こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

前回に引き続き不動産投資デビューを考えている方々向けに、
【超初心者シリーズ】と題して不動産投資についてお伝えしていきます。

今回はそもそも不動産投資に必要な書類ってなんだろう?
ということで「不動産投資に必要な書類について」まとめていきます。

何か手続きをする上で必要な書類を記入したり準備したりって何かと大変だし面倒ですよね。

前もって何を準備すれば良いか分かっていれば迷うこともないかと思います。
簡単にほぼ箇条書きですが参考になれば幸いです。



 1. 物件購入時に準備する書類


実際に不動産を購入する手続きをする際には、
契約書を取り交わし、契約内容に従い手付金や仲介手数料の一部などを支払うという流れが一般的です。

ローンを利用する場合は、その後の本審査で必要な融資を受けることができなかった場合にも、
契約を解除して白紙にできるように取り決めておくことができます。

■購入申込時

  • 買付証明書
  • ※不動産会社にて準備してもらえます。

    買付証明書とは、売主や不動産会社に提出する書類で、
    この物件をこういう条件で購入したいといった意思を表明する書面です。

    ■売買契約時

  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 印鑑登録証明書
  • ご自身で用意しましょう。

    ※法人の場合
  • 法人の登記事項証明書

  • ※代理の場合
  • 委任状



  •  2. 融資時に準備する書類


    不動産投資を始めるにあたって、金融機関から融資を受け資金調達をするのが一般的です。

    融資を受ける際にも、様々な書類が必要となります。

    手続きの際、書類に抜けや漏れなど不備があると、
    融資の審査を受けられない、といった場合もあるので、
    必要書類に不備がないように確認を怠らないようにしましょう。

    金融機関とのやりとりは、仲介会社が代理で行ってくれる場合もありますが、
    本人と金融機関との面談はほぼ必ずありますので、覚えておきましょう。

    ■融資審査時

  • 物件概要書
  • レントロール(家賃表)
  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 建築確認済証
  • これらは不動産会社にて準備してもらえます。

    レントロール(家賃表)とは、物件の賃貸契約状況をまとめた一覧表です。
    投資をする上でその物件の収益力を見るために、
    賃貸料や管理共益費などを把握するための書類です。

    建築確認済証とは、建築基準法や条例などに従っていて、
    問題ないと確認された物件に交付される書面のことです。

  • 建物図面(各階平面図、立面図、間取り図)
  • 公図
  • ※ご自身で準備しましょう。
    法務局から入手可能です。
    不動産会社が準備してくれることもあります。

    ちなみに公図とは、土地の大まかな位置や形状を記した図面のことです。

  • 登記簿謄本(法務局から入手)
  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票
  • 健康保険証
  • 源泉徴収票(前年分)
  • 確定申告書(3年分)
  • 給与証明書(勤務先の印鑑が必要)
  • 勤務先の会社概要
  • 職歴書
  • 納税通知書
  • 資格等証明書(公的・国家認定の資格)
  • これらはご自身で用意しましょう。

  • 賃貸借契約書・支払通帳
  • 既存ローンの返済予定表
  • これらもご自身で用意する必要がありますが、
    不動産会社によってはテンプレが準備されていて、あとは記入するだけという場合もあります。

  • 団体信用生命保険申込兼告知書
  • 金融機関にて発行してもらえます。

    ※法人の場合
  • 商業登記簿謄本
  • 定款
  • 法人の決算報告書(前3期分)
  • 法人の既存ローンの返済予定表
  • 納税証明書

  • ■金銭消費賃貸契約時(金融機関からローンを受ける際に金融機関と結ぶ契約時)

  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票
  • 健康保険証

  • 団体信用生命保険申込兼告知書
  • 金融機関にて発行してもらえます。

  • 火災保険や地震保険の申込書
  • 保険会社にて発行してもらえます。



     3. 決済、引き渡し時


  • 身分証明書(運転免許証やパスポートなど)
  • 印鑑登録証明書
  • 住民票
  • ご自身で用意しましょう。

    ※法人の場合
  • 法人の登記事項証明書


  •  いかがだったでしょうか。
    見てもらえれば分かるように一言で不動産投資といっても、
    状況に応じて様々な書類を準備しなくてはなりません。

    こんな量を1つずつ覚えておくなんて難しいですが、
    相談した不動産会社が、できる限りサポートをしてくれることもありますし、
    必ずしもこれら全てが必要というわけでもありません。

    何が必要なのかはその時点でしっかりと確認をしておいた方が良いでしょう。

    書面によっては準備するのに時間がかかるものもたくさんありますし、
    例えば役所で発行できるもの、法務局で発行できるもの、金融機関で発行できるものなど
    同じ場所で入手できるならせっかくなのでまとめて手に入れておきたいですよね。

    そのため事前に何が必要なのかを把握して効率よく入手していくのが良いかと思います。
    何度も役所に行くなんて大変ですよね。

    こういった不動産投資を始めるにあたっての手続き時には、少し忙しくなってしまうかもしれませんが、
    区分マンション投資なら、面倒なマンションの管理業務や入居募集などを管理会社や不動産会社に任せることもできるので、
    忙しいサラリーマンの方でも比較的負担が少なく始められるため、
    時間がない方や初心者の方におすすめの投資方法と言えます。

     
      不動産投資

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     というわけで少しでも参考になれば嬉しいです。