こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。
そろそろ世間的には引越しシーズンに差し掛かろうとしています。
新年度に向けて続々と退去者、入居者の大移動が始まりますね。
かくいう僕もそろそろ引越しを考えようと思っているのですが、具体的にはまだ動いてはいません。
今回はゆっくりと物件選びをしたいので、
物件の移り変わりも激しい引越しシーズンは避けようかなと思っているところです。
そんなこんなで人それぞれ物件選びをする上で色々とこだわりや条件があるかと思いますが、
忙しい現代において需要が高まりつつあるのが24時間ゴミ出し可能な物件です。
24時間ゴミ出しが出来ないと、
基本的にはゴミ回収の始まる前、朝の時間帯にゴミを出す必要が出てきます。
それも朝6時~9時頃といった通勤通学に忙しい朝の時間です。
わざわざ時間を作ってゴミを出して出かけなくちゃならないというのは大変ですよね。
じゃあこっそり時間外に出すかといったらそうもいきません。
夜間にゴミ出しをすると近隣や大家さんとのトラブルも生まれやすくなりますし、
カラスや猫などに荒らされてしまい衛生面もよくありません。
ということで24時間ゴミ出し可能物件があると嬉しいわけですが実際のところどうなのでしょうか。
今回は「24時間ゴミ出し可能物件のメリット・デメリット」についてまとめていきます。

1. 24時間ゴミ出し可能物件のメリット
24時間ゴミ出し可能物件の最大のメリットは、
名前の通り時間を気にせずにゴミを出せることでしょう。
僕なんて朝にめっぽう弱いですから、
そんな1日で1番忙しいといっても過言ではない時間にゴミを出す時間を作るのは一苦労なんです。
これって僕のようなタイプだからでしょうか?
たとえ早起きする人だったとしても別にゴミ出しの時間は自由な方が嬉しいはずですよね。
また自治体によって定められたゴミの日を気にしなくて済むのも嬉しいですね。
あれ?今日って古紙の日じゃなかったっけ?
昨日だった!来週まで待たないと…といった事が起きるとそれはもうストレスです。
こういった時間帯や収集日に関係なく自分のタイミングでゴミが捨てられるとなると、
一気にストレスフリーな生活がやってきます。
好きなタイミングでゴミを捨てられるということは、
部屋にゴミを溜めなくて済むということなので部屋を清潔に保てます。
燃えるゴミの日が来るまで生ゴミを部屋の中で保管しておくと、
ニオイや害虫も気になりますし、何よりせっかくの生活スペースが勿体無いですもんね。
また敷地内、特に屋内にゴミ集積所が設けられていることもあり、
ゴミを出しに行くのに天候を気にしなくて済むというメリットもあります。
部屋から離れた場所、特に屋外へとゴミを出しに行く場合、
雨の日ならわざわざ傘を差して行かなくてはならなかったりするので余計に面倒ですよね。

2. 24時間ゴミ出し可能物件のデメリット
ではメリットだらけのように思える24時間ゴミ出し可能物件のデメリットはどうでしょうか。
それは24時間ゴミを出せるからといって毎日ゴミが回収されるわけではないということです。
具体的にいうなら敷地内のゴミ集積所にゴミが溜まりすぎる可能性があるわけですね。
世帯数などにもよりますが、世帯数が多ければ多いほどゴミも多くなるでしょう。
基本的に敷地内にあるゴミ集積所はある程度の密閉空間である可能性も高いので、
ゴミを出しにいく度にニオイが気になったり、
ゴキブリやネズミ、コバエなどを目撃してしまったりするかもしれません。
もちろん物件の管理側も放っておくわけにもいかないので、
何かと対策はされるのかもしれませんが、
例えばそれでゴミ集積所にいたゴキブリ達が自分の部屋に逃げてくるなんて事があったら、
もう本末転倒な気もしますよね。
ということで24時間ゴミ出し可能にするというのはそれなりに設備の維持費がかかるので、
家賃や共益費、管理費などが高くなる可能性もあり得ます。

3. 24時間ゴミ出し可能物件を選ぶポイント
そんな24時間ゴミ出し可能物件を選ぶ際のポイントについてですが大きく3つあります。
ゴミ集積所の場所、自分の部屋の位置、そしてセキュリティ面です。
1つずつ解説していきます。
まずはゴミ集積所の場所です。
メリットでも挙げたように敷地内の特に屋内に設置されている場合はゴミが出しやすくなります。
その反面、屋外とは違ってニオイがこもりやすく害虫も集まりやすいでしょう。
もちろん設備や管理側のメンテナンス次第ではあります。
ではゴミ集積所が屋外だった場合はどうかというと住民以外の人が捨てに来る可能性があり、
おもわぬトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意が必要です。
次に自分の部屋の位置です。
ゴミ集積所の近くの部屋はどうしても害虫などが集まってきた際に被害を受けやすくなります。
近場でなかったとしても1階~3階くらいまでは油断できません。
できればゴミ集積所から離れた部屋に住むか4階以上の高さがある部屋を選びたいところです。
しかしながらそういったデメリットがあるためゴミ集積所近くの部屋は、
その他の部屋より家賃が下がっている可能性もあるので事前にチェックしておくといいかもしれません。
最後にセキュリティ面についてです。
鍵が付いていない場合、誰でもゴミ集積所に入ることが出来てしまいます。
住民以外の人が捨てに来る可能性があるのはもちろん、
場合によってはストーカーなど不審者の侵入により事件などに巻き込まれる心配もあるので、
出来る限りセキュリティ面はしっかり整った物件を選んだ方が良いでしょう。

いかがだったでしょうか。
24時間ゴミ出し可能だからといって、
ゴミ出しのルールを疎かにしていいというわけではありません。
夜間に大きな音を立てながらゴミを捨てたり、
乱雑に投げ入れてゴミを散乱させたり、分別せずにゴミ出しなどしてしまうと、
近隣や大家さんとのトラブルに直結してしまいます。
時間や曜日指定があろうが、24時間だろうが、
ゴミを出すルールはきちんと守った上で清潔に生活をしたいものですね。