こんにちは。ライターのねぎみじんと申します。

不動産投資デビューを考えている方々向けに不動産投資についてお伝えしていく、
【初心者シリーズ】と題して不動産投資について色々と考えていきたいと思います。

最近では資産運用という言葉も目立ってきました。
全くの初心者からすると資産運用と聞いてもいまいちピンと来なかったり、
はたまたギャンブルのような怖さを感じたり、
高額な資金を所持している大富豪や大手企業の社員などにならないと出来ないと思ったりするかもしれません。

そもそも資産運用と一言でいっても様々な方法があります。
初心者の方は結局どれが自分に合っているのか分からないですよね。

というわけで今回は「色んな金融商品について」簡単に解説していきたいと思います。
みなさんに合った商品が見つかれば幸いです。

 


 1. 自身で運用していく商品(外貨貯金、株式投資、FX、暗号資産)


自分自身で積極的に運用していく必要がある投資商品は、
成功すれば大きなリターンが期待できますが、失敗した際のリスクもまた大きいのが特徴です。

対象商品の値動きはもちろん、国内外の経済情勢や為替相場など、
広く情報を収集していく必要があります。

リスクを受け入れられるだけの資金力と屈強な精神力、
そして時間に余裕がある人に向いているのかもしれません。

○外貨預金、FX
外貨預金とFXは主に日本円と海外通貨との価値の変動を利用して収益を得る方法です。

外貨というだけあって日本情勢だけではなく世界情勢にも目を向けていかなければなりません。
当然自分から積極的に情報収集していく力が求められますし、
向かい合う時間も多いに越したことはありません。

外貨預金とはその名の通り外国通貨で行なう預金のことです。
外貨預金にも外貨普通預金と外貨定期預金があります。
もちろん日本円と同じです。

為替変動によって為替差益を狙えるというメリットがあります。
簡単にいうなら円高のタイミングで購入していた外貨を、
円安になったタイミングで日本円に戻すことで利益を生み出すというものです。

そして円に戻さずに預金しているだけで、
日本円よりも高い金利を得られる可能性があるというのもメリットといえます。

デメリットとして、為替変動のリスクが伴うことが挙げられます。
常に変動している為替の動きを読む力が無いと最適な利益は得づらいかもしれませんし、
そもそも外貨を購入した日よりも円安になるとも限らないので注意が必要ですね。

また為替手数料にも気を付けた方が良いでしょう。
日本円から外貨へ換える際と外貨から日本円へ換える際には手数料がかかります。
金融機関や通貨によって手数料の金額も変わってくるので、
取引する際は事前確認をした方が良いでしょう。

続いてFXについてです。

FXとは外国為替証拠金取引とも呼ばれ、為替差益を得ることを目的とした投資商品です。
ちなみに外国為替という意味のForeign eXchangeの略です。

外貨を運用し、値上がりや値下がりで利益や損失が出て、
通貨に応じて金利がもらえるといった点は外貨預金と同じです。

FXのメリットとしてはスワップポイントが受け取れることでしょう。
スワップポイントとは金利の差額のことです。
低い金利の通貨を売り、高い金利の通貨を買うことで生まれる差額が利益に繋がります。

また一定の担保金を預けることで、
手持ち資金よりも大きな金額を取引できるというのもメリットです。

借り入れを利用し、手持ち資金以上の金額で取引をしリターンを高めることを、「レバレッジ」といいます。しかし、手持ち資金以上の金額で取引ができるということは、
借り入れをしていることになりますので、
損失が出てしまった場合に、負債を抱えてしまう可能性があることに注意しなくてはなりません。

○株式投資
企業の発行した株式を購入し、配当金や株式優待、株式の売却で利益を得る方法です。

日本企業なら国内の情勢だけ把握しておけばいいかと思いきや、
海外情勢に影響される企業も多いので国内情勢だけでの判断は危険かもしれません。
当然、情報収集力も必要でそこに割く時間も多いほうが良いでしょう。

株式投資のメリットとして長期保有しているだけで配当金や株主優待がもらえることが挙げられます。
株の売却も出来るわけですが、初心者は保有しておくだけでも<、br />こういったメリットがあるので嬉しいかもしれませんね。

