こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

賃貸物件を探す際にリノベーション物件ってよく見かけますよね?
内装が非常にオシャレだったり、独特なデザインが施されていたり、
見ているだけでワクワクしてきます。

またデザイナーズ物件となっていることもありますね。

いわゆる古い状態から新しいものへと作り変えることをリノベーションというわけですが、
住まいをDIYでリノベーションすることをセルフリノベーションと言ったりします。

質はどうあれライトノベルならセルフで出来そうなものですが、
ラノベとリノベは全く別物ですので色々と注意しなくてはならないことも多いはずです。

というわけで今回は「セルフリノベーションについて」まとめていこうと思います。


1.     セルフリノベーションの注意点
2.     セルフリノベーションのメリット
3.     セルフリノベーションのデメリット



■セルフリノベーションの注意点
長年住んだ我が家をリフォームしたいとなった時に、
内装業者などの手を借りずに自分自身で住まいをリノベーションするとなったら、
具体的にどういったことに注意すればいいのでしょうか。

そもそもリノベーションには大きく分けて3つの工程があります。
間取りやデザインなどを考える設計作業、
建材を厳選し加工し組み立てる施工作業、
塗装やタイル貼りなど細かな仕上げ作業の3つです。

DIYをするにはしっかりと自分で出来ることと出来ないことを見極める必要があります。

作業工程だけで考えても1人で作業するには危険を伴う可能性もありますし、
リノベーションする規模や範囲を事前に確認しておく必要があります。

というのも分かりやすい部分でいうと、
電気ガス水道といった箇所は専門的な知識やスキルが必要で資格が無いと、
闇雲に扱うことが出来ません。

また賃貸物件の場合は管理会社やオーナーへ、
リノベーションをしても良いか許可を取る
必要があります。
当然、退去する際に原状回復が必須な可能性も高いですし、
専有部分や共用部分もしっかり見定める必要があります。

また大規模な修繕改築をしたい場合、
敷地面積に対する建築面積の割合である建ぺい率や、
敷地面積に対する延べ床面積の割合である容積率を超えることは出来ないので注意が必要です。

そしてプロの業者でさえ近隣住民に対しての配慮は怠らないはずです。
自分自身で行なう場合は特に思わぬアクシデントが起こる可能性もあるので、
近隣トラブルを避けるため前もって挨拶回りをしたり、
作業時間帯も迷惑にならない時間を選んだほうが良いでしょう。



■セルフリノベーションのメリット
ではそんなセルフリノベーションのメリットは何でしょうか。

なかなかに大変な作業になる場合もありますが、
やはり業者よりも費用を抑えられるというのがメリットとしては大きいでしょう。

大工さんや内装業者に頼む場合はもちろん人件費がかかりますし、
設計士が関わる作業ならば設計費用もかさむでしょう。
その点、自分自身で行なうのであればそういった費用がかからないわけですね。
状況によっては費用を数百万円ほど浮かすことが出来るかもしれません。

そのため新築物件を購入するのではなく古めの物件を購入し、
自分たちでセルフリノベーションするという方法が人気になっているようです。

またDIYで作り上げたものというのはやっぱり愛着が沸きますし、
DIYに対してのスキル向上や知識アップにもなるので嬉しいですね。

成功体験がまた新たなチャレンジ欲へと繋がるはずなので良いこと尽くめな気もします。



■セルフリノベーションのデメリット
では逆にセルフリノベーションのデメリットも考えていきます。

DIYをしたことがある人なら分かるとは思いますが、
初めての場合、イス1つ作るだけでも大変だったりしますよね。
それが我が家のリノベーションなわけですから、
想像以上に時間や手間がかかる可能性があります。

プロの業者にお願いした場合に1~2ヶ月かかる内容ならば、
おそらく少なくとも2~3倍の時間はかかると思っていいのではないでしょうか。

賃貸物件の場合、当然ながら作業期間中も家賃は発生するでしょう。
住みながら行なえるような小規模な作業ならまだしも、
大規模なリノベーションを考えているのであれば
そういった細かな費用も考えておく必要がありますね。

また事前に計画を立てて作業をしていても、
慣れない作業では想像もつかないアクシデントは付き物です。

愛着が沸くからと自分に言い聞かせていても、
結果的な仕上がりに必ずしも満足いくとは限りません。
どうしてもプロの業者に依頼した場合と仕上がりに差が出るのは仕方が無いでしょう。

施工作業中には危険な道具を使用することもあるので、
扱い方を間違うと怪我をする恐れもあるので特に注意しましょう。
少しでも不安なら取り返しのつかないことにならないように、
事前にDIY熟練者へ相談したり協力してもらったりした方が良いでしょう。



というわけで今回は「セルフリノベーションについて」まとめてみましたが、
いかがだったでしょうか。

自分好みにカスタマイズできますし、やってみたいという興味も納得できますが、
リノベーションはこだわり始めるとキリが無く奥深いジャンルです。
もはや趣味と呼べるのか怪しい部分もあります。

特にDIY初心者の場合は、
きっちりと施工した方が良い部分は業者に任せて、
遊びが出来る範囲で遊んでみるのが1番良いのかもしれません。