こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

大掃除シリーズも「事前準備編」「キッチン周り編」「お風呂場・トイレ・洗面所編」に続いてついに佳境です。
名残惜しいですがシリーズモノの最後はそんなものです。

かのサルバドール・ダリはこう言っています。

恋はその始まりがいつも美しすぎる。
だから結末が決して良くないのも無理はない。

は?

兎にも角にも今回は、前回までに伝えることのできなかった、
「その他の箇所・コツについて」まとめていきたいと思います。


1.     窓・網戸の大掃除
2.     玄関の大掃除
3.     大掃除の基本的なコツ



 

■窓・網戸の大掃除
浸け置きや放置系の掃除をしながら作業できるのが窓や網戸です。

まずは窓ガラスについてです。
外からの雨風をダイレクトに受ける窓ガラスは、
普段からなかなか掃除しづらい箇所の割に汚れが溜まりやすい箇所でもあります。

賃貸物件、特にマンションではなかなか水をかけるのは難しいかもしれませんが、
もし可能であればホースを使って汚れを洗い流すのがオススメです。

ホースの先をつまんで勢いをつけて水洗いします。
その際、上から下に向けて洗い流すのがポイントです。

一通り水洗いが済んだら水切りワイパーを使ってしっかり水切りしましょう。

もし水洗いで落ちない汚れが目立つなら、
おそらく水アカが付着している可能性が高いので、
それなら酸性洗剤を使用すると効果的です。

洗剤を吹きかけてタオルやスポンジを使って汚れを落としていきます。
余った新聞紙があれば新聞紙でもキレイになります。

次に窓サッシについてですが、
細かな部分になるので使い古した歯ブラシで汚れを擦り取るのが良いでしょう。
ある程度、汚れを浮かせたら要らないタオルを固く絞って拭き上げましょう。

そして網戸についてです。
目に見える汚れに関しては掃除機で吸い取るのが良いでしょう。
しかし細かな隙間に案外汚れが付着しているため見えづらいからこそ問題です。
見えづらい汚れは毛の立ったタオルを使って拭き上げましょう。



 

■玄関の大掃除
大掃除のラストは玄関です。

奥から攻めていきたいので靴箱に入っている靴を全て出して、
大まかなゴミは掃除機で吸い取り、
見えづらい汚れは雑巾などでしっかり拭き上げましょう。

その際、水分が残っているとカビなどが発生しやすいため
水気を無くすように乾拭きするのがオススメです。

あとは外に向かって掃き掃除をして、
玄関ドアの枠を雑巾でキレイに拭き上げて、
ドアノブなど普段触る箇所をアルコールなどで拭いたら完了です。



 

■大掃除の基本的なコツ
最後に大掃除の基本的なコツについてまとめます。
シリーズを通して伝えたいのは大きく3つです。

まずは計画を立てることです。
どうしても時間が取れない場合は仕方ないですが頑張って1日で終わらそうとしないことです。

1日で終わらせるには圧倒的に効率の良さが求められます。
とはいえ僕自身そうなのですが、
普段からこまめに掃除ができない人にとってなかなか効率よく掃除をするのは大変ですよね。
少しずつ終わらせるのが大事になってきます。

次に上から下へ、奥から手前へをモットーにすることです。
これは大掃除に限らない基本中の基本といえるでしょう。

家全体でいうならば、奥の部屋から玄関に向けて掃除していったり、
1つの部屋で言うならば大まかなホコリを落としつつ、
天井から段々と床に向かって掃除していくと2度手間が無くなるので効率良くなります。

そして要らないものは捨てることです。
例えば大掃除を機になかなか捨てきれない洋服を捨てたり、
キッチン周りの要らないキッチン器具や賞味期限切れの調味料、
飽き始めている食器類などを処分するチャンスです。

玄関で言うならば、履かなくなった靴なども処分するにはもってこいといえるでしょう。

また一番重要なのが、完璧を求めないということです。
年に1度の大掃除だからと言って張り切り過ぎると手に負えなくなります。
これは僕もよく経験しているので声を大にして言えます。



 いかがでしたか。
全4回に分けてお送りしてきた大掃除シリーズですが、
少しでも参考になっていれば幸いです。

掃除は僕にとっては何とも苦手な分野であり、同じような人はたくさんいると思っています。

特に賃貸物件の場合、
定期的な掃除は物件を退去する際にも有効だといえます。

とはいえ日頃からの掃除はどうしても何かと言い訳をつけて後回しになりがちですよね。
だからこそ年に1回の大掃除する機会ですから、
今年こそは気合を入れつつ気を抜きつつ効率よく行ないたいところです。