またミニ株というサービスもあり、1株から株式を購入することも出来るので、
少ない資金で投資も可能になっています。

元本保証が無いというのはデメリットです。
特に投資した企業が倒産してしまうと保有株の価値が無くなるため、
投資した資金を失ってしまうリスクがあります。

また、信用取引という、レバレッジをかけて株式を購入する方法もありますが、
こちらもF X同様、
投資資金以上のマイナスを被る可能性もあるので注意が必要です。

○暗号資産(仮想通貨)
何かと話題に上がる暗号資産(仮想通貨)ですが、
2017年から2018年にかけてのビットコイン高騰で大儲けした人もいれば、
買うタイミングを間違い、価値が暴落し、大変な目にあった人もいるというのを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

つまり短期間で大きな利益を狙うことも出来ますし、
かえって大きな損失を生む可能性もあるという投資方法です。

インターネット上に存在している仮想通貨というデータを買って、
他の仮想通貨や現金との交換率の変動により差額を利益とするわけです。

FXや株よりもまだまだ新しい市場のため
為替よりも市場規模が小さく流通量も小さいため変動が大きくなりやすく、
大きな利益を狙える
のがポイントです。

あくまでデータなので手数料がかからず海外へ送金できるという特徴は非常に便利です。

ですが、将来的に仮想通貨がどう利用されていくか、どう価値が見出されていくかが、まだまだ不透明なので、
場合によっては全く価値が無くなる可能性も秘めています。



 

 2. プロに任せる商品(投資信託)


金融のプロに任せられるのが投資信託です。
もちろんプロに任せるからといってノーリスクというわけではないですが
安定したリターンは見込めるかもしれません。

資金に余裕はあるけど時間が無かったり、
そもそも投資に自信はないけど投資したい人に向いているかもしれません。

そもそも投資信託とは、
投資家から集めたお金を1つの資金としてまとめ、専門家が株式や債券などに投資・運用し
投資家の投資額に応じて分配される金融商品のことです。

投資信託なら小口のお金をまとめて大きな資金として運用するので、
少ない資金で手軽に始められるというメリットがあります。

また投資の基本としてリスクを分散する方法がありますが、
自分だけで分散投資を行なおうとすると多くの資金が必要になりがちです。
この投資信託という方法なら色々と分散投資もしやすくリスクヘッジしやすくなっているのが特徴的です。

そして金融のプロが運用してくれるため、
なかなか初心者には手を出せない海外株式や債券にも投資が可能になります。

ではデメリットは何があるかというと、
まず頼む先によっては手数料が割高な可能性があることを覚えておいた方が良いでしょう。

自分で行なう株式投資やFXと比較するとどうしても大きなリターンは期待できないので、
短期間で資産を増やそうと思っているならやめた方が良いかもしれません。

元本保証も無いので確実に利益が出るとも限りません。



 

 3. 基本的には放っておく商品(預金、貯蓄型保険、債券、金、不動産投資)


最後に基本的には放っておく投資方法についてまとめていきます。
どちらかというと資産を増やすというより守っていくという側面が強いかもしれません。
攻めより守りというイメージがあり、
短期間で増やすというよりかは将来に向けて着実に増やしていくような方法といえるでしょう。

少ない運用資金で出来ますし時間もかからないため会社勤めの人や時間が無い人でも可能だと思われます。

○預金(貯金)
代表的なのが預貯金です。
あまりにも普段から行なっているので気付きにくいですが、
日本円に投資をしているという立派な資産形成です。

預金(貯金)のメリットはその簡単さです。
自分で貯め込むいわゆるタンス貯金や、
銀行の店頭やネットで口座さえ作れば金融機関と取引するのも簡単です。

デメリットとしてお金が増えにくいというのが大きな特徴です。
そもそも預貯金にお金が増えるという発想すら持たない人が大半かもしれませんね。

しかし自分の資産を金融機関へ預けるという行為であり金利という存在が関わっているので、
本来であればお金を増やす仕組みなはずなのですが、あまりにも低金利なため増える印象が無いのです。

また円安になり物価が高騰すると価値が下がり損をしてしまうリスクもあります。

預金(貯金)のリスクについては、以下の記事で詳しく解説しています。

    不動産投資

【初心者シリーズ】貯金ではなく不動産投資するのはアリ?



