こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

 1人暮らしをするということは身の回りの管理を全て自分でやらなければいけません。
もちろんお金を支払って家政婦さんを雇ったりもできますが、
なかなかに限られた方々の話なので一般的には自己管理が必要です。

じゃあこれから1人暮らしをしようとした場合に、そもそも初期費用ってどんなもんだろう…と気になる方も多いかと思います。

特にこれから1人暮らしを始める方向けに
揃えておいた方が良い必需品をまとめた記事があるので合わせて読んでみてください。


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    初めての1人暮らし!ひとまず揃えておくべき必需品とは

  • どういったものを揃えたほうが良いのか?に続いて、1人暮らしをする上でどれくらい費用がかかるのか?について考えてみます。

    というわけで今回は「1人暮らしの初期費用」についてまとめていきたいと思います。


    1. 賃貸の初期費用
    2. 引越し費用
    3. 家具家電の購入費

     


    ■賃貸の初期費用
    賃貸物件に住む場合、敷金・礼金や仲介手数料など含めて大体家賃の4~5ヶ月分はみといたほうがいいかと思います。
    当然ですが物件によってかかる費用は変わってくるので注意してください。

    まずは敷金。
    退去する時に部屋を入居前の状態に戻すための費用です。
    きれいな状態で退去できる場合などで使わなかった分は戻ってきます。
    大体家賃の1~2ヶ月分の負担が多いです。

    次に礼金。
    入居する物件の大家さんに渡すお金です。
    敷金と同じく家賃の1~2ヶ月分の負担が多いです。
    元々は住宅が少なかった時代に生まれた慣習といわれており何故か現代にまで残っているお礼金です。
    この礼金が無い物件も増えてきていますが地域によりバラバラです。
    特に関東圏は未だに多い印象があります。

    そして仲介手数料。
    不動産屋さんや仲介会社に支払う、大家さんとの仲介してくれた謝礼金のようなものです。
    家賃1ヶ月分が上限になっています。

    火災保険料も必要です。
    大家さんや不動産屋さんが指定している保険への加入となるため基本的に選べません。
    大体1万円~1万5千円くらいでしょうか。

    前家賃や日割り家賃も発生します。
    前家賃は家賃発生する月の翌月分の家賃で、
    日割り家賃は月の途中で部屋を借りた場合の残り日数分の家賃のことです。
    月初に入居すれば前家賃は無く通常通りの家賃請求になったり、月末に入居すれば日数が減るので日割り家賃を安くすることができます。

    連帯保証人の代わりに保証会社を利用する場合は保証会社利用料がかかったり、
    部屋の鍵交換が必要なら鍵交換費用が発生したりもするでしょう。

    といったように、賃貸の場合は諸々で大体家賃の4~5ヶ月分はかかるといわれているのです。
    不動産屋さんに相談して、例えば礼金を下げてもらうなどの交渉が出来る場合もあります。
    入居したい部屋の初期費用で何がどれくらいかかるのか、
    費用を抑えることはできるのかというのはしっかり確認した方がいいでしょう。



     

    ■引越し費用
    1人暮らしをするための費用は賃貸の初期費用だけではありません。
    丸腰で住むなら不要ですが、基本的には引越し費用がかかってくるでしょう。

    引越し費用は、このあと説明する家具家電の購入費と合わせて、
    自分次第な部分でもあるのである意味初期費用を節約できる大きなポイントになります。

    まず引越し業者を利用する場合は、
    引越し時期や移動距離そして荷物の量によって値段が変わることは知っておいた方がいいです。
    なので何とも言えないですが大体5~10万円くらいはかかるんじゃないでしょうか。

    そして、大手か中小企業かによって少し差はありますがサービス面など費用以外も比較していくと
    そこまで大きな差は無いように思えます。
    要は、大手という安心感が良いのか中小のような融通を利かせてくれる方が良いのか、
    といった選び方でもいいと思います。

    もちろん引越し業者によっては単身パックなどのお得なプランを用意していたりもしますし、
    引越し日が近くなればなるほど予約が取りづらくなって料金は上がっていくので、
    早めに何社か見積もりを出して決めてしまう方がいいでしょう。

    引越しする距離がさほど遠くなければ、
    レンタカーなど借りて友人などと一緒に引越し作業をするという方法もあります。
    費用は格段に抑えられると思いますが、当然疲労感はすさまじいことになるでしょう。

    ■家具家電の購入費
    最後に家具家電の購入費ですね。
    基本的には必要最低限のものだけ揃えて少しずつ買い足していく事をオススメします。

    全てイチから揃えるという状況で考えてみます。

    冷蔵庫(2万円)、洗濯機(2万円)、電子レンジ(1万円)、
    電子ケトル(3千円)、掃除機(1万円)、寝具(2万円)、
    収納家具もろもろ(2万円)、カーテン(5千円)、テーブル(3千円)

    金額はほんとざっくりとですが10万円ちょっとくらい。
    必要最低限だとこんなところでしょうか。

    あとは実家から持ってこれたり、家電量販店で1人暮らしセットで安く購入したり、
    リサイクルショップで購入したり、と費用を抑える方法はいくつかあります。



     いかがでしょうか。
    1人暮らしを始めるにも何かと費用がかかりますね。

    賃貸の初期費用とおサイフ事情を考えながら、
    引越し費用と家具家電の購入費をうまく調整していくのが良い
    と思います。

    少しでも参考にしてもらえたら嬉しいですね。