります。

ただしそんなに簡単な世界ではないから面白いです。

例えば同じ平米数で1LDKと2DKだと2DKの方が安かったりするんですよね。
これはきっと1LDKの方が人気があるからでしょう。
もっと言えば部屋の広さが関係しているように思えます。
LDK部分の畳数が広くなり使い勝手が良くなるため結果的に人気も高くなり、
家賃が上がりやすいのかもしれません。

こういった間取りや広さの関係性もしっかり考えてみると、
無駄なコストを削減できる可能性がありますね。

あとは独特な間取りをした物件は入居者が限られるため家賃が安くなりがちです。



  

■物件の状態
分かりやすいのが物件の状態に関してです。
ここでは築年数と設備について考えてみます。

元から建っている古い物件よりも築浅物件、
もっと言えば建ったばかりの新築物件の方が家賃は高くなりやすいです。

これはどうしても新しい物件の方が、
耐震がしっかりしていたり設備が整っていて外装内装がキレイだから住みたくなるためでしょう。

オートロックが付いていたり、宅配BOXが完備されていたり、
エレベーターが付いていたり、お風呂とトイレが別々だったりと、
様々な設備事情で家賃は左右されていきます。

共用スペースが充実していればいるほど、管理も大変になるため管理費が上がる場合もあるでしょう。

お風呂はシャワー派なのであれば風呂桶なんて要らないでしょう。
なんとなくお風呂場には風呂桶が必要と考えているだけで、
風呂桶を使うことなくカビだらけになっていませんか?

風呂桶が無い物件というだけでも家賃が下がる可能性は十分にありますし、
風呂トイレが一緒のユニットバスでも下がります。

またマンションよりアパートの方が家賃は安いですし、2階以上より1階のほうが安いです。
こだわりの条件を1つ2つ諦めるだけで家賃を安くさせることができるでしょう。



  いかがだったでしょうか。
結局のところ家賃だって需要があれば高くなるし、需要が無ければ安くなるものです。

自分の理想と世間一般の需要とを比べてみて、
実際に住んでみた際に自分の生活に支障をきたすかどうか、
本当に自分が求めている条件かどうかというのを今一度見つめ直すことが大事です。

冒頭でも伝えたとおり固定費は非常に重要な支出なので、
ぜひ引越しの際はじっくり考えてみてください。