こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

賃貸物件の条件を見ていると「追い炊き機能」というものが付いていることがあります。

貧乏性の僕はどうせなら付いている方が良いのかな?と思っていましたが、
色々と調べてみると1人暮らしの場合では必ずしもあったほうが良いというわけでもなさそうです。

実家だとよく追い炊き機能を使ってお風呂に入っていましたが、
そもそもお風呂で使う機能といったざっくりした内容しか分かっていませんでした。

果たして1人暮らしにとって追い炊き機能とはどこまで重要なのか?
少し気になったので今回は「追い炊き機能について」あれこれまとめてみます。



 1. 追い炊き機能とは


改めて追い炊き機能とはどういったものなのでしょうか?

お風呂はシャワーで済ますという人も増えてきている中、
まだまだお風呂にゆっくり浸かりたいと思う人も多いかと思います。

ただお湯を溜めていてもお風呂に入るタイミングを逃してしまい、
せっかく溜めたお湯がすっかり冷めてしまった経験は無いでしょうか?

そういう時に便利なのが追い炊き機能です。

お湯を温めなおす事が出来るので、
わざわざ足し湯をしたりお湯を入れ替えたりする手間が省けます。

ちなみに追い炊き機能と一言で言っても、
浴槽内にある2つの穴を使ってぬるいお湯を吸い込んで温かいお湯を出す自然循環方式と、
浴槽内にある1つの穴でポンプによってお湯を循環させる強制循環方式があります。



 2. 追い炊き機能のメリット・デメリット


そんな追い炊き機能を使うメリットとしては、
何といっても温かいお風呂にいつでも入れることでしょう。

最終的に疲れた身体を癒すのはいつだってお風呂なのです。

家に居たって忙しい時代ですから、お風呂に入るタイミングを見計らうのも、なかなか難しいかもしれません。
また2人以上で暮らしている場合、1番風呂は温かくてもその後はぬるくなりがちですよね。

さらには長風呂をする人の場合、途中でぬるく感じることもあるかと思いますが、
追い焚き機能で手軽にお湯を温めなおせば良いので、非常に便利です。

追い炊き機能には自動お湯張り機能が付いていることがほとんどです。
設定した量になると自動でお湯張りがストップする優れものです。
そのためお湯張りが簡単になるのも嬉しいですね。

追い炊き機能があればわざわざお湯を入れ替える必要が無いので、
結局のところ水道代の節約に繋がります。
毎日お風呂に浸かる人や1日で何人もお風呂に浸かる家庭なら助かりますよね。

自動お湯張り機能はもちろん予約機能や保温機能、呼び出し機能など、
追い炊き機能のタイプによって様々な機能の恩恵を受けられるのもメリットといえるでしょう。

では追い炊き機能のデメリットは何なのでしょうか。

1番は家賃が高くなりがちということです。
そもそもお風呂に入らずシャワーで済ませたり追い炊き機能を使う頻度が少ない場合、
トータル的に見るともったいない可能性もあり得ます。

また浴槽だけではなく風呂釜の掃除が必要になります。
これは掃除嫌いの僕にとっては辛いところです。

前述したように追い炊き機能付きの浴槽には1つや2つ穴が付いているのですが、
その先に風呂釜があり、そこで温めたお湯を循環させるという仕組みです。
そのため風呂釜にはどうしても皮脂汚れや水アカなどが溜まりやすいのです。

専用の洗浄剤を使って定期的な掃除が必要になってきます。

衛生面の話をするならば、
浴槽に溜めたお湯を使いまわすということ自体が心配になるかもしれません。
実際、お湯を使いまわすより新しいお湯にした方が衛生的には良いといえるでしょう。

最後に入浴剤が使えない場合があるというデメリットもあります。
入浴剤の成分によっては風呂釜へと続く配管や風呂釜自体を傷めてしまう可能性があるようです。
どうしても入浴剤を使用したい場合は風呂釜を傷めない成分かどうか、
しっかり確認して使用する必要がありますね。



 3. 1人暮らしで追い炊き機能は必要なのか?


結局のところ1人暮らしで追い炊き機能は必要なのか?という問題ですよね。
ここを解決させないといけません。

そもそもここまで書いといてなんですが僕は基本的にはシャワー派なんです。
僕のようにシャワー浴びられれば十分という人には全く要らないといえるでしょう。

とはいえ追い炊き機能があれば…手軽にお湯張りできるなら…、と思ったりもしますが、
現実的に普段から浸かる習慣が無いなら家賃を抑えられるので、
わざわざ追い炊き機能付きを選ぶ必要はないかもしれません。

逆に長風呂派の人にとっては非常に便利で大事な機能といえます。
1日に何度もお風呂に浸かる場合にいちいちお湯を入れ替えるのはさすがに面倒臭いと思うので
追い炊き機能があれば非常にラクでしょう。



いかがだったでしょうか。
今回は「追い炊き機能について」まとめてみました。

近くに銭湯があってお湯に浸かりたい場合は銭湯に行くという人には興味ない話かもしれませんが、
僕のように大したデメリットも知らずに、
とりあえず“付いてるなら付いてるでいいか”と思っていたのなら損かもしれません。

しかしながら不思議なものでこれを書きながら無性にお風呂に浸かりたくなってきた自分がいます。
久しぶりに温泉でも行こうかな…。