○貯蓄型保険
保険と預金両方の性質を併せ持つ投資商品です。
「保険」と銘打っていますが外貨建て保険や変額保険など投資の知識が必要な商品もあります。

保険料払込期間後の解約返戻金は払い込んだ保険料全額が戻る仕組みになっているのですが、
返戻率によっては支払った保険料よりも受け取る額の方が多くなる可能性もあります。

また急な資金繰りが必要となった場合は、
解約返戻金の一部を限度として保険金の前借りができる契約者貸付制度というものもあります。

しかしいわゆる「掛け捨て型」と比べると、保険料が高いですし、
早期解約をしてしまうと元本割れを起こしてしまうリスクもあります。

○債券(国債、社債)
国や企業が発行する債券を購入することで国や企業に貸付を行なうという方法です。
特に国債は元本割れのリスクが少ないといわれています。

国債に関していうと元本と金利は国が保証するので確実性はかなり高いと言えます。
金利は預金よりかは高めに設定されていて最低金利という設定もあるので、
金利がゼロになるという心配も少ないでしょう。

1万円単位で換金も可能なので急な資金繰りが必要となっても安心ですね。

とはいえ投資信託と比べると金利は非常に低いです。
どうしても安定しているとそれだけリターンも少ないというわけですね。

社債に関しては相手が国ではなく企業になります。
そのため預金や国債と比べて金利が高いですし、
FXや株式と比較すると元本割れのリスクも少なく安全性が高い特徴があります。

ただし小額投資は難しくハードルは高いといえるでしょう。

○金
お金ではなく金属の金(きん)です。
金といえば現物資産として有名ですよね。
その希少性の高さから資産として価値があるわけです。

株や債券、さらには紙幣といったものは国や企業が価値を作り出しているものですが、
金は埋蔵量が限られているため希少性が高いので無価値にならないと考えられています。

またデータ化される株や債券、紙幣と違って
現物所持できる安心感も得られることでしょう。

現物資産というのはインフレや有事に強いという特徴があります。
資産運用のリスクヘッジの1つとして有効といえるでしょう。

デメリットとして持っているだけでは利益という面においてあまり意味を成しません。
いわゆるキャピタルゲインでのみ利益を生み出すことになります。

※キャピタルゲインやインカムゲインの意味は、
以下の記事で解説しています。

    不動産投資

【超初心者シリーズ】不動産投資で知っておきたい単語集25選



また日本円で金を購入しているように見えても実際は米ドル建てで取引されているので、
為替の影響を受けることも忘れてはなりません。
インフレや有事に強いとはいえ円高ドル安という環境下では金価格も下落してしまいます。

そして当然ながら現物を所持している場合は盗難や紛失というリスクもあるため、
しっかりと守り抜く必要がありますね。

○不動産投資
マンションやオフィスビルなどの物件を購入し、家賃収入や物件売却で利益を得る方法です。

物件売却でキャピタルゲインを得る場合は自分で運用していく投資という考え方になりますが、
ここではマンションを1部屋単位で購入し第三者へ貸し出すことで家賃収入=インカムゲインを得る
「区分マンション投資」を前提にまとめます。

ローンを組んで購入できるので、審査に通れば自己資金が少なくても投資が可能ですし、
完済さえすればその後の家賃収入はダイレクトな収入となるので、年金代わりになるといえます。

また団体信用生命保険というものがあり、
ローン支払い中にローン契約者が亡くなったり高度障害状態になった場合はローン残債が全額返済されます。
もちろん遺族が存続すれば物件の所有は続けられるので、生命保険代わりにもなり得ますね。

物件売却を考えないなら空室にならないことだけ気にしていれば特に時間は必要ありませんし、
1棟買いと違って1部屋管理なら建物全体を管理する必要もありません。

もちろんデメリットとして空室や家賃滞納のリスクはあります。
また土地や不動産自体の価値が下がり家賃を下げざるを得ない状況になる可能性もあります。

そういった可能性を極力減らすために、
東京23区内の駅チカや入居率の高いワンルーム物件などを選ぶのがオススメです。

区分マンション投資のメリット、デメリットについては、
以下の記事でさらに詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

    不動産投資

意外と敷居が高くない?投資デビューにおすすめの区分マンション投資!【超初心者シリーズ】





いかがだったでしょうか。
今回は【初心者シリーズ】として「色んな金融商品について」まとめてみました。

こう大まかな種類をまとめてみただけでもたくさんの金融商品があることが分かりますよね。
さらに細かく種類が分かれていると思うとまだまだ勉強が必要だと感じます。

最近では日本でも国が投資を推し始めていて、
投資というものを意識し始める人が増えてきています。

じゃあ円安で円の価値が下がるからといって、
焦ってよく分からない投資に手を出すのは本末転倒な気もします。

ぜひじっくり吟味して選んでもらえれば幸いです。