こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

実は私事ではありますが、今の家が手狭になってきたので、
そろそろ引越しを考えているところなんです。

とはいえ何かに迫られているわけでもないので、
新居は割とじっくり検討しようかなと思っているのですが、
そもそも引越し時期っていつがベストなのでしょうか。

というわけで今回は「引越し時期のタイミング」についてまとめていきたいと思います。


1.     繁忙期に引っ越すメリット・デメリット
2.     閑散期に引っ越すメリット・デメリット
3.     引越しの月ごと比較



 

■繁忙期に引っ越すメリット・デメリット
ということでまずはいわゆる繁忙期に引越しをする際の、
メリット・デメリットについて考えてみます。

繁忙期のメリットは何と言っても選べる物件数が多いということです。

繁忙期というだけあって入居はもちろん退去する人も多くなるため、
自ずと賃貸物件の数が増えやすくなるわけですね。
なので、希望の物件を探しやすいというのが大きなメリットと言えるでしょう。

ではデメリットも挙げていきますが、
まずは引越し費用が高くなりがちなことが挙げられます。

荷物少なめの単身で都内から都内の平日引越しで約2万円ほどになります。
もちろん引越し業者にもよりますし、オプションを付けたりするともっとかかりますが、
安くて2~3万円くらいと思っておいて良いでしょう。
それが繁忙期というだけで2~3倍に跳ね上がる傾向があります。

そして当然顧客は多いはずなので値下げ交渉がしづらい可能性も高いです。
引越し業者もそうですし、賃貸物件の家賃や敷金礼金が高めに設定されていることもあり得ます。

さらに物件数は多いですが、その代わり同じように探している同志も多いので、
悩んでいる時間が割と無いのがネックです。



 

■閑散期に引っ越すメリット・デメリット
では次に繁忙期を避けて引っ越す場合のメリット・デメリットも考えていきます。

基本的には繁忙期の真逆なわけですが、
繁忙期と比べて引越し費用が下がりやすい傾向があります。

また値下げ交渉もしやすくなり、不動産会社の対応にも余裕が生まれ、
繁忙期と比べて希望の物件を親身になって探してくれる可能性もあります。
その上で、引越しをする人も減るので、
自分のペースでゆっくり物件探しが出来るのもメリットと言えるでしょう。

そして、デメリットは何と言っても物件数が少ないということです。
物件探しはマイペースに出来てもそもそもの選択肢が狭い可能性があります。



 

■引越しの月ごと比較
では結局のところ繁忙期っていつなんだろうって話ですよね。
月ごとに比較して考えてみます。

まずは1~3月。
4月からの新生活に向けて物件探しをする人が増える月ですね。
まさに入居者・退去者が増える時期なので引越しや不動産業界の繁忙期といえます。

4月の中旬を過ぎると徐々に忙しさも収まっていく傾向があります。
ただし既にその辺は世間的にも認知済みで、
5月のゴールデンウィーク近辺に引越しする人も多いかもしれません。

6~8月は梅雨シーズンや真夏の暑さで引越作業がしづらいですよね。
考えることはみんな同じなので自然と引っ越しをする人は減る傾向があります。
いわゆる閑散期というやつですね。

そして9~10月。
この時期は多くの企業では転勤シーズンです。
当然転勤者が引っ越しをする事になるので第2の繁忙期と言えるでしょう。

11~12月は年明けから始まる繁忙期に向けて物件数が徐々に増え始める時期になります。
とはいえまだまだ繁忙期ではないためじっくり物件選びをしやすいです。

というわけで結局のところ、引越し時期のベストなタイミングは
とにかく費用を抑えたいのであれば6~8月の閑散期、
じっくり色々と不動産会社と相談しながら部屋探しをしたいのであれば
11~12月の繁忙期への準備期間がオススメ
ということになります。

もちろんそれ以外の時期に引越しをするのが間違いというわけではありません。

入学や進学、就職のタイミングはどうしても変えられないでしょうし、
10~11月の気候が穏やかな時期に結婚式など行なうカップルも多いそうなので、
その手前の9~10月はカップル向けの物件が空きやすくなる傾向があるといえますね。



 そんなわけで「引越し時期のタイミング」についてまとめてみました。
いかがだったでしょうか?

とはいえそもそもは自分のために調べてみたのですが、
個人的には割と勉強になりました。

これを読んでくれた人の中で少しでも、少ない人数でも役立てば幸いです。