こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

ゴミ捨てって面倒臭くないですか?

いきなり何の話だよ!と思うかもしれないですが、
話題が始まるのなんて大体いきなりで突然なんですよ。

というわけで僕のような面倒臭がり屋にとって、
ゴミ捨てというのは一日の中でも大きなイベントであるわけです。
パンパンに溜まったゴミ袋を動かすだけでもしんどいですし、
小分けした小袋を複数集めて捨てたりするのも嫌なんですよね。

ここまで話をしていてお気づきの通り、僕の部屋はなかなかの汚さです。
どういう風に思われているのか分かりませんが、
小奇麗な部屋でパソコンを打っている姿を想像されていた人には申し訳ないです。

そんなん想像しないか。

さて、ゴミ捨てが面倒臭い理由のひとつに生ゴミの存在が大いにあると思います。
袋が破れると汁っ気が気持ち悪いですし、ニオイも気になる上に、
放置すればするほど取り返しのつかない事態にもなりかねません。

そんなわけで今回は「ディスポーザーについて」あれこれまとめていきたいと思います。

 


 1. ディスポーザーとは


そもそもディスポーザーとは生ゴミを細かく砕いて処理してくれる家電製品のことです。

元々はアメリカ発祥の生ゴミ処理機が起源といわれていて、
日本でこそ珍しい家電という位置ですが、世界では古くから普及されていたようです。

そんなディスポーザーには2種類あって、
細かく砕いた生ゴミをそのまま下水道へ流すタイプ
専用の排水処理槽を経由させて下水道へ流す排水処理システムタイプとあります。

排水処理機能の無いディスポーザーは、
いくら生ゴミを粉砕するとはいえ上手く処理されないまま直接流れていく可能性があります。
そのため日本のほとんどの自治体では認められておらず、
ディスポーザーといえば排水処理システムが搭載されたタイプだと思っておいてもいいかもしれませんね。



 2. ディスポーザーの使い方・注意点


具体的にディスポーザーはどうやって使うのでしょうか?

スイッチを押すたびに粉砕してくれる連続投入式
まとめて一気に粉砕するパッチフィールド式とあります。

基本的には水を流しながら生ゴミをディスポーザー内に入れて、
そのままフタをして生ゴミを粉砕させるという手順ですね。

手順も簡単で便利なディスポーザーですが、
使う上での注意点も抑えておいたほうが良いでしょう。

まずたまねぎの皮、とうもろこしの芯やバナナのヘタなど繊維質の多いものは
排水詰まりを起こす可能性があるので入れない
ようにしましょう。

他にも粉砕しづらい貝や甲殻類の殻など、
生ゴミとはいえとにかく堅い物はディスポーザーが壊れやすいのでやめた方が良いでしょう。

またディスポーザー内のゴム部分が劣化する恐れがあるので、
熱湯やゆで汁、油など高温のものも気をつけるべきですね。

特に油を初めとする油脂類は排水処理槽内のバクテリアを死滅させてしまって、
ディスポーザーの機能が落ちてしまったり詰まりやすくなる可能性があります。



 3. ディスポーザーのメリット・デメリット


便利なディスポーザーですが、もちろんメリット・デメリットはあります。

ディスポーザーのメリットは、
何と言っても生ゴミによるシンク内の掃除や生ゴミ自体の処理がラクになることです。
これは家事を行なう上で嬉しいですよね。
生ごみ用の三角コーナーなども要らないので余計な掃除が無くなります。

さらに掃除や処理がはかどる事で生ゴミによる悪臭や害虫を防ぐことができます。
そこまで溜め込むような人は僕以外にはなかなかいないかもしれませんが、
少しでもそういったリスクを減らしてくれるというのはありがたいです。

また冒頭でも伝えたように億劫なゴミ出しは日々の生活で大なり小なり大変だと思いますが、
特に調理時のゴミを減らすことが出来るというのはゴミの全体量も減らせるので、
ゴミ出しが幾分ラクになるはずですよね。

反対にディスポーザーには、
まず費用がかかるというデメリットが挙げられます。

電気代はもちろん水道代もかさみますし、ディスポーザーの維持管理費もかかります。
設置するためにもコストはかかりますしメンテナンス費用もそれなりにかかります。

費用面だけではなく定期的なメンテナンスはどうしても面倒に感じやすいかもしれません。
いくら生ゴミを粉砕して水で流すとはいっても使い続ければ排水管に汚れが付着していきますし、
あくまで電化製品なのでメンテナンスは欠かせません。

 また集合住宅などでは特に振動や音が気になる人もいるかもしれません。
生ゴミを大きいままディスポーザーに入れて粉砕しようとすると、
振動や音がより激しくなるだけではなくディスポーザー自体の故障にも繋がるため注意が必要です。



いかがだったでしょうか。
今回は「ディスポーザーについて」簡単にまとめてみました。

まだまだ日本では設置されている物件の方が少ないディスポーザーですが、
色々とメリットも多いですし、昔から言われている環境問題も加速している現代だからこそ
日本でも少しずつ注目が集まっているようです。

自治体によって設置できるできないは決まっているのですが、
生ゴミ問題で悩んでいる人は導入を検討してみてはいかがでしょうか。