こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

年末が近づいてきました。
掃除嫌いな僕でさえ整理整頓したくなる、好きな人にはたまらない、そんな時期ですよね。

何を隠そう整理整頓が大の苦手である僕ですが、
そもそも掃除をしない理由のひとつとして、
どこから手をつけて良いか分からないという事情があります。

そうです。
原因は分かりきっているのです。
モノが多いんですよね。

見せる収納というよりかは見せざるを得ない収納って感じですね。
見事に溢れ返っております。

え?イスって洋服かけと同義語でしたよね?

そんなわけで今回は見せざるを得ない収納のプロフェッショナル?である僕が、
「オープン収納のメリット・デメリット」についてまとめていきたいと思います。


1.     オープン収納のメリット
2.     オープン収納のデメリット
3.     オープン収納のコツ



■オープン収納のメリット
さっそくですが、オープン収納いわゆる見せる収納のメリットについてです。

イメージしやすいのはお洋服屋さんですね。
まさにショップの陳列のように収納することでオシャレに見えます。
特にきちんと整理されて統一感があるとオシャレ具合が増します。

空気がこもらないのでカビが発生しにくいというのも嬉しいです。

また見せる収納といわれるくらいですから、
ひと目で中にあるものが把握できるというのも大事なポイントです。
洋服類はもちろんですが、キッチン用品や日用品なら在庫が分かりやすいので役立ちます。

さらには家事効率が良くなるというメリットにも繋がります。
料理中にささっと調味料を手に取れたり、お皿をスムーズに用意したり、
片付けをする時もどこにしまえば良いかが分かりやすくなっているはずなのでやりやすいことでしょう。

戸棚などの開け閉めをする必要がないため効率が良いわけですね。
取り出しやすくしまいやすいというのは非常に大きなメリットといえます。

なぜでしょう。
僕も脱いだらイスやベッドに脱ぎっぱなし…
衣装ケースやクローゼットを開け閉めしていないのにメリットを感じられていないのです。

まー、見た目が粗悪ですからね。
仕方ないですね。



 

■オープン収納のデメリット
ということで続いてデメリットについてもまとめてみます。

前述したように僕も見せざるを得ない収納をしているわけですが、
一体何が違うというのでしょうか。
それこそがオープン収納のデメリット部分です。

結論から言うならば、センスある収納術が必要ということです。
ただ単にモノを置いていてもゴチャゴチャしているように見えます。
僕の場合は実際ゴチャゴチャしているんですけどね。

僕のように無造作にモノを脱ぎ散らかしたり使いっぱなしにしていると、
当然ながらそれはきちんとした収納とは言えないわけですね。

またキッチン周りは特にニオイが移りやすいというデメリットもあります。
ワンルームなどではどうしてもキッチンと部屋が直結していて、
収納スペースにまでニオイが流れてくる可能性があり、
お気に入りの洋服にニオイが移って気になるかもしれません。

他にもホコリが溜まりやすいという点も見逃せません。
普段から掃除やホコリ対策をする人であれば大したことないかもしれませんが、
カビ対策とホコリ対策、どちらに重きを置くかという問題が生じることでしょう。

そして昨今では特に地震対策も必要になってきます。
高い位置に割れやすいものや固いものを置いておくと万が一地震が起きた際に危険です。
遮るものがない分、ダイレクトに落ちてきやすいというわけですね。



■オープン収納のコツ
最後にオープン収納のコツを僕自身のためにもまとめてみたいと思います。
大きく分けて3つあります。

まず、モノを増やし過ぎないことです。
これは収納の基本でもあり、整理整頓がしやすくなるという効果もあります。
モノが多すぎると僕のようにどこから手をつければいいのか分からなくなってしまいます。

文房具類や電池のストックなどどうしても細々としやすいものは、
無理に見せずにしっかり隠す収納をしてあげるとすっきり見えるので良いでしょう。

次になるべく色や素材を統一させることです。
カラフルで美しく見えるのは、その人の収納にセンスがあるからで、
オープン収納素人の僕には到底マネできません。

え?さっきはプロフェッショナルって言ってなかったかって?
それは言葉の綾、言葉の妙というものです。

兎にも角にも統一感があるだけでゴチャゴチャ感は薄れます。
統一感さえあれば憧れのオブジェクトや小さな観葉植物を、
ディスプレイとして設置しても問題なしです。

最後に、重いものや暗い色味は下に収納することです。
お皿やお鍋などのキッチン用品ではこれを意識するだけでキレイに見えます。
全体的なレイアウトを考えてみても
重心が下がることと目線上には軽め薄めのモノがあることで
視界が軽やかに見えるというメリットがあります。



いかがだったでしょうか。
オープン収納は何も考えずに出来るような収納ではなかったわけですね。

そりゃあ僕の部屋はセンスのかけらも無いわけですよ。
1つもポイントを抑えられてなかったですから。

逆に言えばポイントさえ抑えれば日々の整理整頓や家事の効率が上がり、
オシャレ度も増して生活もしやすくなることでしょう。

みなさんは見せる収納と隠す収納、どちらが好きですか?