こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

寒い日が続いていましたが、まだまだ暑い日も多いです。
そんな暑い日の夜に寝苦しい思いをしたことありませんか?

そう、まさに熱帯夜。

エアコンの効きが悪かった部屋に住んでいた時なんて、
熱帯夜でもない普段の真夏の夜でさえ、
毎晩毎晩、色々と涼む方法を模索していた時期もありました。

基本的に寝つきの悪い僕ですが、
さらに熱帯夜ともなるともうお酒に頼るしかなかったりするのです…

いやもっと他にも快適に過ごす方法があるはず。

というわけで今回は、
「熱帯夜を過ごすオススメ対策」についてまとめていきたいと思います。


1.     室内対策
2.     寝具対策
3.     寝る前対策



■室内対策
何はともあれまずは室内対策です。

エアコンを使わないのであれば窓を開けるのが良いでしょう。
夜風はなんやかんやで涼しいものです。

窓を開ける時はなるべく風の通り道を意識してあげるのがポイントです。
風が抜けるようにしっかりと少なくとも2箇所は窓を開けましょう。

虫の侵入は(個人的に)死に値します。
出来れば網戸をしっかりと設置したいところです。

他にもすだれやよしずを使用するのも良いかもしれませんね。
特にベランダがあるような階なら見た目の趣きも相まって、
日中の日差しも抑えつつ虫除け対策にもなり部屋の温度を下げることが出来るでしょう。

また扇風機があれば、室内の空気を循環させることが出来るのでオススメです。



■寝具対策
続いて寝具についても見直していきましょう。

手っ取り早いのは冷感除湿タイプの敷きパッドを敷くことですが、
他にも天然素材の寝具を使用するのもオススメです。

昔、おばあちゃん家などでゴザや竹枕などを使っていた記憶はありませんか?
高温多湿の日本では昔からこういった天然素材の寝具を使って対策をしていました。
肌触りも良く通気性もバッチリです。

そうでなくても植物性の綿(コットン)や麻(リネン)、
動物性の絹(シルク)や羊毛(ウール)にするのもオススメです。

こういった天然繊維は吸湿性に優れているのが特徴です。
植物性のほうが耐久性が高い傾向があり、洗濯もしやすく、
動物性は植物性よりも肌触りが良い傾向があります。

また綿(コットン)は植物性の中でも肌触りが良く、麻(リネン)は放湿性に優れています。
絹(シルク)は特に肌触りが滑らかで、
羊毛(ウール)は麻(リネン)と同じくらい放湿性が高いです。

またどうしても暑苦しい日であれば、
氷枕や冷却シートを使って頭部など部分的に冷やす方法もあります。
しかし氷枕は冷やし過ぎに注意しましょう。
薄手のタオルを巻くなどで対策できますが、それでもムレが気になる方もいるかもしれません。

最近の僕はほぼパンツ一丁で寝ることが多いのですが、
パジャマもしっかりと見直すとより快適に眠りにつけるでしょう。
同じく素材に注目して選んでみましょう。

暑さの原因はもちろん温度・室温のせいもありますが、
湿度も関係していることも忘れてはいけません。

そのために吸水性、吸湿性、放湿性を意識してみることをオススメします。
例えばポリエステル生地は吸水性が良くないため、
熱をこもらせてしまったり、寝汗も発散させづらくしてしまいます。



■寝る前対策
ここまでで室内と寝具類の対策はバッチリなはずです。
あとはいざ寝る前にやっておきたいことをまとめてみます。

ただ眠れれば良いという考えではなく、
あくまで熱帯夜でも良質な睡眠を取りたいという考え方でいきましょう。

睡眠と体温は密接な関係を持っています。

暑い夜に汗を洗い流すためにシャワーを浴びる人も多いかと思います。
どうせなら水シャワーでキンキンに冷やしてクールダウンしたいところですが、
個人的に水風呂や水シャワーは苦手ですし、
急に冷水を浴びると身体にも危険だったりするので注意が必要です。

そんな時にオススメなのがぬるめのお風呂に浸かることです。
身体を温めてどうする?と思われる人もいるかもしれませんが、
ぬるめの温度であれば表面温度は温まりますが、相対効果で体内温度は低くなります。
そして体内温度が低くなることで眠りにつきやすいといわれています。

冬場のように身体の心まで温まってしまうと逆に寝つきが悪くなってしまうので
夏場のお風呂はぬるめの温度でサクッと入りましょう。

また寝る前にはしっかり水分補給も忘れないようにしましょう。
これは熱中症対策にもなりますし、
何より寝ている時には多いと1リットルほど水分を失っているので水分補給はやっぱり大事です。

それでもまだ寝付けないようなら扇風機を当てるのが良いでしょう。
できればキレイな美女にうちわで扇がれたいところですが、
残念ながら僕はそんな身分では無いので扇風機で我慢します。

扇風機を身体に当てる時は必ず固定せずに首を振らせるようにしてください。
一箇所に長時間当て続けるのは危険です。
そのためタイマーもなるべく短い時間で切れるように設定しましょう。



いかがだったでしょうか。

まだまだ暑い日が続きそうですが、
エアコンで身体を冷やし過ぎて体調を崩さないようにしてくださいね。
特に今の時期はちょっと体調を悪くするだけでも、
コロナで色々と大変なのでみなさん気を付けましょう。

そしてぜひアナログな涼み方をマスターしてこの夏を乗り切りましょう。