こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

大掃除シリーズと題しまして、
前回は「大掃除の事前準備について」まとめてみました。

面倒な大掃除をスムーズに、そしてなるべく短時間で済ますために、
スケジュールを立てて掃除箇所を分けることが大事なんだと分かりました。

基本的には要らない物を捨てて、
次に汚れが出やすいキッチン周りを掃除するのが良いでしょう。

そんなキッチン周りはガンコな汚れがあるイメージですよね。
大掃除が面倒だと思わせる原因の1つだといえるでしょう。

しかし、効率よく順番立ててこなしていくことで、
びっくりするほどスムーズに掃除することができます。

そんなわけで今回は「キッチン周りの大掃除について」まとめてみたいと思います。


1.     その1.キッチン用具の整理・処分
2.     その2.換気扇
3.     その3.コンロ
4.     その4.シンク
5.     その5.床・壁
6.     その6.家電類



■その1.キッチン用具の整理・処分
まずは大掃除の事前準備と同様にキッチン周りでも、
要るものと要らないものとに分けましょう。

そして特にキッチン棚やシンク下などの掃除をしつつ、
要らないものはどんどん処分していきましょう。

ものが減るだけで掃除のしやすさは変わってきます。
掃除の基本である「奥から、高いところから」を心がけていくとやりやすいです。

また、ついでに調味料や備蓄品などの消費期限にも気をつけましょう。
僕のようにあまりキッチンに立たないタイプは残念ながら調味料など使いきれないんですよね。
ただのオブジェと化している期限切れのものは、
衛生面的にも良くないのでしっかり見逃さずに捨てていきましょう。

■その2.換気扇
一通り要らないものを処分できたらここからが本番です。
ホコリや汚れが舞う可能性があるため高い位置から掃除するのが鉄則なので、
大掃除というきっかけが無いとなかなか掃除しづらい換気扇から手を付けると良いでしょう。

まずはしっかり換気扇の電源は落としておきましょう。
万が一でも動き出したりしたら危ないですからね。

そしてカバーやフィルター、ファンを外していきます。
外し方は種類によって変わるのでしっかり事前に確認しておきましょう。

ファンには大きく2種類あります。
プロペラ式のファンシロッコファンと呼ばれる筒状のファンです。
特にシロッコファンの場合、レンジフードというカバーが付いていることがほとんどです。
ネジが付いていることもあるので慎重に1つずつ外していきましょう。

一通り外し終えたら外した各パーツを掃除します。
シンクにお湯を溜めたり、ビニール袋を使ったりして洗剤を使って浸け置きしておくと、
ガンコ汚れが取れやすいためオススメ
です。

浸け置きするならその間にレンジフードなどのカバーやフィルターの掃除も忘れずに。



■その3.コンロ
次にコンロ周りを掃除していきます。
IHコンロなら掃除しやすいですが、取り外すパーツが少ないとはいえ、
五徳の付いているタイプならコゲや油汚れが特に激しいので掃除しがいのある箇所ですね。

そんな五徳は取り外して浸け置きするのがラクです。
五徳を浸け置きしながらその他の部分を掃除していくと効率的ですね。

油汚れにはアルカリ性洗剤が有効です。
アルカリ性洗剤を少しの間温めておくだけで効果は倍増するらしいです。
これは今年僕も試してみようと思います。

スプレー上に散布して水拭きで拭き取るとキレイになります。

一通りコンロがキレイになったら浸け置きしていた五徳を掃除します。
使わなくなった歯ブラシなどでこすり落とすと良いでしょう。

■その4.シンク
一通り浸け置きする掃除は終わったので続いてシンクを掃除します。
シンクには主に水アカと排水口のヌメリ汚れが目立ちます。

水アカには酸性洗剤が有効です。
クレンザーやクエン酸を水と混ぜて使うのが良いでしょう。

排水口には塩素系の洗浄剤を使います。
その際、酸性と塩素系が混ざってしまうと有毒ガスが発生するため
扱いには気を付けましょう。

まずはシンク内の水アカを掃除して、しっかり酸性洗剤を拭き取ってから、
排水口を塩素系で攻めるのがオススメです。



■その5.床・壁
一通り汚れのひどい箇所は掃除し終えたのでキッチンの床や壁を掃除していきましょう。
特に壁は普段の掃除で手をかけないことも多いかと思います。
大掃除のタイミングでしっかりキレイにしてあげましょう。

少量の食器用洗剤を含ませ、ぬるま湯で絞った雑巾で吹き上げた後に
水拭きする
ことで見違えるようにキレイになります。

■その6.家電類
最後に家電類についてです。

炊飯器や電子レンジなどは日頃から汚れが目立ったら掃除しやすいかと思いますが、
大型家電である冷蔵庫は大掃除のタイミングで、
普段行き届かない細かな箇所まで掃除するのが良いでしょう。

床や壁で使ったように食器用洗剤を含ませた布で汚れを拭き取っていきます。
重曹水やクエン酸水を使うのも効果的です。
ゴムパッキンなども汚れが溜まる部分なのでしっかりと掃除していきましょう。



いかがでしたか?

ポイントは浸け置きしている間に並行して掃除できる部分を掃除していくことです。
こうすることで無駄なく時間を有効活用できます。

苦手意識のあるキッチン周りの大掃除ですが、
今にでもすぐ掃除したい気分になったことでしょう。

え?僕ですか?
もちろん浸け置きしながらこの記事を書いています。

それは嘘です。ごめんなさい。